気候工学はすでに、気象、食糧供給、生物多様性、健康に深刻な悪影響を及ぼしている

気候工学はすでに、気象、食糧供給、生物多様性、健康に深刻な悪影響を及ぼしている
ローダ・ウィルソン
2023年7月21日


ロバート・F・ケネディ・ジュニア米大統領候補は最近、ジオエンジニアリング・ウォッチの創設者デーン・ウィギントンに、気候工学と気候変動における隠れた役割についてインタビューした。

ウィギントンによれば、さまざまな種類のジオエンジニアリング・プロジェクトは、すでに気象パターン、食料を育てる能力、生物多様性、そして人間の健康に深刻な影響を及ぼしているという。

ホワイトハウスは、地球温暖化に歯止めをかけるために、太陽光が地表に当たるのを遮断する計画を検討している。  Derechoと呼ばれるスーパーコンピューターは、気候科学者がSRMが良いアイデアかどうかを判断するために、太陽地球工学の影響を分析している。

意図的な気候工学やジオエンジニアリング（太陽減光も含む）は、70年以上前から行われている。

気候工学は本当か？

ジョセフ・マーコラ博士著

デーン・ウィギントン米大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニアとデーン・ウィギントン：気候工学は本当か？2023.6.8 (60分)

上のビデオでは、米大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニアが、気候工学と気候変動における隠れた役割について、GeoengineeringWatch.orgの創設者デーン・ウィギントンにインタビューしている。ウィギントンはドキュメンタリー映画『The Dimming』も制作している。

ウィギントンは過去20年間、気候工学の現実について認識を高めようとしてきたが、ホワイトハウスが気候工学の取り組みとして太陽光を遮断する計画を支持すると発表したことで、彼の活動は今、注目を集めている。

ホワイトハウスが太陽光を遮る対策を検討

デイリー・メール紙2023年7月1日付：1

ホワイトハウスは、地球温暖化に歯止めをかけるため、太陽光が地表に当たらないようにする大胆な計画への扉を開いた。

科学者の中には、この取り組みが大気の化学構造を変化させ、計り知れない副作用をもたらす可能性があると警告する者もいるが、ジョー・バイデン大統領の政権は、これまで一度も試みられたことのないこのアイデアに前向きであることを認めている。

ホワイトハウスが金曜日に発表した報告書2には、地球を急速に冷却するために太陽光を制限することが提案されている。

報告書は、当局がSRMを実現するために検討しうるいくつかの方法を指摘しているが、どれも裏目に出れば壊滅的な結果をもたらす可能性がある。

欧州連合（EU）の政策立案者たちは最近、地球工学リスクの国際的評価を求め、次のように指摘した：3。

これらの技術は、人々と生態系に新たなリスクをもたらすだけでなく、国家間の力の不均衡を増大させ、紛争を引き起こし、無数の倫理的、法的、統治的、政治的問題を引き起こす可能性がある。

スーパーコンピューターで効果を測定

サイエンティフィック・アメリカン誌によると、Derechoと呼ばれるスーパーコンピューターは、気候科学者が太陽を遮るかどうかを判断するのに役立つという：4

気候研究のための新しいスーパーコンピューターは、科学者たちが、太陽の光を方向転換することによって地球を冷やすという議論の的となっている太陽地球工学の効果を研究するのに役立つだろう。

コロラド州立大学の気候科学者で、太陽光を偏向させるために使用できる人為的なエアロゾルが降雨パターンにどのような影響を与えるかを研究しているクリステン・ラスムッセンは、「Derecho」と名付けられたこのマシンは、国立大気研究センターで今月から稼働を開始した。

Derechoは従来のNCARのスーパーコンピューターの3.5倍高速なので、彼女のチームは、エアロゾルの放出によって地域的な降雨の変化がどのように引き起こされるかを示すため、より詳細なモデルを実行することができ、太陽地球工学のリスクに関する科学者の理解を深めることができる。

ジオエンジニアリングは気候変動の最大の原因である

ウィギントンによれば、さまざまな種類のジオエンジニアリングプロジェクトが、すでに気象パターン、食料生産能力、生物多様性、そして人間の健康に深刻な影響を及ぼしていることを示す証拠はたくさんあるという。

