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貴重な情報をシェアしてくださる医師の動画 その30

「イギリスが規制撤廃してうまくやっている理由」と題する動画音声の文字起しです。

皆さん、こんにちは。
イギリスっていう国はですね、規制全廃して今、ハッピーハッピーな国なんですけども。規制全廃してたのが7月19日なんですよ。このデルタの感染者がPCR陽性者が凄く増えてた時期に、いや大丈夫と、5万人いても大丈夫って言ってね、2~3週手前にボリス・ジョンソンさんが言ってて構わず決断して規制全廃しちゃった訳ですね。で、この手前ですね(2つ目の大きなピークを指しながら)。サッカーのヨーロッパカップってのがあってね、もの凄い大騒ぎをしてたのがあってね、それでこの上り調子がピークに達したと言われていると思うんですけども。構わずね、GoGoっていうことでね、イギリス優勝しましたよね。まあ、本当ハッピーですね。PCR陽性者がこうゆう状態なんですが、。死者がね、ほとんどいないということで規制撤廃でよかったと思いますが、これワクチン接種が進んだおかげだという報道がありますよね。でもボリス・ジョンソンさんは、まったく違うことを考えてね規制全廃って言ったと思いますね。

それがこの資料なんですが、。ボリス・ジョンソンさんが規制全廃すると言ったちょっと前ですね。6月18日のイギリスの保健当局の資料になります。これによりますと、Delta variant comprises 91% of sequenced cases 遺伝子解析された内の91%がデルタだと、言ってます。でまあ、調査期間がだいだいこの辺りになるんですけど(グラフの2つのピークの山の間の谷になった部分を示して)も、上り調子になっているからほとんどアルファ終わっちゃってデルタになっちゃたんでしょう。

で、そうなんですね。28-day follow-up period - the crude cases fatality rate remains lower for Delta than other variant at present その時点に於いてはデルタの致死率っていうのは、28日間フォローっていうのをイギリスは使っているんですね。PCR陽性になってから28日以内に死亡した人を、その原因による死者と言う風に認定している訳です。それをざっとcrude生データっていいますね、年齢別にね詳しく分析していないんだけどデルタの致死率っていうのは低いままですよ、と。ま、弱毒化してますよってことですね。

variants of concern, variants under investigationですね。関心をもってね注目している警戒している、現在警戒中の株ですね。under investigation今調査中ですね。アルファ、ベータ、ガンマ、デルタまでは厳重警戒中、後は調査中と、ゼータ、エータ、セータ、カッパー、イプシロン、(ページを捲って)こういうのモニタリングですね。見てる、注視しているってことですね。イオタ、イオタこんなにねサブ・タイプがあってね、ラムダとかあるんですけど、。ま、デルタですね。デルタだけ注目していただければいいです。それがこの表に出てるんですけど、他のねガンマ、デルタ、ゼータ、エータ、カッパーとかねずっと全部あるんですけど、全部がね日数(横軸を指して)なんですけど、見つかってから150日目くらいでね全部平行状態、患者数がですよ(縦軸の目盛り)縦線がね、片対数です。50、500、5000、50000と。終わっちゃってんですよ。デルタだけがフォローアップがまだそんなに長くないですよね。この時点では、。まあ、75日くらいですか。他の株は、全部500人くらいで終わっちゃってるのに5万人いっちゃってんですよ。100倍です、対数グラフなんでね。だからデルタってのは凄い感染力ということで、デルタだけね比べたいと思います。他の株もこれ出てるんですけど、あんなに拡がるのは弱毒だということを確認してる訳ですね。2月1日から6月14日までの4.5ヶ月間で調査してます。この期間からこの期間(棒グラフの2つのピーク間の谷間を含む期間を指して)まあアルファの下り坂でデルタの上り坂の区間ですね。

