イベルメクチンの大腸抗腫瘍作用について

イベルメクチンの大腸抗腫瘍作用について
By Joseph Mercola 2022年1月22日

科学者たちは、2015年のノーベル賞の背後にある薬の別の潜在的な用途を発見しました。大腸腫瘍の形成を防ぐために、これらの戦略を検討してみてください。

結腸は、大腸とも呼ばれ、あなたの健康にとって非常に重要な役割を担っています。消化管の一部である大腸の細菌は、食物が直腸に入り、肛門から排泄される前に最終的に分解する役割を担っています。

Frontiers in Pharmacology誌に掲載された新しいエビデンスによると、抗寄生虫薬イベルメクチンは、大腸がん（CRC）の治療に新たに応用される可能性があるとのことです。研究者は、これが大腸がんによる死亡に好影響を与えるかもしれないと期待しています。大腸がんは、米国におけるがん診断の第3位、がん死亡の第3原因となっています。

米国国立がん研究所のデータによると、2021年には推定149,500人の大腸がんが新たに診断され、推定52,980人が死亡するとされています。これは、2021年に新たに診断されるがん患者全体の7.9％、がんによる死亡者全体の8.7％に相当します。

大腸がんには、修正可能な危険因子が存在します。例えば、大腸がんのリスクを低減する自分でコントロールできる生活習慣の要因としては、食事、飲酒、活動レベル、体重、喫煙歴などがあります。

2015年、世界保健機関の一部門である国際がん研究機関は、加工肉がヒトの大腸がんを引き起こす可能性があると結論付け、グループ1発がん性物質に分類しました。WHOによると、これは次のような意味です。

「その物質が癌を引き起こすという説得力のある証拠がある。加工肉の場合、この分類は、加工肉を食べると大腸がんが発生するという疫学的研究からの十分な証拠に基づいています。"

イベルメクチンが大腸癌の治療に有望であることを示す

COVID-19の治療において、「効く証拠が乏しい」とマスコミから「家畜の薬」と間違った悪口を言われたが、研究者はこのノーベル賞受賞薬の新しい使い方を発見したのである。研究チームが発表した研究論文に書いているように、CRCは世界で3番目に多いがんであるにもかかわらず、いまだに有効な治療法がないのです。

これまでの研究で、イベルメクチンには抗炎症作用、抗腫瘍作用、抗ウイルス作用もあることが明らかになっています。研究チームは、イベルメクチンが大腸がん細胞に与える影響を調べるため、がん細胞株SW480とSW1116を使用しました。どちらもヒトの大腸に由来する上皮細胞株である。

研究チームは、イベルメクチン曝露後の細胞生存率とアポトーシスを測定するために、複数の試験を行った。また、活性酸素種レベルや細胞周期も測定した。増殖への影響を調べるため、異なる濃度のイベルメクチンを培養細胞に投与したところ、細胞の生存率が用量依存的かつ時間依存的に低下することが判明した。

また、イベルメクチンは細胞の形態も変化させ、わずか24時間後には細胞が減少し、元の形が失われていることが実証された。また、培養細胞をイベルメクチンの濃度に暴露し、その後、細胞生存率とアポトーシスを測定した。その結果、アポトーシスが増加し、用量依存的に作用することがわかった。

さらに、アポトーシスを引き起こす重要な役割を担うカスパーゼ-3の活性を測定した。その結果、イベルメクチンは、両細胞株において、用量依存的にカスパーゼ3/7活性を増加させることが判明した。

この情報は、イベルメクチンが消化器系、生殖器系、脳、呼吸器系、血液系および乳房のがんに対して抗がん作用があることを示唆した過去の研究を裏付けるものである。研究者らは、このデータが実証したと結論付けています。

"...イベルメクチンは、重要な分子の発現を調節しているかもしれない...したがって、現在の結果は、イベルメクチンが、ヒト大腸癌や他の癌の治療のための新しい抗癌剤になる可能性があることを示しています。"

現在の大腸腫瘍の治療法は、侵襲的でダメージが大きい

大腸がんやその他のがんの治療にイベルメクチンを使用できる可能性は、現在の治療が侵襲的でダメージを与えることが多いため、大きな希望をもたらします。イベルメクチンは、40年前からヒトに処方されており、副作用のプロファイルが知られています。この副作用には、眠気、頭痛、軽い皮疹、吐き気、下痢、めまいなどがあります。