意図的なジオエンジニアリング（太陽光の減光も含む）は70年以上前から行われており、近年は急激に拡大している。ETCグループとハインリッヒ・ボーエル財団が作成した地球工学マップ5を見ると、地球工学プロジェクトが2012年の約300件から、2023年には1,700件以上にまで拡大していることがわかる。

これには、二酸化炭素の回収・除去、太陽放射の削減、そして世界中のさまざまな気象改変プロジェクトが含まれる。驚くなかれ、ビル・ゲイツは長い間、地球工学に資金を提供してきた。大まかには、第二次世界大戦後に極地から始まった地球工学プログラムが最初に実施された。

何年もの間、地球工学や気象改変が行われていると言う者は、ティンホイルハットをかぶった陰謀論者のレッテルを貼られてきた。ホワイトハウスの報告書が発表されたことで、主流派の否定派も突然それを認めるようになった。

しかし、彼らがなかなか認めようとしないのは、a）地球工学が気候変動そのものと同じくらい危険であること、b）地球工学が気候の最も壊滅的な変化の原因であること、である。

ウィギントンが指摘するように、気候変動を解決するために地球工学を利用する必要があると主張するグローバリストの権力構造は、そもそも地球工学によって気候変動を引き起こした張本人である。ウィギントンによれば、地球の気候の状態は「私たちが聞かされているよりもさらに悪い」のであり、気候工学は「そのプロセスに拍車をかけている」のだという。

言い換えれば、グローバリストの陰謀団は、問題の原因が解決策であると我々に信じ込ませようとしているのである。

ケムトレイルは本物か？

世界中で行われている地球工学的手法のひとつに、化学物質や金属を大気中に拡散させるというものがある。

航空機から飛散する通常の結露の跡と、微粒子の跡、つまりケムトレイルの決定的な違いは、結露の跡はかなり早く蒸発することである。ケムトレイルのように太陽光の80％から90％を遮り、地球温暖化を引き起こすことはない。

空に見える持続的な線は、非常にゆっくりと拡散し、空全体に濁った霞のような「膜」を作るが、これは結露の跡ではない。微粒子の飛跡、つまり "ケムトレイル "である。空気中に分散した微粒子は、無線周波送信によってさらに操作される。

HAARP6として知られるアラスカの施設は、関与している施設のひとつに過ぎない。HAARP6と同じような大規模な地上施設は世界中にある。世界中の都市部にある小規模なネットワークやNEXRADレーダー局も使用されている。これらのネットワークはすべて、大気中の「ケムトレイル」によって飛散する粒子を操作するために使われている。

大気中に何を撒き散らしているのか？

ケムトレイルの主成分のひとつはナノサイズのアルミニウムで、動物や人間に対して神経毒性がある。アルミニウムはまた、草木の根系や土壌微生物群を死滅させる。土壌pHも変化させるため、作物によっては育ちにくくなる。アルミニウムが使用される理由のひとつは、反射率が高く、太陽光が跳ね返るからである。

ウィギントンによれば、気候エンジニアたちは、現在進行中の太陽放射管理プログラムの一環として、年間数千万トンのアルミニウム・ナノ粒子を大気中に投下しているという。

ジオエンジニアリング・ウォッチが行った実験室テストでは、これらの微粒子や雨の中に、バリウム、ストロンチウム、チタン、マンガン、ポリマー繊維、界面活性剤、グラフェンが含まれていることがわかった。

これらの成分はすべてジオエンジニアリングに有効であるとして研究されているが、下界の住民や植生、野生生物にどのような健康被害が出るかについての調査は行われていない。

ウィギントンはまた、これらのエアロゾル噴霧は生物兵器を拡散させるために使用される可能性があり、すでにその目的で使用されている可能性があると警告している。ウィギントンは、米陸軍が1949年から1969年の間だけでも、239回の野外細菌戦実験をアメリカ国民に対して行ったというワシントン・ポストの記事を引用している7。

