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ワクチン接種推進に思う、感覚や直感を失わせる科学指向の落とし穴 その6

ワクチン接種を推進しているだろうと思われる医師YouTuberの動画を見ているとおやっと思うことがあります。それはリスクとベネフィットの比較ということばです。それはワクチンを接種した場合のリスクとベネフィット、接種しなかった場合のリスクとベネフィットということなのでしょう。

この前提は、ワクチンは感染を防ぐことあるいは重篤化を防ぐこととしています。もちろん、ワクチン接種によって抗体を生成するデータは統計的に説明されますからもっともらしく聞こえます。

しかし、実際に大切な情報は感染した人のワクチン接種者・未接種者の割合や重篤患者のワクチン接種者・未接種者の割合なのではないでしょうか?ワクチン接種した後の抗体値が増加したことが、本当に感染防止の効果があるのでしょうか?これだけ変異株がでてきているのに、感染者毎の変異株が分かってそれに対応したワクチン接種を行うことができるのでしょうか?

そもそもワクチン接種で自然免疫機能の低下が色々な記事で紹介されています。特定のコビッド・ウィルスに対応する抗体を生成することがどれほど重要で、また自然免疫を低下させることがどれほどのリスクがあるのかは、ワクチン接種のリスクとベネフィットの考察には含まれていません。

英国やイスラエル、その他の国では既に臨床データが出てきているのに如何にもmRNAから生成される抗体値を持って有効と言う前提で話をしていることに大きな落とし穴を感じてしまいます。データで証明の前に議論するテーマが引用しようとしているデータや実験方法がその証明になるのか?という視点がすっぽり抜けているような気がします。

このような論点は、既にワクチン接種を前提とした後付けデータを追い求めた結果のレポートに他ならないと思ってしまいます。

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