ペロシ氏、核発射の指揮系統を崩そうとした

ミリー氏、ペロシ氏が議事堂破りの後、核発射の指揮系統を崩そうとしたと語る
 ジョナサン・デイビスジョナサン・デイビス　2021年9月29日

統合参謀本部議長のマーク・ミリー元帥は、火曜日に行われた上院軍事委員会での証言の中で、ナンシー・ペロシ議長が、1月6日の連邦議会議事堂破りの後に確立された核攻撃の指揮系統を弱体化させたり、その他の方法で妨害しようとしたと示唆しました。

米陸軍の4つ星大将であるミリー氏は、証言の中で、中国の軍人との2回の電話会談についても弁明し、米国からの攻撃が近いという噂が報道される中、両国間の緊張を「クールダウン」させるために行ったものだと説明しましたが、ドナルド・トランプ前大統領は、攻撃を開始するという考えは根拠がないと述べています。

1月にペロシ氏は、核発射の手順についてミリー氏と話したことを発表しました。

「今朝、私はマーク・ミリー統合参謀本部議長と話し、不安定な大統領が軍事的敵対行為を開始したり、発射コードにアクセスして核攻撃を命令したりするのを防ぐための利用可能な予防策について話し合いました」とペロシ氏（民主党）は民主党の同僚に宛てた手紙の中で述べています。"

この不安定な大統領の状況は、これ以上ないほど危険なものであり、私たちは、国と民主主義に対する彼の偏った攻撃から米国民を守るために、できる限りのことをしなければなりません」と付け加えています。

作家のボブ・ウッドワードとロバート・コスタは、新刊『Peril』の中で、この事件について書いています。

ミリーはペロシに、トランプが暴走するのを防ぐために「システムには多くのチェック機能がある」と言った、と同書には書かれている。

ペロシはその後、ミリーにこう言ったと伝えられている。"彼はクレイジーだ。あなたは彼が狂っていることを知っているはずだ。"

さらにペロシ氏は「彼は狂っていて、昨日彼がやったことは彼の狂気のさらなる証拠だ」と付け加え、致命的な議事堂での暴動について言及しました。

同書によると、ミリーは "すべてにおいてあなたに同意します "と答えたという。

火曜日、統合参謀本部議長がこの会話について語り、追加の詳細を発表しました。

「ペロシ下院議長から、大統領の核兵器発射能力について問い合わせの電話があった」と述べ、報道を確認した。「ペロシ下院議長は、大統領の核発射能力について質問してきたが、私は、核発射は非常に具体的で慎重なプロセスを経て行われることを彼女に説明した。

「彼女は心配して、大統領を特徴づける様々な個人的な言及をしました。私は、大統領が唯一の核発射権者であり、大統領が単独で核を発射することはないこと、そして私には米国大統領の精神的健康を判断する資格はないことを彼女に説明しました」と付け加えました。

ちなみにペロシ氏は、副大統領に次ぐ大統領職にあり、現在は2回目の議長職を務めている。そのため、大統領権限や核の発射順序に詳しくないのではないかと疑問視する向きもあるようだ。

いずれにしても、ミリーは続けて、「プロセス、プロトコル、手順が用意されており、違法、無許可、偶発的な発射の可能性はないと繰り返し断言しました」と付け加えた。

「大統領令と国防長官令により、議長は、世界で最も凶暴な兵器の使用を決定する際に、大統領に十分な情報を提供するためのプロセスの一部を担っています。法律上、私は指揮系統に属していませんし、それは承知しています。しかし、大統領命令と国防総省の指示により、私は大統領の主要な軍事顧問としての法的役割を果たすために、連絡系統に入っています」と付け加えた。

証言の別の箇所で、ミリーは、トランプ大統領が中国を攻撃する意図を持っていたとは思わないとも述べています。

「トランプ大統領が中国を攻撃する意図を持っていなかったことは確かであり、その意図を中国側に伝えることは、私の指示された責任であり、長官によって指示された責任でもあります」と上院のパネルに語った。

「当時の私の仕事は、事態の収拾を図ることでした。私のメッセージは一貫して、冷静に、着実に、そしてデスカレートさせることでした。我々はあなた方を攻撃するつもりはありません」。

原文：
Milley Says Pelosi Attempted to Undermine Nuclear Launch Chain of Command After Capitol Breach
 Photo of Jonathan Davis Jonathan DavisSeptember 29, 2021

Joint Chiefs of Staff Chairman Gen. Mark Milley suggested during testimony on Tuewsday before the Senate Armed Services Committee that Speaker Nancy Pelosi attempted to undermine or otherwise interfere with the established chain of command for launching a nuclear strike following the breach of the U.S. Capitol Building on Jan. 6.

During his testimony, Milley, a four-star U.S. Army general, also defended a pair of phone calls with his Chinese military counterpart, explaining they were made in an effort to “cool down” tensions between the two countries as rumors of a forthcoming attack from the U.S. reportedly swirled, though former President Donald Trump has said any notion that he would launch a strike was unfounded.

In January, Pelosi announced that she had talked to Milley about nuclear launch procedures.

“This morning, I spoke to the Chairman of the Joint Chiefs of Staff Mark Milley to discuss available precautions for preventing an unstable president from initiating military hostilities or accessing the launch codes and ordering a nuclear strike,” Pelosi, D-Calif., said in a letter to Democratic colleagues. “

The situation of this unhinged President could not be more dangerous, and we must do everything that we can to protect the American people from his unbalanced assault on our country and our democracy,” she added.

In their new book “Peril,” authors Bob Woodward and Robert Costa wrote about the incident:

Milley told Pelosi that there were “a lot of checks in the system” to prevent Trump from going rogue, the book said.

Pelosi reportedly then told Milley: “He’s crazy. You know he’s crazy.”

“He’s crazy and what he did yesterday is further evidence of his craziness,” Pelosi added, referring to the deadly Capitol riot.

According to the book, Milley responded, “I agree with you on everything.”

On Tuesday, the Joint Chiefs chairman discussed the conversation and provided additional details.

“Speaker of the House Pelosi called me to inquire about the president’s ability to launch nuclear weapons,” he said, confirming the reports. “I sought to assure her that nuclear launch is governed by a very specific and deliberate process.

“She was concerned and made various personal references characterizing the president. I explained to her the president is the sole nuclear launch authority and he doesn’t launch them alone and that I am not qualified to determine the mental health of the President of the United States,” he added.

Pelosi, for the record, is second in line to the presidency (behind the vice president) and is currently serving her second stint as Speaker, which could lead some to question why she would not be more familiar with presidential authorities and the nuclear launch sequence.

In any event, Milley continued, adding, “There are processes, protocols, and procedures in place and I repeatedly assured her there was no chance of an illegal, unauthorized or accidental launch.

“By presidential directive, and Secretary of Defense directive, the chairman is part of the process to ensure the president is fully informed when determining the use of the world’s deadliest weapons. By law, I’m not in the chain of command and I know that. However, by presidential directive and DOD instruction, I am in the chain of communication to fulfill my legal, statutory role as the president’s primary military advisor,” he added.

At another point in his testimony, Milley also noted that he did not believe that Trump had any intention of attacking China.

“I am certain that President Trump did not intend to attack the Chinese and it is my directed responsibility — and it was my directed responsibility by the secretary — to convey that intent to the Chinese,” he told the Senate panel.

“My job at that time was to de-escalate. My message again was consistent: stay calm, steady, and de-escalate. We are not going to attack you.”