内部告発者はどこにいるのか？

ウィギントンによれば、乗客の手荷物制限が実施された2002年に、民間航空会社が微粒子放出作業に使用され始めたという証拠があるという。パイロットや航空会社の従業員が何が起こっているかを知っているというわけではないが、一部の旅客機にはこの目的のためにノズルやタンクが装備されている。

ケネディは、この規模のプログラムには何千人もの人間が読み込まれているはずなのに、どうして内部告発者が少ないのだろうと指摘する。ウィギントンによれば、情報通はみな箝口令を敷かれている8。この中には天気予報士も含まれる。また、秘密は大規模な区分けによって守られている。

それでも私たちは、気象改変と地球工学が実在することを知っている。空で見ることができるだけでなく、エアロゾルや地上の有毒粒子を測定することもできる。

ウィギントンによれば、アメリカ政府は主要な特許の多くを所有している。また、レイセオンやロッキード・マーチンといった防衛関連企業が保有している特許もあり、これらの企業は米国気象庁の気象モデリングも行っている9。

彼は、気象予報士が7日前に太陽が部分的に照りつける地域を予測できるのは、もはや自然気象がないからだと指摘する。プログラムされた天候があるのだ。 レイセオンとロッキードが気象モデリングを監督しているのは、彼らが気象改変にも首を突っ込んでおり、シナリオのコントロールを維持する必要があるからだ。

私たちは突然の気候崩壊に直面している

ウィギントンによれば、我々が直面しているのは気候変動よりもはるかに深刻だという。すでに実施されている地球工学によって、私たちが直面しているのは突然の気候崩壊である10,11。ジオエンジニアリングで飛散する微粒子は、オゾン層を「寸断」する。その結果、UV-Cが地表に降り注ぐようになった。

現在観測可能なジオエンジニアリングのその他の影響としては、地球温暖化（ケムトレイルは太陽放射を80％から90％減少させる）、地球静止（風の流れの減少）、降水量の減少と干ばつの長期化、プランクトンの90％減少、有毒なジオエンジニアリング元素が地面や雨水に含まれていることなどが挙げられる。

さらに、地球を冷やすことがこれらの地球工学プログラムのほとんどの目的であるとされているが、地球が温暖化するにつれて、物理学の法則によれば、冷やすためには降水量を減らすのではなく、増やす必要がある。

地球を冷やすには、より多くの雨を降らせる必要がある。しかし、これらのプログラムは雨を減らす結果となっており、雨を減らす理由は大気中の微粒子にある。外からの熱をそらすだけでなく、これらの微粒子は熱を下に閉じ込め、地球全体の加熱を大幅に悪化させている。

地球温暖化対策が本当に最終目標なのか、それとももっと無謀な目標のための都合のいい隠れ蓑なのか。もしそうなら、その目標は何なのだろうか？

ひとつは、地球工学がすでにもたらした被害の深刻さを隠そうとしているのかもしれない。もうひとつは、気象を武器にして住民や政府をコントロールすることかもしれない。また、これらの粒子によって大気が電気伝導性を高めているため、通信強化の目的もあるかもしれない。

地球工学の兆候と症状

インタビューの最後に、ケネディはウィギントンに、もし人々が地球工学の証拠を探すのであれば、日常生活でどのようなものを探すべきかと尋ねている。主なもののひとつは、アルミニウムの負荷によって根系が枯れ、森林が破壊されることである。

家庭菜園を10年以上続けている人は特に、野菜や果物が以前ほど育たないことに気づくかもしれない。土壌微生物が減少し、土壌pHが変化しているだけでなく、空気も変化している。

大気中の粒子は蒸気圧不足（「VPD」）を引き起こし、土壌のpHのようなものである空気のrHを下げる。湿度が不足すると、樹木や植物は呼吸システム（気孔）を停止する。

気孔は、植物と大気との間の二酸化炭素と水の交換に関わっている。そのため、VPDが起こると、草木は二酸化炭素を取り込まなくなり、酸素を放出しなくなる。

その結果、森林は炭素吸収源ではなく、炭素供給源となる。結局、呼吸ができなくなった草木は枯れてしまう。紫外線の増加も植物にダメージを与え、葉焼けを引き起こす。

ジオエンジニアリングは気候危機を解決しない

2023年3月末、新しい研究が発表され、短期的な太陽減光が世界政府が気候目標を達成するための有効な方法かもしれないという考えを否定した。サイエンティフィック・アメリカン誌は、この研究について次のように報じている：12

