イスラエル、「完全なワクチン接種」の定義をCOVID-19ワクチンを3回接種した人に変更

イスラエル、「完全なワクチン接種」の定義をCOVID-19ワクチンを3回接種した人に変更
2021年9月3日（金） by：アルセニオ・トレド 

(Natural News) イスラエル政府は、完全なワクチン接種を受けた人の定義を、武漢コロナウイルス(COVID-19)ワクチンを3回接種した人という意味に変更しました。

イスラエルのコロナウイルス対策の責任者であるサルマン・ザルカ博士は、「我々は、ワクチンを受けることの意味を更新している」と述べています。

イスラエル政府は、COVID-19を接種するように人々を強制している。ブースターを受けない人には、外食や旅行などの活動が制限されると言って、強要しているのです。(関連記事 イスラエルは、住民がCOVID-19のブースター投与を受けなければ、ワクチンパスポートは6ヶ月で失効すると警告している)

中東の国の議員は、経済的に壊滅的なコロナウイルスによるロックダウンを再び避けるためには、全員にCOVID-19ワクチンを3回接種することが唯一の方法であると根拠もなく主張している。

ニッツァン・ホロヴィッツ保健大臣は、「私はロックダウンをしたくないし、何としてもロックダウンを避けるつもりだ」と述べた。「すべてがオープンだが、マスクとワクチンが必要だ」と述べています。

イスラエルは、世界で最も早く大量のワクチンを接種した国のひとつです。これにより、イスラエルは世界で最もワクチン接種率の高い国の一つとなりました。しかし、それでも新たなCOVID-19感染者の出現を防ぐことはできず、6月初旬には、イスラエルにおけるコロナウイルスの新規感染者数が再び急増し始めました。

イスラエル政府が発表したデータによると、同国が使用しているCOVID-19の主なワクチンであるファイザー・バイオンテック社製のワクチンは、年初に完全なワクチン接種を受けた人の症状のある感染を防ぐ効果はわずか16％でした。

ワクチンがCOVID-19の新規感染を防ぐのに有効ではないという証拠があるにもかかわらず、イスラエル政府はできるだけ多くの人にワクチンを接種し、完全にワクチンを接種した人にはさらに追加でワクチンを接種する計画を進めています。

8月31日の時点で、イスラエルの62.4％の人がCOVID-19ワクチンを少なくとも2回接種しています。また、5.7％の人がCOVID-19ワクチンを1回だけ接種しています。ブースター接種を受けたイスラエル人の数については、明確なデータはありません。しかし、イスラエル政府は、イスラエルの人口930万人のうち200万人以上がすでに3回目の接種を受けていると主張しています。

イスラエル人は、追加の予防接種が経済に悪影響を及ぼすことを恐れている

イスラエルの企業経営者たちは、COVID-19の追加接種義務化によって、ビジネスが不必要に複雑化するのではないかと懸念しています。

彼らが最も懸念しているのは、ワクチンの接種状況の変化が、グリーンパスとして知られるワクチンパスポートの保有者にどのような影響を与えるかということです。イスラエル政府は最近、グリーンパスの保有者は3回目の接種をしなければパスが失効する危険性があると発表しました。

ラマトガン市でレストランを経営している5歳のロイ・シャドゥールさんは、グリーンパスが制定されて以来、お客さんが減ってきていると言います。これは、グリーンパスを取得する資格のない子供のために、必要な予防接種やCOVID-19の陰性検査を受けるよりも、注文することを好む顧客がいるためだ。

"薬がなくても、痛いところを突かれるだけだ "とシャドゥアは言う。

エルサレムのカフェで働くトバテル・マゲンさん（28歳）は、「なぜ私たちが最初の国なのか」と問いかけ、ブースター投与に反対している。「彼らは私たちを実験台にしているのです」。

もし、再びロックダウンが起こった場合、イスラエルの中小企業の少なくとも4社に1社は大きな影響を受けると言われています。これは、イスラエルのトップ弁護士であり、破産・倒産分野の専門家であるオデッド・チェン氏による。

チェン氏によると、規制が再び導入された場合、企業の負債額はさらに40億イスラエル・ニューシェケル（12億4,000万ドル）に達すると予想されます。

負債額が増加する企業の多くは、今回のロックダウンで辛うじて生き残ったものの、すでに赤字経営に陥っている可能性が高く、再びロックダウンが行われれば、完全に閉鎖されてしまう可能性があります。