で、アルファとデルタでトータルのPCR陽性者数が、アルファ22万4021人、デルタが6万655人で全体の77.9%がアルファ、21.1%がデルタですね。まあ上がり調子の所だからね。下がってからシューってはアルファだったから、だいぶ違うんですけれども。その内お亡くなりが(アルファ)4259人でデルタは73人で、致死率がアルファが1.9%、デルタが0.1%、これ(陽性者数)分のこれ(死者数)ですね。これ分母(陽性者数)、これ分子(死者数)。致死率が著しく低いんですね、20分の1ですね、デルタはアルファの。28日フォローアップってことでやるとね、アルファはずっと長いからこの期間フォローアップできてるんですけど、デルタっていうのはこの辺(2番目のピークの立ち上がりちょっと前を指して)から始まってますから、28日間フォローアップできてる数は著しく少なくなります。6万の内、僅か5千人なんですけど、17人のお亡くなりと。アルファは4252人お亡くなりということで、分母分子、分母分子で2%、0.3%の致死率、これは確実な数字になるでしょうね。7分の1ですか。ぐらいの致死率、まあ弱毒ということを確認している訳ですね。

それからワクチンですね。ワクチン有効で経済活動再開、全撤廃って日本は報道してますが、ワクチンの信頼性が下がってきているってこともボリス・ジョンソンさんていうかイギリスの保健当局も認識しているんですね。これオール・デルタです。6万、この期間、さっきの期間、6万なんぼだったでしょう、デルタは。6万624。で、ワクチン打ってない方、3万5521ちょっと少ないんですけど確認済みっていう意味でしょうね。で、ワクチン2回目打って14日以上、武漢型のワクチンを打って、まあ効いてないってことなんですけど、2週間以上経った人が4087人ですね。で、これはA&EってのはAccident & Emergencyって救急外来なんですけど、受診した方ですね。こっちはダブルで受診、複数の医療機関から報告があったものも含まれているので、まあこっちだけです。それを除去して、何人て人数をこっちが合ってますからね。そうするとワクチン打ってない人は救急外来受診した方は2.9%ですね。ワクチン2回接種済みが2.5%、ほとんど変わりないんですよ。2回接種した人もね。

で、こっちが入院ですね。これもダブってるのを補正してね、こっちがダブってない数ですから。そうすると0.9%の方が打ってない人が入院、打った人は1.0%入院と、まあほとんど差がない、と。致死率、死亡率は、打ってない方は、0.1%、32。打った方は26人いてね、打った方が少ないからね0.6%。まあ6倍致死率が高い、打った方が。で、これはもろねワクチン打った方が致死率高いってことは表してませんで、高齢者がワクチン接種済みが多くて若い方は打ってない方が多いんで、まあ若い方は丈夫だからね。致死率が低い、高齢者だからね打っても高くなっちゃうという補正をかけないきゃいけないけど、いずれにしてもほとんど効かない、という判断だったんでしょう。

え~それで規制全撤廃になっている訳です。で、まあ今しかチャンスないと思いますよ。まあ他の株どうなるか分かりませんけど、。この先の株もどんどん弱毒化していく可能性が大きいですけど、。デルタは弱毒ですから、日本でもなかなかそのデータを見つけられないんですけども。毎週毎週チェックしてるんですけど、これなんですけどね。弱毒化してくれるとありがたいんですけど、若い方ね。これが重症化率なんですけど、これが50代、40代ですか、そうですね。下がってくれると日本でも同じようなことができる、と。でも、このイギリスのあれに見習ってヨーロッパでも規制全撤廃って国もあるみたいだし、インドなんかねデルタでガッツリいっちゃたけども激減ですよね。インドネシアも同じ仲間だと思いますけど、ワクチンそんな打ってるとは思いませんので、デルタ集団免疫ですね。弱毒だから、Goと。そういう方針でやって成功している国だと思うんですよね。日本ちょっとねシャットしたらね、集団免疫になりませんからオープン、ナンバー5、。5類ですね、それでどの医療機関でも診れるようにすると、1日も早くそういう状態になるべきだなと、私は思います。

また、お願いします。さよなら。

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