人工的な手段で地球の気候を冷やすという議論の的となっているアイデアは、政策立案者や一般市民の理解をはるかに超える長期的な世界的コミットメントを必要とする可能性が高い。

もし世界の指導者たちが、国際的な気候変動目標を達成するために太陽地球工学を利用することを決めたら、100年以上もの間、それに縛られることになるかもしれない。

ジオエンジニアリングは、「しばしば一時的な、その場しのぎの対策として伝えられるが、それは比較的短期間であることを意味し、数十年という意味では短期間である。

「それで、これらの経路を調べ始めて、もう少し長く外挿したところ、多くの場合、実際にはそれほど短くないことがわかりました」。

長期的な国際協力の必要性など、そのリスクも含めて。「このようなシステムを長期にわたって維持しなければならないとすれば、何か悪いことが起こる可能性が高まるだけです」とバウルは言う。

一言で言えば、一度太陽熱地球工学を始めたら、地球の温度をある閾値以下に下げるのに十分な量の炭素が大気中から除去されるまで、あるいはそうでない限り、止めることはできないというのがこの研究の主張である。

もし炭素の量が多すぎるのであれば、地球温暖化対策を突然中止すれば、地球温度が急上昇し、「ターミネーション・ショック」（地球上の生物が適応する時間がないほど、地球の気温が急激に上昇すること）を引き起こす可能性がある。言い換えれば、地球規模の絶滅につながる可能性があるということだ。

デーン・ウィギントン気候工学ドキュメンタリー「The Dimming」 ( Geoengineering Watch )
2021年3月10日（117分）

気象改変と地球工学についてもっと知りたい方は、GeoengineeringWatch.orgをご覧ください。ジオエンジニアリング計画に関する豊富な情報、共有可能なリソース、特許、文書がある。ウィギントンの長編ドキュメンタリー『The Dimming』もご覧ください。

情報源と参考文献

⚫︎ 1 デイリー・メール2023年7月1日
⚫︎ 2 2023年6月、太陽放射修正に関連する議会委任研究計画と初期研究ガバナンスフレームワーク
⚫︎ 3, 4 サイエンティフィック・アメリカン 2023年7月7日号
⚫︎ 5 地図Geoengineeringmonitor.org
⚫︎ 6 グローバル・リサーチ 2015年1月18日
⚫︎ 7 YouTube デーン・ウィギントン インタビュー 11:25
⚫︎ 8 YouTube デーン・ウィギントン インタビュー 10:41
⚫︎ 9 YouTube デーン・ウィグトン インタビュー 41:10
⚫︎ 10 YouTube デーン・ウィグトン インタビュー 11:53
⚫︎ 11 USAウォッチドッグ 2019年3月6日
⚫︎ 12 サイエンティフィック・アメリカン 2023年4月3日
⚫︎ 13 アース・システムズ・ダイナミクス 2023年3月28日号

著者について

ジョセフ・マーコラ博士は、Mercola.comの創設者兼オーナーであり、家庭医学認定オステオパシー医、米国栄養学会フェロー、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家である。  自身のウェブサイトMercola.comで、幅広いトピックを扱った記事を1日に何本も発表している。

原文：
Climate engineering is already having severe negative impacts on our weather, food supplies, biodiversity and health
BY RHODA WILSON
ON JULY 21, 2023


US presidential candidate Robert F. Kennedy Jr. recently interviewed Dane Wigington, founder of Geoengineering Watch, about climate engineering and its hidden role in climate change.

According to Wigington, geoengineering projects of various kinds are already having severe impacts on weather patterns, our ability to grow food, biodiversity and human health.

The White House is considering a plan to block sunlight from hitting the surface of the earth in a bid to halt global warming, a process known as solar radiation modification (“SRM”).  A supercomputer called Derecho is analysing the effects of solar geoengineering to help climate scientists decide whether SRM will be a good idea.

Intentional climate engineering or geoengineering – including solar dimming – has been going on for more than 70 years.

