追い込まれるアンソニー・ファウチ　その６

ファウチ博士が私たちを真実から遠ざけていたことを示す新しい文書
by ポスト編集部
2021年9月7日

聖アンソニー・ファウチは後光を失った。

この1年以上、メディアは親切な科学者の祖父をある種の無謬の聖なる人物として称えてきた。

しかし、新しい報道によると、科学者がウイルスを操作して感染しやすくし、その影響を研究して治療法を開発する「機能獲得型」研究に米国の資金が使われたことはないというファウチ氏の主張に疑問を投げかけている。

インターセプトが入手した記録によると、米国政府の科学機関が「エコヘルス・アライアンス」という組織に交付した助成金の詳細が記載されており、エコヘルス・アライアンスはその資金の一部を中国の武漢ウイルス学研究所の研究に流していた。この契約書には、「突然変異したウイルスを改変する前に、NIAIDは提案された変更点の「詳細な説明」を必要とする」という条項がある。また、コロナウイルスに関する研究は、"NIAIDに提出して審査と承認を受けなければならない "とされている。

NIAIDとは、国立アレルギー感染症研究所のことで、アンソニー・ファウチが所長を務めている。

ファウチは5月、米国は「武漢ウイルス研究所の機能向上研究に資金を提供したことはないし、現在もしていない」と主張した。

おそらく彼は「機能向上」を狭義に定義しており、突然変異したウイルスを変化させることはカウントしていないのだろうが、ランド・ポール上院議員（共和党）は確かにそうではなく、「驚いた、驚いた、ファウチはまた嘘をついた」とつぶやいている。

ファウチは、武漢研究所の関係者との親密な関係から、何度も危険な目に遭っている。COVIDが発生した後、EcoHealth社のピーター・ダザック社長は、ファウチ氏を含む科学者たちに、ウイルスが武漢の研究所から流出したという説を公に非難させようと奔走した。その結果、フェイスブックをはじめとするソーシャルネットワーク上で、武漢の研究所に対する疑惑を「虚偽」として検閲することに成功したのである。

結局、研究所からの漏洩説は無視できないものとなったが、その時点では、数カ月後には中国は証拠のほとんどを破棄し、国際的な不名誉を免れていた。

ファウチはCOVID-19の真相を知る上での障害となっている。彼が説明責任よりも資金や研究を優先していることは明らかです。

議会はファウチ氏に、エコヘルスと武漢について何を知っているのか、宣誓の上で正確に説明するよう求めるべきです。そして、前にも言ったように、彼を辞めさせる必要がある。彼は、パンデミックとの戦いを成功させるために必要な信頼を損ないました。ワクチンを接種した社会は前進する必要があります。そして、真実を知る必要があるのです。

原文：
New documents show Dr. Fauci has been keeping us from the truth
By Post Editorial Board
September 7, 2021

St. Anthony Fauci just lost his halo. 

For more than a year, the media has hailed our kindly scientist grandfather as some sort of infallible holy figure. 

But new reporting casts doubt on Fauci’s insistence that no US money went to “gain-of-function” research — where scientists manipulate viruses, often making them more transmittable, to study their effects and develop treatments. 

Records acquired by The Intercept detail grants that the US government’s scientific agencies gave to an outfit called EcoHealth Alliance, which funneled some of that money to research at the Wuhan Institute of Virology in China. One clause in the contract says that “prior to altering mutant viruses,” the NIAID needed a “detailed description” of the proposed changes. Work on coronaviruses “must be submitted to NIAID for review and approval.” 

The NIAID is the National Institute of Allergy and Infectious Diseases, of which Anthony Fauci is the director. 

In May, Fauci insisted that the US “has not ever and does not now fund gain-of-function research in the Wuhan Institute of Virology.” 

Perhaps he defines “gain-of-function” so narrowly that altering mutant viruses doesn’t count, but Sen. Rand Paul (R-Ky.) certainly doesn’t, tweeting, “Surprise, surprise — Fauci lied again.” 

Fauci’s coziness with Wuhan lab associates has left him compromised again and again. After the COVID outbreak, Peter Daszak, president of EcoHealth, scrambled to get scientists — including Fauci — to publicly denounce the idea that the virus leaked from the Wuhan lab. Daszak’s efforts paid off when Facebook and other social networks censored any allegation against the lab as “false.” 

Eventually, the lab-leak theory became too likely to ignore — but at that point, months later, China had destroyed most of the evidence and dodged international disgrace. 

Fauci has been an impediment to knowing the true story of COVID-19. It’s obvious he’s prioritized funding and research over accountability. 

Congress should call Fauci on the carpet to explain under oath exactly what he knows about EcoHealth and Wuhan. And then, as we’ve said before, he needs to go. He’s undermined the trust needed to successfully fight the pandemic. A vaccinated society needs to move on. And it needs to know the truth.