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怪しい中南米スペイン語講座 日常会話編 その1(挨拶)

どの言語でも日常会話で最も重要なのは挨拶(saludo:サルード)です。スペイン語も同様に挨拶は大切です。その挨拶には人間関係の距離感も出てきます。一般的な「おはようございます」は、buenos días(ブエノス ディアス)と言います。午前中であればこれで問題無いです。「こんにちは」は、buenas tardes(ブエナス タルデス)、「こんばんは」は、buenas noches(ブエナス ノーチェス)と言います。buenas tardesは、結構遅い時間まで使うようです。午後7時くらいだと会った時の挨拶としてはbuenas tardesの方が普通だと思います。buenas nochesは、「お休みなさい」のニュアンスがあるので別れる時に言うのが一般的だと思います。英語のgood nightを会った時の挨拶ではあまり言わないのと同じだと思います。

días(ディアス:日の複数)は男性名詞ですから形容詞bueno(ブエノ:良い)が使われます。一方、tardes(タルデス:午後の複数)とnoches(ノーチェス:夜の複数)は、女性名詞ですから形容詞はbuena(ブエナ:良い)になります。形容詞のbueno / buenaが名詞の前にあることに注意して下さい。día bueno(ディア ブエノ)とは挨拶ではなく会話の中で普通に「今日は良い日ですね」のような感じで”hoy es un día bueno.”と話されます。nochebuena(ノーチェブエナ:クリスマスイブ)は、一つの単語として扱われます。普通に「良い夜です」は、”es una noche buena.”と言うと良いです。

挨拶の完全な言い方は、”¡buenos días tenga Usted!”(ブエノス ディアス テンガ ウステッ)になります。tengaは、動詞tener(テネール:持つ)の間接法の3人称短数の変化です。「あなたにとって良い日々が訪れますように!」のような感じだと思います。

「ご機嫌いかがですか?」は、¿cómo está usted?(コモ エスタ ウステッ?)や¿cómo estás tú?(コモ エスタス トゥ?)になります。その他、カジュアルな挨拶も普通に使われます。¡hola!(オラ!:やあ!)、que tal?(ケ タル?)、¿como te vas?(コモ テ ヴァス?)、¿qué hay de nuevo?(ケ アイ デ ヌエヴォ?:何か変わったことない?)などが使われます。

「久し振り!」は、”¡tanto tiempo!”(タント ティエンポ)と言います。「はじめまして」は、”mucho gusto”(ムーチョ グスト)と言います。「さよなら」は、”adiós”(アディオス)、「また明日」は、“hasta mañana”、「また後で」は、”hasta luego”(アスタ ルエゴ)と言います。

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