Is Climate Engineering Real?
By Dr. Joseph Mercola


Dane Wigington: US Presidential Candidate Robert F. Kennedy, Jr. and Dane Wigington: Is Climate Engineering Real?
8 June 2023 (60 mins)
In the video above, US presidential candidate Robert F. Kennedy Jr. interviews Dane Wigington, founder of GeoengineeringWatch.org, about climate engineering and its hidden role in climate change. Wigington also produced the documentary ‘The Dimming’.

While Wigington has tried to raise awareness about the reality of climate engineering for the last two decades, his work is now gaining traction after the White House announced it’s backing a plan to block sunlight in a climate engineering effort.

White House Considers Measure to Block Sunlight

As reported by the Daily Mail, July 1, 2023:1

The White House has opened the door to an audacious plan to block sunlight from hitting the surface of the Earth in a bid to halt global warming.

Despite some scientists warning the effort could have untold side effects from altering the chemical makeup of the atmosphere, President Joe Biden’s administration has admitted they’re open to the idea, which has never been attempted before.

In a report2 released Friday by the White House, officials suggested limiting sunlight to rapidly cool the planet, a process known as solar radiation modification (SRM) …

The report noted several ways authorities could look to achieve SRM, all of which come with potentially devastating consequences if they backfire … undertaking the mammoth task could have severe ramifications for weather patterns and food supplies, which would in turn impact biodiversity, geopolitics, and health.

Policymakers in the European Union recently called for an international assessment of geoengineering risks, noting that:3

These technologies introduce new risks to people and ecosystems, while they could also increase power imbalances between nations, spark conflicts and raises a myriad of ethical, legal, governance and political issues.

Supercomputer to Determine Effects

According to Scientific American, a supercomputer called Derecho will help climate scientists decide whether to block the sun:4

A new supercomputer for climate research will help scientists study the effects of solar geoengineering, a controversial idea for cooling the planet by redirecting the sun’s rays.

The machine, named Derecho, began operating this month at the National Centre for Atmospheric Research and will allow scientists to run more detailed weather models for research on solar geoengineering, said Kristen Rasmussen, a climate scientist at Colorado State University who is studying how human-made aerosols, which can be used to deflect sunlight, could affect rainfall patterns.

Because Derecho is three and a half times faster than the previous NCAR supercomputer, her team can run more detailed models to show how regional changes to rainfall can be caused by the release of aerosols, adding to scientists’ understanding of the risks from solar geoengineering … The machine will also be used to study other issues related to climate change.

Geoengineering is the Biggest Contributor to Climate Change

According to Wigington, there’s plenty of evidence showing that geoengineering projects of various kinds are already having severe impacts on weather patterns, our ability to grow food, biodiversity and human health.


Intentional geoengineering – including solar dimming – has been going on for more than 70 years and has exponentially expanded in more recent years. A geoengineering map,5 created by the ETC Group and the Heinrich Boell Foundation, shows how geoengineering projects have expanded from some 300 in 2012 to more than 1,700 in 2023.

This includes carbon capture/removal, solar radiation reduction and a variety of weather modification projects worldwide. Not surprisingly, Bill Gates has been funding geoengineering for a long time. Broadly, geoengineering programs were initially implemented after World War II, starting in the polar regions.

For years, anyone who said that geoengineering and weather modification were being used was labelled a tinfoil hat-wearing conspiracy theorist. As it turns out, it was true all along, and with the White House report just released, mainstream naysayers are suddenly admitting it as well.

What they’re not readily admitting, however, is that a) geoengineering is as dangerous as climate change itself, and b) that geoengineering is responsible for the most catastrophic changes in our climate.

As noted by Wigington, the globalist power structures that now claim we need to use geoengineering to solve climate change were the ones responsible for creating that climate change in the first place with their geoengineering. According to Wigington, the state of our global climate is “even worse than we’re being told,” and climate engineering is “fuelling that process.”

In other words, the globalist cabal is trying to convince us that the cause of the problem is the solution, all while pinning the blame for climate change on regular people who drive cars to work and eat meat.

Are Chemtrails Real?

One geoengineering technique used across the world involves the dispersion of chemicals and metals into the atmosphere, a practice colloquially referred to as chemtrailling.

