既得権益・利権を貪るディープ・ステート　その３

パンデミックの中での汚職：政府、コヴィド新薬の治療コース3,000万ドル相当に12億ドルを支払うことに
2021年10月14日（木） by：ゾーイ・スカイ 

(Natural News) 大企業が武漢コロナウイルス(COVID-19)の新しい治療法の開発を止めるとは思わない方がいい。17.74ドルの製造価格を712ドルの販売価格に変えることができるのだから。

メルク社のモルヌピラビルは、パンデミックを終息させるための最新の答えとされており、報告によると、ワクチンを接種していないコロナウイルス感染者の入院や死亡を少なくとも50％削減できるという。また、モルヌピラビルはワクチンとは異なり、自宅で5日間服用するだけで治療が可能である。

しかし、政府は6月に不可解な契約を結び、メルク社に12億ドル以上、1コースあたり712ドルの薬を170万コース分支払うことになった。この取引は、モルヌピラビルが米国食品医薬品局（FDA）から緊急使用の認可を受けた後に行われる。

大手製薬会社の大きな利益

モルヌピラビルは、もともとエモリー大学がベネズエラ馬脳炎ウイルス（VEEV）に感染した馬の治療のために開発した抗ウイルス剤である。米国国防総省（DOD）から1,000万ドル、米国国立衛生研究所（NIH）から1,900万ドルの助成を受けている。

エモリー大学は、モルヌピラビルの特許をリッジバック・バイオセラピューティクス社に渡し、リッジバック・バイオセラピューティクス社はメルク社に売却しました。

なお、ハーバード大学公衆衛生大学院の研究者の報告によると、モルヌピラビルの製造コストは、5日間の治療で約17.74ドルに過ぎないことが明らかになっています。(関連記事 米国政府は、製造コストが17.74ドルしかかからないモルヌピラビルの5日間コースに712ドルをメルク社に支払いました)

この価格から計算すると、170万コースは約3,000万円の価値しかありません。

これは、1980年に制定された法律で、大学が連邦政府の資金で開発した発明の特許を非営利団体や中小企業に売ることはできるが、大企業に売ることはできないというものだ。

リッジバックのような中小企業は、このハードルを回避するために、税金で開発された利益のある医薬品をメルク社のような企業に簡単に渡せるように、仲介役を務めているのである。

ジミー・カーター大統領の反対にもかかわらず、バーチ・バイー上院議員とボブ・ドール上院議員は1980年に「特許商標法改正法」を可決した。当初は撃墜されてしまい、レイムダックセッション中に必決法案に添付されてようやく可決された。

バイ・ドール法とマーチイン権限

現在、バイ・ドール法と呼ばれることが多いが、これは「マーチイン権限」と呼ばれる法律の条項を懸念する産業界や業界団体にとって有益なものである。

「マーチインとは、連邦政府が、特許が流通して法外な値段で売られるのを防ぐことができるというものです。そして、連邦政府はその特許を引き取り、他のメーカーに譲渡することができるのです。

また、適正な価格で薬を提供してくれる第三者にライセンスするという選択肢もあります。

ドナルド・トランプ政権の最後の年に、ウィルバー・ロス商務長官（当時）がバイ・ドール法から「マーチイン」条項を削除したため、大企業は米国政府に好きなだけ請求できるようになった。

同時に、大手製薬会社は議会議員を買収して、「マーチイン」の廃止を促し、医薬品のコストを規制したり、メディケアに価格交渉をさせたりする努力をすべてやめさせようとしています。

ジョージ・W・ブッシュ元大統領は、自分の時代に社会保障とメディケアの両方を完全に民営化しようとして失敗しました。現在では、この条項によってメディケアの基金から毎月何十億もの資金が流出しています。

ビッグファーマは、勤勉なアメリカ人から利益を得て、ビッグファーマの幹部や株主をさらに金持ちにするために、薬を利用してきました。アメリカ人が立ち上がらない限り、大手製薬会社は利益を上げ続ける一方で、一般労働者は職を失いたくなければ、ワクチン接種や薬の服用を余儀なくされるでしょう。

