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トランプの上院での弾劾裁判はやぶ蛇

張陽チャンネル第107回で言及された2月9日から始まる米国上院でのトランプ弾劾裁判が民主党にとってやぶ蛇になるかもしれないという内容。そもそも弾劾裁判は大統領にしか資格が無い裁判なのに一般人であるトランプを訴えたことがまず違憲であるとの指摘。当然です。また、下院では公聴会も開かず即採決を取ったことも弾劾裁判としての手続きに違反していること。全く同感です。

ここからが面白かった。トランプ側の弁護士は、上院での弾劾裁判に向けて声明を発表してます。それは先般の大統領選挙不正の証拠の展示会にすること。1月6日の暴動以前に如何に民主党員がアンティファやBLMを使った暴動に加担していたかのビデオを上映すると。この弾劾裁判は全米中に生放送されるとの事ですからトランプ側には願ったり叶ったりな状況になることでしょう。このような状況で裁判官役の上院の共和党議員は、トランプを有罪にできるのでしょうか?出来なくて無罪と言うのであれば大統領選挙不正を証拠採用したことになるのではないか?と言うものです。そうであるのなら1月6日の選挙人投票結果の認証をなぜ行ったのか?バイデンは大統領ではないとの結論にもなるのではないか?と言うものです。

張陽さんの話では、このアイデアはスティーブ・バノンの番組ウォールームにピーター・ナバロが出演した時のインタビューで言ってたとのことです。バノンは、こんな良い機会はない、選挙不正の証拠の展示会にしてしまえばいい。そしてナバロにあなたも証人で弾劾裁判に出廷してはどうか?と言ってたとのこと。トランプサポーターは、強力な人たちがいます。

トランプ本を書いた作家が言うには、トランプと言う人は絶対に諦めない、そして必ず勝つ、もう再起不能と思われる状況からでも蘇って勝つ。だからトランプと賭けはしない方が良いと。そしてトランプへのメッセージとして「そろそろ反撃を始めて下さい、あなたに投票した人は待ちくたびれてますよ」を送りました。

2017年にトランプが大統領に就任してからこれまでのワシントンD.C.の政治家たちのトランプへの態度や対応は舐め切っていたのでしょうね。政治経験が無く、ビジネスで成功しただけの者がワシントンで何ができるのか?と言ったとこだったのでしょう。これはマイク・ペンスも含めてです。日本のワイドショーでもトランプの演説が稚拙だとか中学生レベルの語彙力しか無いなどとコメントしてたのを覚えています。トランプは最初からホワイト・ハウスが準備した携帯電話は使わず、記者会見よりTwitterを使って自身で情報発信していました。だから随分と叩かれたのかも知れませんが、今では彼を甘く見て舐め切ってた政治家が根刮ぎやられる番になってきたのかも知れません。

テレグラムに移ってもジュリアーニ、パウエル、リン・ウッドの弁護士たち、フリン将軍、FoxTVのドブスやバリティロモなどトランプ支持が揺るがない人たちには感動さえ覚えます。弾劾裁判が民主党にとってやぶ蛇になることを期待します。

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