A key difference between regular condensation trails from aircraft and particulate trails, or chemtrails, is that condensation trails evaporate rather quickly. They will not block 80% to 90% of solar uptake and create global dimming as chemtrails do.

The persistent lines you see in the sky that very slowly disperse, creating a muddy, hazy “film” across the entire sky are NOT condensation trails. They are particulate trails, or “chemtrails.” The particles dispersed in the air column are further manipulated via radio frequency transmissions.

The Alaskan installation known as HAARP6 is but one facility involved. There are dozens of other large, ground-based facilities just like it around the globe. Smaller networks and NEXRAD radar stations located in urban areas around the world are also employed. All these networks are used to manipulate the particles dispersed via “chemtrails” in the atmosphere.

What Are They Spraying into the Atmosphere?

One of the key ingredients in these particulate trails is nanosized aluminium, which is neurotoxic to animals and humans. Aluminium also kills the root systems of plants and trees, as well as the soil microbiome. It also alters soil pH, which makes it harder for some crops to grow. One of the reasons aluminium is used is because it has high reflectivity, so sunlight bounces off it.

According to Wigington, climate engineers have stated they’re depositing tens of millions of tons of aluminium nanoparticles into the atmosphere annually as part of ongoing solar radiation management programs – “with no consideration for the consequences whatsoever.”

Laboratory tests conducted by Geoengineering Watch also show the presence of barium, strontium, titanium, manganese, polymer fibres, surfactant chemicals, and graphene in these particulate trails, as well as in rain.

While all these ingredients are studied for their effectiveness in geoengineering, no research is being done to ascertain what the health effects might be on populations, vegetation and wildlife below.

Wigington also warns that these aerosol sprays can be used to disperse bioweapons and may have been used for this purpose already. He cites a Washington Post article that noted the US Army conducted 239 open-air germ warfare tests on the US population between 1949 and 1969 alone.7

Where Are the Whistle-blowers?

According to Wigington, we have evidence that commercial airlines began to be used for particulate release operations in 2002 when restrictions on passenger luggage were implemented. That’s not to say that pilots or airline employees know what’s going on, but some airliners are equipped with nozzles and tanks for this purpose.

Kennedy points out that thousands of people must have been read into programmes of this magnitude, so how come there are so few whistle-blowers? According to Wigington, those in the know are all under gag order.8 This includes weathermen. Secrecy is also upheld through massive compartmentalisation.

Still, we know weather modification and geoengineering is real. Not only can we see it in the sky and measure the toxic particles in the aerosol and on the ground, but we also have patents describing these processes.

According to Wigington, the US government owns many of the primary ones. Others are held by defence contractors like Raytheon and Lockheed Martin, which also do all the weather modelling for the US national weather service.9

He suggests the reason weathermen can predict an area will have partial sun seven days in advance is because we don’t have natural weather anymore. We have programmed weather. And the reason Raytheon and Lockheed oversee weather modelling is that they’re also neck-deep in weather modification and need to maintain control of the narrative.

We Face Abrupt Climate Collapse

According to Wigington, what we face is far worse than climate change. Due to the geoengineering already conducted, what we’re facing is an abrupt climate collapse,10,11 due to the many feedback mechanisms triggered. The particulates dispersed during these geoengineering events “shred” the ozone layer. As a result, UV-C rays are now hitting the surface of the planet.

Other ramifications of geoengineering that are currently observable also include global dimming (chemtrails reduce solar radiation by 80% to 90%), global stilling (reduced wind flow), a reduction in precipitation and protracted droughts, a 90% reduction in plankton, and toxic geoengineering elements being found on the ground and in rainwater.

Moreover, while global cooling is the stated aim of most of these geoengineering programmes, as the planet warms, the laws of physics state you need more precipitation to cool it, not less, because the atmosphere carries more moisture as the temperature rises.

To cool the planet, you need to create more rain, but these programs have resulted in less rain, and the reason for the reduction in rainfall is due to the particulates in the atmosphere. In addition to deflecting heat from the outside, these particles also trap heat down below, making the overall heating of the planet massively worse.