2020年だけでも、約24,000件の債務・法律扶助事件が発生し、そのうち約10,000件が破産・倒産に関するものでした。

イスラエルでの集団予防接種の状況については、Vaccines.newsの最新記事をご覧ください。

ソースは以下の通りです。

WSJ.com

CNBC.com

OurWorldInData.org

JPost.com

原文：
Israel changes definition of “fully vaccinated” to mean person who receives three COVID-19 vaccine doses
Friday, September 03, 2021 by: Arsenio Toledo 

(Natural News) The government of Israel has changed the definition of fully vaccinated to mean a person who has received three doses of the Wuhan coronavirus (COVID-19) vaccine.

“We are updating what it means to be vaccinated,” said Dr. Salman Zarka, Israel’s coronavirus czar.

The Israeli government is also coercing people into getting the COVID-19 booster doses. It is doing this by saying those who do not get the boosters will face restrictions on dining out, traveling and on other activities. (Related: Israel warns vaccine passport will expire in six months if residents don’t get COVID-19 booster dose.)

Lawmakers in the Middle Eastern country claim without evidence that getting everybody three doses of the COVID-19 vaccine is the only way to avoid another economically devastating coronavirus lockdown.

“I don’t want to impose a lockdown and I will avoid a lockdown at all costs,” said Minister of Health Nitzan Horowitz. “Everything is open – but we need masks and we need vaccines.”

Israel had one of the fastest mass vaccination programs in the world. This quickly propelled the country into becoming one of the world’s most vaccinated countries. But this did not prevent new COVID-19 cases from appearing, and by early June the number of new coronavirus infections in Israel started surging again.

Data published by the Israeli government showed that the Pfizer-BioNTech vaccine, the main COVID-19 vaccine the country uses, was just 16 percent effective at preventing symptomatic infection for people who were fully vaccinated early in the year.

Despite the evidence showing the vaccines do not help prevent new COVID-19 cases, the Israeli government is still pushing through with plans to vaccinate as many people as possible and to give the fully vaccinated an additional dose of the vaccine.

As of Aug. 31, 62.4 percent of Israel has received at least two doses of the COVID-19 vaccine. Another 5.7 percent of people have received just one dose of the COVID-19 vaccine. No clear data is available regarding how many Israelis have received a booster dose. But Israeli officials claim over two million out of Israel’s population of 9.3 million have already received a third dose.

Israelis fear additional vaccination requirements could hurt the economy

Business owners in Israel are afraid that the additional COVID-19 vaccination requirement will result in unnecessary complications with their businesses.

Their main concern is how the change in vaccination status will affect holders of vaccine passports, known as the green pass. Israeli officials recently announced that holders of the green pass must get a third dose or risk their pass expiring.

Roy Shadur, a 5o-year-old restaurant owner in the city of Ramat Gan, said his customers have been dwindling since the green pass was instituted. This is because his customers prefer to order in rather than get the required vaccinations or negative COVID-19 tests for their children who are not yet eligible to get a green pass.

“It’s just the part that hurts, without the medicine,” said Shadur.

“Why are we the first country to do this?” asked Tovatel Magen, 28, who works at a cafe in Jerusalem and disagrees with the booster doses. “They are doing experiments on us.”

If another lockdown were to occur, it is estimated that at least one out of every four small and medium-sized businesses in Israel will be significantly affected. This is according to Oded Chen, a top Israeli lawyer and expert in the field of insolvency and bankruptcy.

If restrictions are reintroduced, Chen said the expected debt value in businesses will reach an additional four billion Israeli New Shekels ($1.24 billion).

A lot of the businesses whose debt values will increase most likely barely survived the latest lockdown and are already operating at a deficit, and another lockdown could cause them to shut down completely.

In 2020 alone, around 24,000 debt and legal aid cases were opened, nearly 10,000 of which were related to bankruptcy and insolvency.

Learn more about the mass vaccination situation in Israel by reading the latest articles at Vaccines.news.

Sources include:

WSJ.com

CNBC.com

OurWorldInData.org

JPost.com