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国際金融資本家の悪事と現在の政治状況 その4

ディープ・ステートとも呼ばれる国際金融資本家は戦争で儲けてきた歴史がありますが、その戦後にもさまざまな次なる布石を打っています。例えば、国連、EU、WTO、IMF などはいずれも戦争の後に設立されています。もちろん表向きには、戦争の反省から設置して国際協調を促すものとしたのです。日本ではこうした国際機関は「平和の象徴」として崇められてきました。

しかし、実態は国際政治の駆け引きの場に利用されているだけです。今ではCCPのWHOへの影響力を見れば直ぐに分かるはずです。なぜトランプがWHOからの脱退、更には国連から脱退して新たな国際機関を設立しようとまで言及したのか?それは彼には、ディープ・ステートの国際協調の美名の下で、外圧で国家を上から支配する戦略がはっきり見えていたのだと思います。

それから見れは政治家、小沢一郎は何度も国連中心主義でと繰り返していたことが思い起こされます。国連こそが正義であるような口ぶりでした。当時は米国の露骨なネオコン支配の外交よりはまだましと思っていて発言していたのかも知れませんが、。

なぜ、英国は、EUを離脱したのか?なぜトランプ大統領は「America First:米国第一主義」を掲げたのか? それはディープ・ステートが国家を上から支配する罠を国際機関という組織を使ってやっていることを見抜いたからです。ディープ・ステートの手口とは、国際機関を乗っ取り国家主権の制限(民主主義の否定)を行うことです。例えば、IMFは日本政府に消費税率を何%へ上げるように要請してくるとの話もあります。国内景気と関係なく、国際機関から世界経済を下に予想すると、などと言われて従っているのかも知れません。

ディープ・ステートは「国際協調主義」を推進しているため「国際主義者 = グローバリスト」とも呼ばれます。国際協調主義というともっともらしく聞こえますが、実際やろうとしていることは「国家主権の制限」こそ 彼らの本当の狙いなのです。WHOがイベルメクチンの使用を禁止して、ワクチン接種を推奨すれば各国の保健衛生当局がそれに従ってワクチン接種を行うなど、分かり易い支配構造があります。

しかし、国連を含めその他の国際機関の職員は、民主主義選挙で選ばれている訳ではありません。それなのに彼らは民主主義で選ばれた政治家によって運営される各国政府に、上から指導ができるという地位になっているのです。この構図、民間の中央銀行がその国の通貨発行権を持って国の国債を購入して利息収入を得たり、公定歩合を決定したりしていることに似ています。ディープ・ステートの面々は良く知っているのです、民主国家の弱点を。

これは共産主義体制と同じシステムです。CCPは国家より上位にあるのです。従ってCCP幹部は自国の法律で処罰できず、CCP内規で処罰する構図です。CCPもまた、民主主義で選ばれていない一部エリートが、国家(国民=奴隷)を支配して人民から搾取しているのです。EUも同じ構図で、加盟国はEUの政策や方針に従っているのです。その構成メンバーは国民の選挙で選ばれる訳ではありません。これが英国がEU離脱をした理由ではないでしょうか。

このような世界の歴史や政治のダイナミズムに目を向けないようにTV漬けを日本はやってきたのだと思まいます。それなりに市場規模があるため、洋書はかなりの数が翻訳され、原書を読まなくてはならないのは専門書以外はそれほどでもないような状況ですが、日々のニュースなど毎日流れる報道はどうでしょうか?これからが日本の正念場のように思えます。

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