Is combating global warming really the endgame, or is that just a convenient cover story for a far more reckless goal? And if so, what might that goal be?

One might be that they’re trying to hide the severity of the damage that their geoengineering has already done. Another might be to control populations and governments, using weather as a weapon. It might also be for communication enhancement purposes, as the atmosphere is being made more electrically conductive by these particles.

Signs and Symptoms of Geoengineering

At the end of the interview, Kennedy asks Wigington what kinds of things in everyday life that people should look for if they’re looking for evidence of geoengineering. One major one is the destruction of forests, as root systems die off due to aluminium loading.

Home gardeners, especially if you’ve been doing it for a decade or longer, may notice that fruits and vegetables don’t grow nearly as well as they used to. Not only are soil microbiomes being decimated and soil pH altered, but the air is also being altered.

The particles in the atmosphere create vapour pressure deficit (“VPD”), they lower the rH of the air, which is like the pH of soil. If there’s not enough humidity, trees and plants shut down their respiratory system (stomata).

Stomata are involved in the exchange of carbon dioxide and water between plants and the atmosphere. So, when VPD happens, the plants and trees stop taking up carbon dioxide and they no longer release oxygen.

As a result, forests cease being carbon sinks and become carbon sources. Eventually, without respiration, the plants and trees die off. Increased UV radiation also damages plants, causing leaf scorch.

Geoengineering Won’t Fix the Climate Crisis

At the end of March 2023, a new study came out debunking the idea that short-term solar dimming might be a viable way for world governments to meet their climate targets. Scientific American reported on the study, noting:12

A controversial idea for cooling the earth’s climate through artificial means would likely require a much longer global commitment than policymakers and the public understand, according to a recent study13 that raises new questions about the potential for using solar geoengineering.

If world leaders decide to use solar geoengineering to meet international climate goals, they could be locked into it for a century or more …

Geoengineering is “often communicated as temporary, a stopgap measure – so it implies being relatively short, and short in the sense of a couple of decades,” said lead study author Susanne Baur, a doctoral candidate at the European Centre for Research and Advanced Training in Scientific Computation in France.

“And so, when we started looking at these pathways, and we extrapolated them a bit longer, we saw that in many cases, it’s actually not that short.”

The public may not realise the scope of a commitment solar geoengineering – or its risks, including the need for long-term international cooperation. “If we have to keep up a system like this for such a long time, that just increases the possibility of something bad happening,” Baur said.

In a nutshell, the study argues that once you begin solar geoengineering, you can’t stop until or unless enough carbon has been eliminated from the atmosphere to lower the earth’s temperature below a certain threshold.

If there’s too much carbon left, then a sudden halt to the geoengineering could skyrocket, resulting in “termination shock,” a concept that describes a sudden, drastic elevation in global temperatures that life on earth doesn’t have time to adapt to. In other words, it could result in a global extinction event.


Dane Wigington: The Dimming, Full Length Climate Engineering Documentary ( Geoengineering Watch)
10 March 2021 (117 mins)
To learn more about weather modification and geoengineering, check out GeoengineeringWatch.org. It has a wealth of information, shareable resources, patents and documents relating to geoengineering programmes. Also check out Wigington’s full-length documentary, ‘The Dimming’, embedded above for your convenience.

Sources and References

1 Daily Mail July 1, 2023
2 Congressionally Mandated Research Plan and an Initial Research Governance Framework Related to Solar Radiation Modification June 2023
3, 4 Scientific American July 7, 2023
5 Map. Geoengineeringmonitor.org
6 Global Research January 18, 2015
7 YouTube Dane Wigington Interview 11:25
8 YouTube Dane Wigington Interview 10:41
9 YouTube Dane Wigington Interview 41:10
10 YouTube Dane Wigington Interview 11: 53
11 USA Watchdog March 6, 2019
12 Scientific American April 3, 2023
13 Earth Systems Dynamics March 28, 2023
About the Author

Dr. Joseph Mercola is the founder and owner of Mercola.com, a Board-Certified Family Medicine Osteopathic Physician, a Fellow of the American College of Nutrition and a New York Times bestselling author.  He publishes multiple articles a day covering a wide range of topics on his website Mercola.com.