米国癌協会が現在推奨している大腸癌の治療法は、診断時の病期に基づいています。治療法には、手術、化学療法、放射線療法、標的治療などがあります。標的治療薬は化学療法とは異なる作用を持ち、高血圧、疲労、口内炎、出血、白血球数の低下などの副作用があります。

残念ながら、これが現在の西洋医学が大腸がん患者さんに提供できる最高の治療法なのです。化学療法や電離放射線療法を受けると、その治療で細胞が傷つき、二次がんを発症することが少なくありません。

例えば、化学療法後に急性骨髄性白血病を発症するのは、最も一般的ながんの一つです。放射線治療後、照射野の縁辺に固形腫瘍が発生することがあります。骨肉腫や軟部組織肉腫が最も多く見られます。

大腸がんから腸を守るために

大腸がんから身を守るためにできることがいくつかあります。Pharmaceutical Research 誌に掲載された研究によると、遺伝子の欠陥によるがんは全体の5%から10%に過ぎず、残りは環境や生活習慣の要因に関連していることが示唆されています。

研究者たちは、がんに関連した死亡の原因となる環境と生活習慣の要因のうち、30％近くがタバコ、35％が食事、20％が感染症に関連すると推定しています。残りの15%は、運動不足、ストレス、環境汚染物質によるものと考えられます。大腸がんのリスクを減らすのに役立つ生活習慣の要因には、次のようなものがあります。

・食物繊維を多く摂る - 食物繊維は大腸がん、特に大腸腺腫と遠位結腸がんのリスク低減に関連します。野菜や果物などの丸ごとの食品をより多く食べることで、自然に食物繊維を多く摂取することができます。

・ビタミンDレベルの最適化 - ビタミンDの欠乏は大腸がんの危険因子とされています。ある研究では、ビタミンDの血中濃度が高い人ほど大腸腫瘍が発生しにくいことが示されました。ビタミンD濃度をモニターして、健康的な範囲にとどまるようにすることが重要です。

・加工肉を避ける - パストラミ、ハム、ベーコン、ペパロニ、ホットドッグ、一部のソーセージ、塩や化学添加物で保存されたハンバーガーなどがこれにあたります。加工肉に含まれる硝酸塩はニトロソアミンに変換されることが多く、特定の癌のリスク上昇と明らかに関連しています。

・運動する - 定期的な運動は、大腸がんのリスクに大きな影響を与え、リスクを減らすことができるという証拠があります。運動はインスリンレベルを下げるのに役立ち、また、運動によってアポトーシスが引き起こされることが示唆されています。運動はまた、免疫細胞の循環を改善し、免疫システムの効率を向上させます。

・正常な体重を維持し、お腹の脂肪をコントロールする - NIHのある研究によると、食事よりも肥満の方が大腸がんと密接な関係があるそうです。2型糖尿病で起こる高インスリン血症は、肥満と関連しており、大腸癌の発生に重要な要因です。米国国立がん研究所によると、2011年から2014年のNHANESの結果では、米国では20歳以上の70％近くが過体重または肥満であった。体重の多さだけでなく、どこに体重がかかっているかが重要です。ある研究では、内臓脂肪が大腸がんの有病率と正の相関があることが示されました。内臓脂肪の測定値が高くなるにつれて、有病率は有意に増加しました。

・アルコールの制限と禁煙-喫煙は肺がんと関連することが多いのですが、タバコを吸うことと大腸がんのリスクには関連があることが研究により示されています。2020年に発表されたデータでは、タバコの喫煙とCRCの間に用量依存的な関係があることが実証されました。

・また、アルコールの摂取も大腸がんのリスク上昇と関連しています。ある研究では、アルコールの種類と結腸・直腸への影響に差異があることがわかりました。2018年に発表された別の研究では、過剰なアルコール摂取は、アルコールだけでなく、食物繊維の少ない貧しい食生活の素因とも関係があることがわかりました。

・ニンニクを食べる - ニンニクが試験管内でがん細胞を殺すことができることを実証する証拠があります。いくつかの研究では、食事性ニンニクが大腸がんの発生に及ぼす影響について分析されています。2020年1月に発表された2番目の研究では、ニンニクがCRCのリスクを低減することができるという証拠が見つかりました。Asia Pacific Journal of Clinical Oncologyに掲載されたある研究では、ニンニク、ネギ、タマネギなどのアリウム野菜を多く含む食事をしている人は、CRCになる確率が79%低いことが明らかにされました。

