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トランペットを吹き始めて分かったこと その8

ヤマハのXenoから切り替えてメインで使うようになったキャノンボールのトランペット。吹き始めて、音が軽くでる感覚と音自体の大きさや音色が気に入ってしまいました。トランペット本体自体もXenoより少し軽く感じていました。キャノンボールの方を主に吹くようになったのは軽く大きな音が出ることと音色がちょっとジャズっぽいというのが理由でした。Xenoは重くてしっかりしてて吹く時の抵抗感もキャノンボールよりもあったのもその理由かも知れません。アコースティック・ギターで表現するとヤマハの方は“マーティン000-28”で、キャノンボールは”ギブソンJ-45”って感じでしょうか?分かる人には分かると思います。

偶々キャノンボールの別のモデルの試奏した人のコメントをネットで見つけて読でみると、その試奏者は付属品のバルブのボトムキャップを少し重い方に交換した時の音の方が好みだと書かれてありました。そう言えば確かにケースの中にあったなあと思い出しました。そのコメントには抵抗感が増すが音も響きも大きくなるとありました。へえ〜と思いながら早速その付属のボトムキャップを取り出して見ると、確かに重いのが分かりました。これ3つとも交換したら本体自体が結構重くなるかもと思いながら交換してみました。持った感じが既にXenoよりは重くなってるだろうことは分かりました。そして息を吹き込むと以前とは全く違って抵抗感がXeno並みになってました。これには驚きです。そして音が大きく音色も艶が増したように聴こえてきました。ギブソンJ-45がTrue Vintageモデルになったような感じでこれは楽しいわ、と。

よく考えるとトランペットは、チューブ管で出来ていて空気が管内で振えることで音を増幅させているので管の重量が増すとそれだけ同じ振るえをだそうと思うと息を吹き込む力が増えて抵抗感に感じるんだろうな思いました。そして増幅ポイントも狭まることから的に当たった音の増幅はしっかり艶のある音がベルから出てくるのだろうと思います。キャノンボール、良い楽器です。

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