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レジーナ・スペクターに魅せられる

ある時、偶然YouTubeでRegina Spektorを見ました。ピアノを弾きながら歌う声に直ぐに魅了されると共に独特の作曲センスと意味が分かるような分からないような歌詞に、きっとこの人は天才じゃないかと思い調べてみました。

やはり只者ではなかったです。ロシア系ユダヤ人の家系に生まれ、オーストリア、イタリアへと家族で移民して最後はニューヨークのブロンクスに定住したそうです。州立の音楽大学を優秀な成績のため1年も短く卒業したとのこと。いつも即興の鼻歌で作曲してたようで、それを聴いてた友人から才能を指摘されてどんどん作曲するようになったそうです。

彼女のインタビューで感動したのは、9歳の時に移り住んだブロンクスでロシア時代の6歳から始めてたピアノのレッスンを経済的に続けられるか悩んだと言います。両親からシナゴーグでピアノの教師を探してレッスンを始めたそうですが、謝礼が払えなくてレッスンを辞めたいと教師に告げると、教師から「才能ある少女にレッスンを続けるのは神が与えた私の使命です。謝礼は必要ありません。」と言われたそうです。その事がアーティストとして彼女のモチベーションになっているのだと思います。また、彼女も次の世代の才能を見つけて支援をするのだと思います。

彼女の音楽は、聴けば分かると思いますが何か体の中から湧き出てくるような音楽で、演奏して歌ってる時の嬉しそうな顔が最高に良いです。giftedとはよく言ったものです。

https://www.youtube.com/watch?v=QWYUC5EMfyI

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