ミトコンドリアの健康を最適化すると、代謝性疾患のリスクが低下する

2016年、トーマス・セイフライド博士は、代謝性疾患としてのがんに関する研究で、私のゲームチェンジャー賞を受賞しました。その後、彼の研究は、トラヴィス・クリストファーソンの素晴らしい本 "真実を踏みにじる：がんの代謝理論" で大きく取り上げられました。

2018年11月、注目のピーター・アティア博士がセイフライドにインタビューし、がん細胞がなぜ増殖するのか、治療に関して従来の医学はほとんど間違っているのかについて詳しく解説しました。インタビューの中でセイフリートは、生検、外科的介入、放射線、化学療法など、がん治療における重要な原則について話しました。

これまでにも述べてきたように、セイフライドらは、がんは主として代謝の病気であり、正常なミトコンドリアががんの成長を抑制することを明らかにしてきた。言い換えれば、がん細胞が増殖するためには、ミトコンドリアが機能不全であることが必要なのです。セイフライドの研究は、ケトジェニックダイエットで燃料にグルコースとグルタミンを使っていたのをケトン体中心にすると、がんを管理できることを実証している。

セイフライドの研究から得られるメッセージは、ミトコンドリアを健康に保つことで、あらゆる種類のがんのリスクを大幅に減らすことができるということです。主に有害な環境要因を避け、健康的なライフスタイル戦略を実行することで、ミトコンドリア機能不全のリスクを減らすことができます。私の著書 "Fat for Fuel "で詳しく紹介されているプログラムでは、この点に重点を置いています。ミトコンドリアの健康を最適化するための私の戦略のトップは、次のとおりです。

・循環型栄養ケトーシス - 砂糖、炭水化物、工業脂肪を含む加工食品や不自然な食品の普及など、祖先の食生活からの逸脱が、ミトコンドリアへのダメージの大部分を占めているのです。健康を最適化するための基本的な戦略は、適切な燃料を食べることです。

・カロリー制限 - 体内で利用できる燃料の量を制限することで、ミトコンドリアのフリーラジカル産生を抑制します。カロリー制限には、多くの治療効果があることが常に示されています。

・食事のタイミング - 夜遅くに食事をすると、体はエネルギーを使う代わりに蓄えてしまいます。これにより、ATPが蓄積され、最終的にフリーラジカルが過剰に生成されます。

・鉄分レベルの正常化 - 鉄分が多いと酸化が促進され、活性酸素やフリーラジカルが生成されます。一般に信じられていることとは異なり、鉄分不足よりも鉄分過剰の方が人口に膾炙しています。血清フェリチン検査で鉄分濃度をチェックすれば、鉄分濃度が高いかどうかがわかります。年に2、3回献血をすることで、高い値を修正し、健康的な値を維持することができます。

・運動 - 大腸がんに関する上記のエビデンスに加え、運動はPCG1アルファとNrf2をアップレギュレートします。これらはミトコンドリアの効率を促進する遺伝子で、活発に増殖や分裂が行われる場合に役立ちます。簡単に言えば、運動中に自分へのエネルギー需要を高めることで、エネルギー需要を満たすためにミトコンドリアをより多く作り出すよう体に信号を送っているのです。

トップ写真：米国食品医薬品局は、COVID-19のイベルメクチンは "馬の薬"であるとして、服用しないように警告しています。しかし、イベルメクチンは、シラミや他の寄生虫、ウイルスの治療など、さまざまな病気のために何十年も広く処方されてきた。(Natasha Holt/The Epoch Times)

原文：
Ivermectin for Colorectal Antitumor Properties
By Joseph Mercola January 22, 2022

Scientists have found another potential use for the medication behind the 2015 Nobel Prize. Consider these strategies to help prevent the formation of colorectal tumors.

Your colon, which is also known as the large intestine, plays an incredibly important role in your health. As part of the digestive tract, bacteria in the colon are responsible for the final breakdown of food material before it passes into the rectum and is excreted through the anus.

New evidence published in Frontiers in Pharmacology show the antiparasitic medication ivermectin may have a new application in the treatment of colorectal cancer (CRC). Researchers are hopeful this may have a positive impact on colon cancer deaths. Colon cancer is the third leading cancer diagnosis and third cause of cancer death in the U.S.

According to data from the National Cancer Institute, an estimated 149,500 new cases of colorectal cancer will be diagnosed in 2021 and an estimated 52,980 people will die. This represents 7.9% of all new cases of cancer diagnosed in 2021 and 8.7% of all cancer deaths.

There are modifiable risk factors associated with colorectal cancer. For example, lifestyle factors over which you have control that reduce your risk of colorectal cancer include your diet, alcohol consumption, activity level, weight and history of smoking.

