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コロナ禍のNY、ジャズアーティストのストリート・ライブ

YouTubeを見ているとコロナ禍の影響で多くのミュージシャンがライブ中継で演奏を披露していることに気付きました。それは日本、海外関係なく起こっているように思えます。特にジャズ・ミュージシャンは、大きな舞台装置など使うことなく、どこでも楽器演奏を行え、即興でミュージシャン同士で演奏できることから、屋外でもやってしまいます。

最近、驚いたのはギタリストのBill FrisellがNYのどこかその辺のアパートメントの玄関前で演奏している姿です。知る人ぞ知る超有名なギタリストです

https://www.youtube.com/watch?v=zU0HS4aMqBg

いくつかYouTubeに彼がマスクをして演奏する姿を見て驚きました。流石、一流のミュージシャンがいるニューヨークだと感心しました。ヘエ~なんて見ていたらニューヨーク在住の私のトランペット師匠の佐々木亮さんが昨日YouTubeに上げた飛び入りしたビデオに再び驚きました。

https://www.youtube.com/watch?v=qHbbuh5bBgU&t=31s

演ってたのはAntoine Drye - Trumpet、Mark Whitfield - Guitar、Shin Sakaino - Bassと書いてます。どなたもその筋では有名なプレーヤーでちょっと驚いてしまいます。それもストリートで演奏しているのです。一流プレーヤーが、、。

飛び入りの亮さんは、バークリー音楽院を出て一旦日本で活動してたようですが、やはり本場でないとダメだと思い15年前にNYにやってきたそうです。セントラルパークなどで演奏しているジャズバンドに飛び入りさせてもらいながら、その界隈の人との人脈でライブ演奏をレストランやライブハウスでするようになったと言ってました。15歳の時に音楽で生活していくと決めたそうです。

自らを厳しいけど、本物がいる世界(環境)に飛び込み生活している姿は素晴らしいと思います。彼が言う「周りは本物ですから、本物の中で暮らす、、」は、なるほどと思ってしまいます。

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