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人々の覚醒が試されるワクチン接種 その98

「ワクチン接種3カ月で抗体量が4分の1に減少」 藤田医科大学が発表、ファイザー製を調査
2021年8月25日 19:21

新型コロナウイルスのワクチンの接種から3カ月後に、抗体の量が減少したとの調査結果を、愛知県豊明市にある藤田医科大学が発表しました。
 愛知県豊明市にある藤田医科大学は、ファイザー社製のワクチンを接種した大学の教職員209人を対象に、血液中のウイルスに対する抗体の量を調査しました。

 1回目の接種から3カ月後の抗体の量は、2回目の接種から14日後と比べ、約4分の1にまで減少しました。

 「接種後3カ月ぐらいの時点で割と急激な減衰がみられて、その後少しずつ下がっていく」(藤田学園 新型コロナ対策本部 土井洋平 対策本部長)

 また年代別や男女別で抗体の量の平均値を比較したところ、年代・性別を問わず、同様の減少がみられました。

 藤田医科大学は「ワクチンの効果が時間とともに低下している可能性を示している」としています。

 一方で、土井対策本部長は「海外の研究では、接種から6カ月後でも発症や重症化を予防する効果が示されている」とも話した上で、抗体の量の減少がどの程度ワクチンの効果に影響しているかは、今後も研究が必要だとしています。

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