In 2015, the International Agency for Research on Cancer, an arm of the World Health Organization, concluded that processed meat could cause colorectal cancer in humans and classified it as a Group 1 carcinogen. According to the WHO, this means:

“… there is convincing evidence that the agent causes cancer. In the case of processed meat, this classification is based on sufficient evidence from epidemiological studies that eating processed meat causes colorectal cancer.”

Ivermectin Shows Promise in Treatment of Colorectal Cancer

Wrongly vilified as a “livestock drug” by the media in the treatment of COVID-19 with “scant evidence it works,” researchers have found a new use for this Nobel Prize-winning medication. As the research team wrote in the published study, although CRC is the third most common cancer worldwide, it still lacks effective therapy.

Past research has demonstrated that ivermectin also has anti-inflammatory, antitumor and antiviral properties. To test the influence ivermectin may have on colorectal cancer cells, the team used cancer cell lines SW480 and SW1116. Both are epithelial cell lines from the large intestine in humans.

The researchers used multiple tests to determine cell viability and apoptosis after exposure to ivermectin. They also measured reactive oxygen species levels and cell cycle. To explore the effect on proliferation, the researchers used different concentrations of ivermectin on the cultured cells and found cell viability decreased in a dose-dependent and time-dependent manner.

The ivermectin also altered cell morphology, demonstrating a decrease in cells after just 24 hours and a loss of their original shape. Cultured cells were also exposed to concentrations of ivermectin after which cell viability and apoptosis were measured. The researchers found an increase in apoptosis indicating a dose-dependent effect.

Additionally, the researchers measured the activity of Caspase-3 that plays a vital role initiating apoptosis. They found that ivermectin increases Caspase 3/7 activity in both cell lines in a dose-dependent manner.

This information supports past studies that have suggested ivermectin has anticancer activity against cancers of the digestive system, reproductive system, brain, respiratory system, hematological and breast. The researchers concluded the data demonstrated:

“… ivermectin may regulate the expression of crucial molecules … Therefore, current results indicate that Ivermectin might be a new potential anticancer drug for treating human colorectal cancer and other cancers.”

Current Colorectal Tumor Treatments Are Invasive and Damaging

The potential use of ivermectin in the treatment of colorectal cancer, or other cancers, offers great hope since current treatments are often invasive and damaging. Ivermectin has been prescribed successfully in humans for 40 years with a known side effect profile. This includes drowsiness, headache, mild skin rash, nausea, diarrhea and dizziness.

The American Cancer Society’s current recommendations for treatment of colorectal cancer are based on the stage of disease at diagnosis. The treatments can include surgery, chemotherapy, radiation and targeted therapies. Targeted drugs work differently from chemotherapy and have different side effects, which can include high blood pressure, fatigue, mouth sores, bleeding and low white blood counts.

Unfortunately, these are the best treatments that Western medicine currently has to offer people with colorectal cancer. Following chemotherapy or ionizing radiation, it is not uncommon to develop a secondary cancer after cellular damage from the treatment.

For example, after chemotherapy, acute myelogenous leukemia is one of the most common types of cancer to develop. After radiation treatments, a solid tumor can develop near the margin of the irradiated field. Bone and soft tissue sarcomas are the most common.

Help Protect Your Gut Against Colon Cancer

There are several steps you can take to help protect yourself against colon cancer. Research published in Pharmaceutical Research suggested that only 5% to 10% of all cancer cases are due to genetic defects, while the rest are linked to environment and lifestyle factors.

The researchers estimated that of the environmental and lifestyle factors that contribute to cancer related deaths, nearly 30% are due to tobacco, 35% are related to diet and 20% are related to infections. The remaining 15% can be due to lack of physical activity, stress and environmental pollutants. Some of the lifestyle factors that can help reduce your risk colon cancer include:

