スコット・アトラス博士：科学はCOVID-19を巡って自滅した。

スコット・アトラス博士：科学はCOVID-19を巡って自らを殺した。
2021年9月11日（土） by：ニュース編集部 

(Natural News) COVID-19のパンデミックが始まって以来、アメリカ国民は「科学に従え」と言われてきた。しかし、1年半の間、アンソニー・ファウチ博士や疾病管理予防センター（CDC）のような「科学」の自称預言者から、矛盾したメッセージを聞かされてきた。

(ヘレン・ローリーの記事はTheFederalist.comから転載しています。)

私たちは、自分たちの決定が科学に基づいていると主張する政治家が、特定の政治的シナリオに合わない科学的知見を無視することが多いことを知った。また、科学者も人間であり、個人的な利害や政治的見解によって判断を誤る者もいることを知った。

科学はCOVID-19の流行の犠牲になっているのでしょうか？コロラド州の非営利団体「スティームボート・インスティテュート」が主催する第13回フリーダム・カンファレンスで、スコット・アトラス博士に聞いてみた。アトラス博士は、スタンフォード大学医療センターの教授兼神経放射線学部長を経て、現在はフーバー研究所の医療政策担当上級研究員を務めている。

アトラスは、2020年8月から11月まで、トランプ前大統領の特別顧問やホワイトハウスのコロナウイルス対策委員会のメンバーを務めて以来、左派や企業メディアからの攻撃を受け続けている。『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ワシントン・ポスト』紙はアトラスのヒット記事を掲載し、その優れたキャリアや学問にもかかわらず、彼の資格を疑問視しました。

また、Google傘下のYouTubeは、アトラスのフーバー研究所でのインタビューを収録した50分の動画を削除しました。Twitterでは、マスクの効果を疑問視したアトラスのツイートが削除されました。

「科学」は自らの信頼性を破壊した

アトラスは沈黙することを拒みました。彼は、COVID-19のパンデミックで、科学分野とそれに対するアメリカ人の信頼がいかに大きく損なわれたかについて、多くのことを語っています。「科学は単なる犠牲者ではなく、自らの信頼性の破壊に積極的に参加したのです」。

アトラスは自分の主張を証明するために、Lancet誌に掲載された今では悪名高い書簡を参照しました。その書簡では、ラボリーク説は「恐怖、噂、偏見」を生み出す「陰謀」であると非難しています。フェイスブックの「ファクトチェッカー」は、この手紙を使って、1年以上にわたって実験室リーク説の議論を検閲しました。

その後、Eco Health Allianceの会長であるピーター・ダスザックが、EHAと武漢ウイルス研究所（WIV）との密接な金銭的つながりを公表せずに、科学者グループを組織して手紙を書かせたことがThe Daily Mail紙に掲載されました。現在では多くの科学者が、WIV研究所からの漏洩説は自然起源説と同じくらいの確率であると認めています。

アトラスはまた、「ネイチャー」や「ランセット」などの主要な科学出版物が、「誤った物語を可能にし、促進し、強制する重要な役割を果たしている」と非難しました。6月、ジャーナリストのイアン・ビレルは、ネイチャーの出版社が中国の機関から数百万ドルに相当するスポンサー契約を結んでいると推測するある情報源を引用しました。

「アトラスは、「科学は、データの解釈を脅かしたり、反対したり、データを悪用したり、検閲したりするものではないはずです。「科学は、データの解釈に対抗したり、データを悪用したり、検閲したりするものではありません。科学とは、データと科学的プロセスだけです。科学に "受け入れられた見解 "があるはずがありません」。

科学的プロセスの検閲をやめよう

政治家や評論家も、事実に基づかない規制を提唱することで、人々の信頼を失いました。「実際のデータを知らない人たちが、『科学に従え』という言葉を二度と口にしてはいけません。もうやめよう」とアトラスは言います。「科学に従え』という言葉には何の信憑性もありませんでした。彼らの多くが科学を知らず、科学を理解しておらず、科学を使って提言を行っていないことは明らかです」。

この信頼の欠如から、科学と科学者はどうやって回復することができるのでしょうか？「それは、科学的プロセスの可視化、つまりデータの可視化にほかなりません」とアトラスは言います。「科学的プロセスの可視化は、データの可視化にほかなりません。意見が合わないからといって、人を威嚇したり、厳しい非難をしたりしてはいけません。データによって真実を明らかにしましょう。"

