見出し画像

ペルー、アンデス地方でフィンカ運営にチャレンジする その19

去る7月28日に旧宗主国スペインからの独立200周年を迎えたペルー国、昨年からのパンデミックの影響で累計の感染者は、220万人、死者数は20万人になり、南米ではブラジルに次ぐ被害でした。今は落ち着いているようです。ただ、昨今のPCR検査の信頼性や衛生当局の恣意的なデータ改ざんは、ほぼ世界中で起きていることだから数字の信憑性はなんとも言えません。

2022年の上旬頃よりペルー移住に向けて動こうと大まかに思っていましたが、まだまだ移動も簡単にはできないような状況が続いています。本来、移住先の下見を昨年2020年の4月頃予定して航空券まで手配していたのですが、実現できませんでした。

下見先として訪問を予定していた街は、北部アマソナス県都のチャチャポヤスです。隣のサン・マルティン県のモヨバンバも候補でした。南部はマドレ・デ・ディオス県都のプエルト・マルドナード他を考えていました。狙いは、コーヒー豆とハーブ栽培を行っていてプレインカ及びインカ遺跡に近く、観光資源もあるような場所です。その上、標高が2300~2800mくらいの場所です。エクアドル国のキト(標高2,850m)で生活していた経験から山の気候は気分にも健康にも良いことが分かっています。病気も少ないこともです。住むには程よい標高であることが必須です。インカの人たちはそれをよく知っていてタンボと呼ばれる街はだいたいこの標高にあります。

ペルーでは、近年エコ・ツーリズムの浸透でアンデンスからアマゾンに向けての広大な大自然が観光資源になっています。有名なのはマチゲンガ族が居住する森を含む広大なマヌ国立公園(1987年世界遺産登録)があります。このアマゾン熱帯雨林は観光としては良いですが、農業にはあまり向いてない地域です。

そんなこんなことをペルー国内を旅行しながら2020年には確認するはずだったのが、すっかり思惑が狂ってしまいました。これも何かの導きだと割り切って状況を楽しむことにしています。

そもそもなぜペルーなのか?フリーランスのライター原田慶子さんがうまく表現してました。「ペルー人のやさしさ」「人と人の距離が近いんですよね~」の言葉に集約されますかね。小学生でもバスにお年寄りや大人が乗り込んで来たら直ぐに席を譲ったりするのは当たり前。逆に譲らないと周りの大人から叱られます。このペルー人の良さと大自然、美味しい料理、遺跡だらけの国、心にしみる民族音楽、まあペルーを一度でも訪問してクスコやマチュピチュに行かれた人は分かると思いますが、なんとも言えない心地よさがペルーにはあるんですね。

計画の続きは、まだ当分書けそうにありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?