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ペルー、アンデス地方でフィンカ運営にチャレンジする その5

ペルー国内のコーヒー豆の生産についてと言うよりも世界的な産地の状況や情報を得ようと購入した大辞典には驚きました。ペルーのコーヒー豆生産の歴史やその経緯が簡潔に記されてました。1970年代のベラスコ大統領時代の政策で産業として成長できなかった上、その後の極左ゲリラのセンデロルミノッソに耕作地を破壊され尽くしたとも記述されていました。その時代にペルーに居たものとして今でも想像するのも恐怖を感じます。山岳地帯は悲惨な状況だったと思います。

しかし、その後コーヒー豆栽培も再開され1980年には6万2000ヘクタールだった耕作面積が現在は9万5000ヘクタールに拡大しているとありました。その努力で世界でも有数の生産国になったとありますが、インフラ整備の遅れも指摘されていました。これは以前YouTubeで見たコーヒー豆生産者訪問のビデオで直ぐに風景から分かりました。

主な産地は、カハマルカ、クスコ、サン・マルティンとありました。クスコは南部でそれ以外は北部のアンデス山脈からアマゾンジャングルへ下る山の中腹に耕作地が広がっているようです。カハマルカの耕作地の標高が900〜2050m、クスコが1200〜1900m、サン・マルティンが1100〜2000mと記載されていました。やはり2000m付近でした。

まだ調べ始めたばかりですが、コーヒー豆栽培とコーヒー生産の可能性を感じます。これから少しずつ分かったことを記録していきます。

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