カラル遺跡、ペルーは考古学好きに堪らない国です！

紀元前3000〜2000年頃に栄えた古代都市、2009年には世界遺産登録されていたとは知りませんでした。それもそのはず、Wikipediaによると『ポール・コソックは1948年にチュパシガロ・グランデ (Chupacigarro Grande) を発見した。この遺跡は現在のカラル遺跡に含まれ、天体観測に関する痕跡などが見られるものだったが、この遺跡は当時アンデス一帯で捜し求められていた典型的な遺物がほとんど出土しなかったことから、20世紀末まではほとんど注目されなかった。しかし、1994年にペルーの国立サン・マルコス大学教授の考古学者ルート・シャディが更なる発掘を行い、砂漠地帯から神殿建造物群、円形劇場、近隣の住居群をともなう紀元前2500年前後の遺跡を発見してから状況は一変した。都市建造物群は607,000 m2 の広がりを持ち、広場や住居群を備えていた。カラルが栄えた時期はエジプトの大ピラミッドが建造された頃とほぼ同じだが、食糧生産の発達が不十分だった地域での大規模建造物群という点で、非常に特異なものである。』とあります。

ペルーに居た頃の1987～88年頃は、コロンビア大学の島田先生がシパン遺跡の発掘をやっている途中でした。当然、クエラップ遺跡も知らなければ、このカラル遺跡の名前すら聞いたことがなったです。あの有名なマチュピチュも今のように発掘が周りに拡がってなくて、多分全体の印象だと1/3くらいだったと思います。それでも当時でも凄いと思いました。

原始の森のマヌー国立公園は、1987年に世界遺産となったばかりでした。マチゲンガ族が注目を浴びました。バルガス・リョサの小説「森の語り部たち」も影響したのかも知れません。

それにしてもペルーの観光資源は途方もないと改めて思いました。そこそこ発展してもらえば十分です。

Caral virtual
La ciudad más antigua descubierta en América cuenta ahora con un museo en internet que permite complementar la visita. Editor Ernesto Carlín Gereda, Editor de Cultura

04/06/2021 La Ciudad Sagrada de Caral, ubicada en el valle de Supe, es considerada la más antigua urbe descubierta en América. Cada año, el equipo dirigido por la doctora Ruth Shady presenta hallazgos que replantean el conocimiento que tenemos de la cultura que creó este sitio monumental.

El arquitecto encargado de la museografía de Caral, Yoshio Cano, contó al Diario Oficial El Peruano que esta fructífera actividad arqueológica generaba un reto para las muestras itinerantes cada tanto tiempo. El reto era estar actualizado con la nueva evidencia hallada.

Relató que al hacer muestras temporales que iban a diferentes lugares, tenían que adaptarse también al tamaño. Por ello empezaron a utilizar herramientas audiovisuales para dar la información requerida.

Refirió, además, que estaban en un proceso de digitalización de la muestra cuando empezó la emergencia sanitaria el año pasado. Según el funcionario, esta etapa aceleró el proceso de volver virtual la exhibición de esta milenaria cultura. El resultado es el Museo Virtual de Caral.

Cano considera que el Museo Virtual, cuya dirección en la web es www.zonacaral.gob.pe/museo/caral/, no es una competencia al mismo Caral, pues tiene otros atractivos.

“Es un complemento a la visita presencial a la Ciudad Sagrada. En el lugar puedes apreciar la monumentalidad de Caral, pero en el Museo Virtual se tiene una visión aérea y reconstrucciones en 3D de cómo habría sido esta urbe”.

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%AB%E9%81%BA%E8%B7%A1

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011025982SA000/