Eating more fiber — Dietary fiber is associated with a reduced risk of colorectal cancer, specifically colorectal adenomas and distal colon cancer. By eating more whole foods, such as fruits and vegetables, you’ll naturally be eating more fiber from the best source.
Optimizing your vitamin D level — A vitamin D deficiency is a risk factor for colorectal cancer. One study showed people with higher blood levels of vitamin D were less likely to develop colorectal tumors. It’s important to monitor your vitamin D levels to ensure you stay within a healthy range.
Avoiding processed meats — These include pastrami, ham, bacon, pepperoni, hot dogs, some sausages and hamburgers preserved with salt or chemical additives. The nitrates found in processed meats are frequently converted into nitrosamine, which are clearly associated with an increased risk of certain cancers.
Exercising — There is evidence that regular exercise can significantly impact and reduce your risk of colon cancer. Exercise helps drive down insulin levels and it has also been suggested that apoptosis is triggered by exercise. Exercise also improves circulation of immune cells which improves the efficiency of your immune system.
Maintaining a normal weight and control belly fat — According to one NIH study, obesity is more closely associated with colon cancer than diet. Hyperinsulinemia, which occurs in type 2 diabetes, and linked to obesity, is an important factor in the development of colon cancer. According to the National Cancer Institute, results from the NHANES in 2011 to 2014 nearly 70% of people in the U.S. over 20 were overweight or obese. It’s not just how much weight you carry, but where it’s carried. One study showed that visceral fat has a positive association with the prevalence of colorectal cancers. The prevalence increased significantly as the measurement of visceral fat increased.
Limiting alcohol and eliminating smoking — Although smoking is more frequently associated with lung cancer, research has shown there is a link between smoking tobacco and a greater risk of colon cancer. Data published in 2020, demonstrated a dose-dependent relationship between cigarette smoking and CRC.
Alcohol intake is also associated with a higher risk of colorectal cancers. One study found a differentiation between the types of alcohol and the effect on the colon and rectum. Another published in 2018, found the relationship between excess alcohol intake was linked not only to the alcohol but also to the predisposition to a poor diet low in fiber.
Eating garlic — There is evidence demonstrating garlic can kill cancer cells in vitro. Several studies have analyzed the effects that dietary garlic may have on the development of colorectal cancer. One study did not find a significant reduction in risk.A second published in January 2020, did find evidence that garlic could reduce the risk of CRC. One study published in the Asia Pacific Journal of Clinical Oncology revealed the odds of getting CRC were 79% lower in those who a diet high in allium vegetables, which include garlic, leeks and onions.
Optimizing Mitochondrial Health Lowers Metabolic Disease Risk

In 2016, Thomas Seyfried, Ph.D., was the recipient of my Game Changer Award for his work on cancer as a metabolic disease. Later, his work was heavily featured in Travis Christofferson’s excellent book “Tripping Over the Truth: The Metabolic Theory of Cancer.”

In November 2018, Dr Peter Attia, who focuses interviewed Seyfried in a detailed discussion about why cancer cells grow and how conventional medicine has it mostly wrong when it comes to treatment. During the interview Seyfried talked about important principles in cancer treatment including biopsies, surgical intervention, radiation and chemotherapy.

As I have discussed in the past, Seyfried and others have shown cancer is primarily a metabolic disease and that normal mitochondria can suppress cancer growth. In other words, for cancer cells to proliferate, they must have dysfunctional mitochondria. Seyfried’s research demonstrates cancer can be managed when you move from using glucose and glutamine for fuel to primarily ketone bodies in a ketogenic diet.

The take-home message from Seyfried’s work is keeping your mitochondria healthy significantly reduces the risk for any type of cancer. By primarily avoiding toxic environmental factors and implementing healthy lifestyle strategies you can reduce the risk of mitochondrial dysfunction. This is the sole focus of the program detailed in my book “Fat for Fuel.” Topping my list of strategies to optimize mitochondrial health are:

Cyclical nutritional ketosis — The divergence from an ancestral diet, including the prevalence of processed and unnatural foods replete with added sugars, net carbs and industrial fats, is responsible for most of the damage to your mitochondria. A foundational strategy to optimize health is to eat the right fuel.
Calorie restriction — By limiting the amount of fuel available to your body, you reduce mitochondrial free radical production. Calorie restriction is consistently shown to have many therapeutic benefits.
Meal timing — When you eat late in the evening, your body stores the energy instead of using it. This creates a buildup of ATP and ultimately an excessive amount of free radical formation.
Normalizing your iron level — High levels of iron enhances oxidation and creates reactive oxygen species and free radicals. Contrary to popular belief, excess iron is more prevalent in the population than iron deficiency. Fortunately, this is very easy to address.Simply checking your iron level with a serum ferritin test will reveal if your level is high. You can correct high levels by donating blood two or three times a year to maintain a healthy level.
Exercise — In addition to the evidence discussed above related to colorectal cancer, exercise also upregulates PCG1 alpha and Nrf2. These are genes that promote mitochondrial efficiency, helping them to grow and divide if actively. Simply put, by increasing the energy demand on yourself during physical activity, it signals your body to create more mitochondria to meet the energy demand.

References

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