BigPharmaNews.comでは、ビッグファーマが様々な "治療法 "でいかに金儲けをしているかについての他の記事を読むことができます。

情報源は以下の通りです。

グローバルリサーチ.ca

Reuters.com

Citizen.org

原文：
Corruption in the midst of pandemic: Government to pay $1.2B for $30M-worth of treatment courses of new covid drug
Thursday, October 14, 2021 by: Zoey Sky 

(Natural News) Don’t expect Big Pharma companies to stop developing new treatments for the Wuhan coronavirus (COVID-19). Not when they can turn a $17.74 manufacturing price into $712 selling price.

Merck’s molnupiravir is the latest alleged answer to ending the pandemic and reports say it can cut hospitalizations and deaths of unvaccinated people infected with coronavirus by at least 50 percent. And unlike vaccines, molnupiravir can simply be taken at home for a five-day course of treatment.

But the government inexplicably signed a contract back in June that will pay Merck over $1.2 billion for 1.7 million courses of the medication – $712 per course. The transaction will take place after molnupiravir receives emergency use authorization from the Food and Drug Administration (FDA).

Big profits for Big Pharma

Molnupiravir is an antiviral drug originally developed by Emory University to treat horses infected with Venezuelan equine encephalitis virus (VEEV). It has received a $10 million grant from the Department of Defense (DOD) and $19 million from the National Institutes of Health (NIH).

Emory University passed the patent of molnupiravir to Ridgeback Biotherapeutics, which then sold it to Merck.

A report from researchers with the Harvard School of Public Health has revealed that the manufacturing cost for molnupiravir is only around $17.74 for a five-day course of treatment. (Related: US government pays Merck $712 for 5-day molnupiravir course that only costs $17.74 to manufacture.)

Based on that price, 1.7 million courses will only be worth around $30 million.

The huge mark up is made possible by of a piece of legislation passed back in 1980, which allows universities to sell patents to inventions funded with federal money to non-profit organizations and small businesses, but not to major corporations.

To bypass this hurdle, small businesses like Ridgeback act as middlemen so profitable pharmaceuticals developed with tax dollars can easily be passed on to corporations like Merck.

Despite President Jimmy Carter’s objections, Senators Birch Bayh and Bob Dole passed the Patent and Trademark Law Amendments Act in 1980. It was initially shot down and was only passed during the lame duck session by being attached to must-pass legislation.

Bayh-Dole Act and March-in Authority

Now often referred to as the Bayh-Dole Act, it benefits industry and trade groups who are worried about a provision of the law called “March-in Authority.”

“March-in” allows the federal government to prevent patents from being passed around and sold at an exorbitant amount. The federal government can then take back the patent and assign it to other manufacturers.

There’s also the option to license it to third parties that will make the drug available at a reasonable cost.

In the last year of the Donald Trump administration, then-Secretary of Commerce Wilbur Ross stripped the “March-in” provision out of the Bayh-Dole Act so Big Pharma could charge the U.S. government as much as it wanted.

At the same time, Big Pharma companies are buying off members of Congress to encourage an end to “March-in” and to stop all efforts to regulate the cost of drugs or let Medicare negotiate prices.

Former President George W. Bush tried and failed to entirely privatize both Social Security and Medicare during his time. Now, the provision drains billions every month from the Medicare fund.

Big Pharma has been using drugs to make a profit off of hard-working Americans and to make Big Pharma’s executives and shareholders even richer. Unless Americans make a stand, Big Pharma will continue to profit while the average workers will be forced to get vaccinated or take medication if they don’t want to lose their job.

Visit BigPharmaNews.com to read more articles about how Big Pharma is cashing in on various “cures.”

Sources include:

GlobalResearch.ca

Reuters.com

Citizen.org