彼のもとには、他の科学者たちから何百通ものメールが届いており、彼らは自分たちが発言するのを恐れながらも、彼が率直に発言し続けることを奨励しています。「科学を守るためには、科学者が名乗り出て、科学の客観性や科学的プロセスそのものが汚染され、阻害されていることを恐れずに発言することが必要です」と彼は続けました。「より多くの科学者が名乗り出てくれれば、そのような（信頼の欠如を）覆すことができるでしょう。エビデンスが見え、議論が活発でなければ、科学というものは存在しません。それ以外の方法では、科学は存在しないのです」。

次に支配者層が私たちを危機的状況に追い込もうとしたとき、私たちはどのようにして反撃すればよいのでしょうか。アトラスは、今回のパンデミックについてデータが明らかにしたことを認識しなければならないと述べ、COVID-19の感染拡大を防ぐためにロックダウンは機能しなかったが、その一方で深刻な追加コストが発生したことを示す、スタンフォード大学のエラン・ベンダビッドらの研究を含むいくつかの最新の研究を紹介しました。

ロックダウンによる生活の破壊は二度と許されない

アトラスは、ロックダウンが人々の生活を破壊したと言います。「医療を遮断し、人々が緊急医療を受けられなくなり、薬物乱用が増え、自殺による死亡が増え、特に若い世代の心理的ダメージが大きくなった。何百、何千もの児童虐待が報告されなかった。ティーンエイジャーの自傷行為は3倍に増えました。"

アトラスはまた、世界がCOVID-19に注目していることが原因で、結核のような他の死亡者が増えていることも指摘しています。世界保健機関（WHO）は2020年、COVID-19への資源投入により、結核による死亡者数が最大で40万人増加すると警告しています。「パンデミック中の死亡者数の3分の1から半分は、COVID-19によるものではなかったことを示す死亡データがあります」とアトラスは言います。「ロックダウンによる余計な死だったのです」。

健康上の問題だけでなく、特に貧しい人々や発展途上国にとって、ロックダウンは莫大な経済的コストをもたらします。アトラス氏によると、パンデミック時にバングラデシュの経済が停止した場合、約30億ドルの損失と90万人近くの雇用が失われ、国の貧困層に壊滅的な影響を与えると予測されています。

アトラスは「ロックダウン戦略は二度と使ってはいけない」と強調します。その代わりに、リスクの高い人にはターゲットを絞った保護を提供すべきですが、リスクの低い人にはロックダウンをしてはいけません」。Great Barrington Declaration』の著者など、他の科学者たちも同様のアプローチを提唱しています。

アトラスは、COVID-19から得た教訓をもとに、次のパンデミックに備える方法について、近日発売予定の新刊『A Plague Upon Our House』でさらにアドバイスしています。A Plague Upon Our House: My Fight at the Trump White House to Stop COVID from Destroying America（COVIDがアメリカを破壊するのを阻止するためのトランプ・ホワイトハウスでの私の戦い）」で述べています。

最終的にアトラスは、COVID-19のパンデミックから学ぶべき最も重要な教訓は、個人が自分の健康に関する決定に責任を持たなければならないということだと述べています。私たちは、自分の自律性とリスク許容度を評価する能力を、官僚やいわゆる専門家階級に明け渡してはならないのです。

詳しくはこちらをご覧ください。TheFederalist.com

原文：
Dr. Scott Atlas: Science killed itself over COVID-19
Saturday, September 11, 2021 by: News Editors 

(Natural News) Since the start of the COVID-19 pandemic, the American people have been told to “follow the science.” Yet for a year and a half, they’ve heard contradicting messages from self-appointed prophets of “the science” like Dr. Anthony Fauci and the Centers for Disease Control and Prevention (CDC).

(Article by Helen Raleigh republished from TheFederalist.com)

We learned that politicians who claimed their decisions were science-driven often ignored scientific findings that didn’t fit certain political narratives. We discovered that scientists are fallible human beings, and some would let personal interests and political views cloud their judgment.

Is science itself one of the victims of the COVID-19 pandemic? I asked Dr. Scott Atlas at the 13th annual Freedom Conference hosted by the Steamboat Institute, a Colorado-based nonprofit organization. Formerly a professor and chief of neuroradiology at Stanford University Medical Center, Atlas is now a senior fellow in health policy at the Hoover Institution.

Atlas has been under constant attacks by the left and the corporate media since he served as a special adviser to former President Trump and a member of the White House coronavirus task force from August to November 2020. The New York Times and the Washington Post ran hit pieces on Atlas, questioning his qualifications despite his distinguished career and scholarship.

Google-owned YouTube also removed a 50-minute video of Atlas’s interview with the Hoover Institute. Twitter took down his tweet that questioned the effectiveness of masks.

