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怪しい中南米スペイン語講座 日常会話編 その3(時間、お金、天気)

時間の表現は、hora(時間、時刻)という名詞が女性名詞なので冠詞は la または las になりますが、horaは省略して冠詞と数詞だけで表現するのが一般的です。例えば「午前10時です」をスペイン語では、son las 10 de la mañana.(ソン ラス ディエス デ ラ マニャーナ)になります。午前中がはっきりしているのであれば son las 10 (diez) で十分です。「午後1時です」は、es la 1 de la tarde.(エス ラ ウナ デ ラ タルデ)になります。”son" と "es" は、英語でいうところのBe動詞に当たる動詞 "ser"(セール)の三人称現在のlas 10が複数形、la 1(una) が単数形の変化になります。10時15分など分は y で繋ぎます。従って、son las 10 y 15(ソン ラス ディエス イ キンセ)或いは1/4の表現で(ソン ラス ディエス イ クアルト)と言ったりします。10時半は、son las 10 y medio(ソン ラス ディエス イ メディオ)と言います。10時45分になると son 15 para las 11(ソン キンセ パラ ラス オンセ)と、11時前15分といった表現になります。

単語 mañanaは冠詞 ”la”を付けた場合、「朝、午前」の意味になりますが、冠詞が無い場合は「明日」の意味になります。従って「明日の午前中に」という表現は、mañana por la mañana.(マニャーナ ポル ラ マニャーナ)となります。結構この表現は多用されます。「明日の午後に」は、mañana por la tarde.(マニャーナ ポル ラ タルデ)になります。時間を訊く場合は、¿qué hora es? (ケ オラ エス)或いは ¿qué horas son?(ケ オラス ソン)になります。答え方は、前述した es la 1 や son las 10などになります。

お金は、dinero(ディネロ)、moneda(モネダ)、plata(プラタ)などの単語が使われます。dineroは一般的なお金(紙幣)を指し、monedaは硬貨・コインを指すことが多いです。plataは本来「銀」を意味しますが、銀が良く取れたことから南米ではお金の意味でも使われます。紙幣は、billete(ビジェーテ)と言います。支払い後の「釣銭」は、vuelto(ブエルト)と言います。これこれはいくらですか?は、¿cuánto cuesta esto? と訊くと、esto cuesta xxxx. これはxxxxですと答えてくれます。動詞 costar(コスタール:(費用が)かかる)の指示代名詞 esto(これ)に対応する3人称単数現在形 cuesta で答えます。 通貨名にも男性・女性の名詞があります。それに合わせて数詞が変化するものもあります。例えば、500は男性名詞通貨では quinientos(キニエントス) ですが女性名詞通貨では quinientas(キニエンタス)になります。

「天気」は、男性名詞の tiempo(ティエンポ)を言います。これは「時間」という意味も同時にあります。「天気予報」は、pronóstico del tiempo(プロノスティコ デル ティエンポ)と言います。「今日はとれも天気がいい」は、hoy hace muy buen tiempo.(オイ アセ ムイ ブエン ティエンポ)と言います。動詞 hacer(アセール:する、させる)を天気の表現には使います。「暑い」は hace calor.(アセ カロール)、「寒い」は hace frío.(アセ フリーオ)、「風が強い」は hacer viento(アセール ヴィエント)と言います。「雨」は lluvia(ジュビア)で「雨が降る」は caer lluvia(カエール ジュビア)を se cae la lluvia(セ カエ ラ ジュビア)とも言います。日差しが強い場合は、hace sol(アセ ソル)とも言います。

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