‘Science’ Destroyed Its Own Credibility

Atlas has refused to be silenced. He has a lot to say about how the scientific field and Americans’ trust in it have been tremendously harmed during the COVID-19 pandemic. “Science has been not just a victim,” he told me, “but actively participated in the self-destruction of its credibility.”

To prove his point, Atlas referred to the now infamous letter published in Lancet, which denounced the lab-leak theory as a “conspiracy” that created “fear, rumors, and prejudice.” Facebook “fact-checkers” used the letter to censor discussion of the lab-leak theory for more than a year.

It then surfaced in The Daily Mail that Peter Daszak, president of Eco Health Alliance, orchestrated a group of scientists to write the letter without disclosing the EHA’s close financial ties to the Wuhan Institute of Virology (WIV). Now many scientists accept that the WIV lab-leak theory is just as probable as the natural origin theory.

Atlas also faulted leading scientific publications such as Nature and Lancet for playing “important roles in enabling, encouraging, and enforcing the false narrative.” In June, journalist Ian Birrell cited one source who estimated the publisher of Nature had sponsorship agreements worth millions of dollars from Chinese institutions.

“Science is not supposed to be about intimidating, countering interpretation of data, or abusing, or censoring data,” Atlas said. “Science is not supposed to have a view. Science is only about data and the scientific process. There is never supposed to be ‘an accepted view’ of science.”

Stop Censoring the Scientific Process

Politicians and pundits also lost people’s trust by advocating regulations that were not based in fact. “The phrase ‘follow the science’ should never be uttered again by people who do not know actual data. They must stop,” Atlas said. “They have no credibility whatsoever when they get up and say, ‘follow the science.’ It’s clear many of them don’t know the science, don’t understand the science, and they are not using the science to make the recommendations.”

How can science and scientists recover from this trust deficit? “It depends on only one thing — the visibility of the scientific process, which by definition is about the visibility of the data,” Atlas said. “There should be no censorship of views and interpretation of different data. Do not intimidate or issue harsh condemnations of people just because you disagree with them. Let the truth prevail by the data.”

He has received hundreds of emails from other scientists who have encouraged him to remain outspoken while afraid to speak up themselves. “The saving of science really depend[s] on scientists to come forward and to be unafraid to say that the objectivity of science and [the] scientific process itself has been contaminated and impeded,” he continued. “When more scientists come forward, there hopefully will be a reversal of that [trust deficit]. There is no such thing as science without the evidence being visible and debates being current. Science doesn’t exist in any other way.”

How can we do a better job of fighting back the next time our ruling class tries to send us into crisis mode? We have to recognize what the data revealed about this current pandemic, Atlas said, citing several recent studies (including one by Eran Bendavid and other scientists of Stanford University) showing that lockdowns didn’t work to keep COVID-19 from spreading while imposing their own severe additional costs.

Never Let Lockdowns Destroy Lives Again

Lockdowns destroyed people, Atlas said, by “shutting down medical care, stopping people from seeking emergency medical care, increasing drug abuse, increasing death by suicide, more psychological damage, particularly among the younger generation. Hundreds and thousands of child abuse cases went unreported. Teenagers’ self-harm cases have tripled.”

Atlas also noted the increase of other deaths like tuberculosis, caused by the world’s focus on COVID-19. The World Health Organization warned in 2020 of up to an additional 400,000 deaths from tuberculosis because of the diversion of resources to COVID-19. “Mortality data showing that anywhere from a third or half of the deaths during the pandemic were not due to COVID-19,” Atlas said. “They were extra deaths due to the lockdowns.”

Besides causing health issues, the lockdowns have enormous economic costs, especially for poor people and developing countries. The Bangladesh economy’s shutdown during the pandemic, Atlas noted, was forecast to wipe out about $3 billion and close to 900,000 jobs off the nation’s economy with a devastating effect on the nation’s poor.

“We can never use the lockdown strategy again,” Atlas emphasized. Instead, we should offer targeted protections for high-risk people but no lockdowns of low-risk people. Other scientists, such as the authors of The Great Barrington Declaration, have advocated for the same approach.

Atlas offers additional advice on how to prepare for the next pandemic based on lessons learned from COVID-19 in his upcoming new book, “A Plague Upon Our House: My Fight at the Trump White House to Stop COVID from Destroying America,” which is available for preorder now.

Ultimately, Atlas said, the most important lesson to learn from the COVID-19 pandemic is that individuals must take responsibility for their own health-related decisions. We should never surrender our autonomy and capability to assess our risk tolerance to bureaucrats or the so-called expert class.

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