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【妊娠記録】妊娠発覚~妊娠3か月(~12w)

いつ産まれるかヒヤヒヤする毎日。直近の状況を書きたい、、!と思いつつ、後で振り返ると時系列がわかりやすいよな、、と思い、初期から思い出して書くことにします。



妊娠発覚2日後に海外渡航

いきなりどゆこと?という感じですが、実は産婦人科で妊娠が確定(胎嚢確認)した2日後から新婚旅行でニュージーランドとタヒチに渡航、計6回のフライトを経験するというまさかな状況でした。
私たち夫婦はコロナ渦中に結婚したため、新婚旅行はおあずけ状態でした。ちょうど妊活を始めて半年ほど経ったタイミングで(妊活については余裕があれば別途まとめたい)、これは新婚旅行に行っておかないと将来後悔しそう・・!と思い立った頃、ちょうどコロナも5類引き下げとなり、思い切って2週間の長期休暇を取ることにしました。
元々私は旅慣れていたこともあり、個人手配も考えましたが当時タヒチへの直行便が運休中でフライトスケジュールが複雑だったことや、新婚旅行の場合代理店を通した方が諸々特典がつきそう、ということもありHISで予約することに。
その際、一応妊活中だったこともあり、妊娠やコロナ罹患、親族の不幸などがあった場合に前日キャンセルでも半額近く返金されるオプションに加入していました。可能性があったとはいえ、まさか本当にその事態になるとは、、と産婦人科からの帰路夫と2人で顔を見合わせたのが懐かしい。。

海外渡航で気を付けたこと

悩んだ末、結局予定通り渡航することに決めました。
2人とも職業柄タイミングをあわせて有給を取得するのが難易度が高いこと、産婦人科で相談したところこの時期(4~6w)に流産した場合は染色体異常が理由となることがほとんどで、母体の環境に左右される可能性が低いことが決め手となりました。
※あくまで私たち夫婦の場合の決断ですし、妊娠中は時期にかかわらず安静にするに越したことはないのでいたずらに海外渡航を推奨しているわけではないです
また、妊娠中はエコノミークラス症候群になりやすいため、着圧ソックスを持っていくといいよと産婦人科で勧めてもらい、各フライトでは常に着圧ソックスを履いて搭乗していました。(現地では東洋人がほぼいない環境でしたが、毎回謎のカラフルなソックスを搭乗直前にうんしょと履く私は異様に映っていたであろう。。)
あとは、結果的に役に立ったものがインスタントラーメン(シーフードのカップヌードル)。というのも、実は滞在中1日だけ急に食欲不振になり、思えばつわりの影響だったのかもですがホテルでルームサービスを頼むほどでも、スナックやビスケットを食べるのもなんか違う、、というタイミングがありました。その際、非常食として持って行ったカップヌードルが役に立ちました。
逆に摂取しないように心掛けたのは、生ものカフェイン飲料。タヒチは島国なので、一応生魚も食べられるとのことでしたが、もし何かあったときに病院に行けないような離島に滞在していたこともあり、泣く泣く生ものは敬遠しました。カフェインは1日マグカップ2-3杯なら問題ないとWHOのガイドラインでも発表されており、禁忌というほどではないものの、万が一の体調不良や睡眠を阻害しないために控えました。フライトはニュージーランド航空とエアタヒチにお世話になりましたが、どちらもデカフェのメニューが充実していて有難かった~。(ニュージーランド航空はワインメニューも豊富なのですが、アルコールは禁忌なのでもちろん摂取なし。夫は楽しんでました。)
振り返ると、帰国後つわりの症状が諸々やってきて体調不良のオンパレードだったので、本当にこのタイミングで思い切って渡航してよかった。夫婦ふたりきりで過ごす最後の時間を思う存分楽しめて良かったなと思っています。

続々とやってくる身体の不調

新婚旅行の余韻に1-2週間ほど浸っていた矢先、下記の体調不良の音波レート期間が突然始まりました。
一気に来たものもあれば、徐々に程度が増していったものもあり、終わりが見えないこの時期は次の日を迎えるのが怖かった。。

眠気

寝ても寝ても眠い。眠気は実際超初期の5-6wから既に始まっていて、渡航前に国際免許証を取得するために警察署で待っている間に意識が飛びそうになったり。通勤中の電車で爆睡したり。。8時間睡眠を確保していても、容赦ない睡魔に襲われるようになった。
しかもカフェインを控えていたので、妊娠前にカフェイン中毒気味だった私はこの眠気の対策がわからず、地味にストレスだった。。

だるさ

眠気との区別があいまいな部分もあるものの、なんとなくフットワークが重くなる、何事も面倒くさく感じる、、など。
日中仕事を表面上そつなくこなすことで精いっぱいで、仕事が終わると泥のようにソファにもたれかかる、ということもあった。
いわゆる生理2日目とかにピークな、あのやる気の出ない感じがダラダラと続いて、職場で何事もないように取り繕うのが大変だった。

イライラ

眠気やだるさと比べると頻度は少なかったけど、平常時と比較して微かにイライラ気味だった時もあった。普段PMSでもイライラはあまり出ないタイプだからか、イラっとすることがあってもこの時はすぐ持ち直せるレベルだった。
(妊娠後期に向けてどんどんイライラが増していくことにこの時はまだ気づいていない。。)

食欲不振、胃のむかつき、体重減少

結果的に妊娠中期まで尾を引く、食欲不振と胃のむかむか。23年の夏が猛暑だったこともあってか、最初は夏バテかな?別に物理的に吐くほどじゃないし。と思いながら過ごしていたら、1か月で6キロ近く体重が落ちてしまった。
まだ上司や同僚、クライアントにも妊娠報告前だったこともあり、どうやらこの時期に私が精神的に病んでいると密かに噂されていたらしい。(のちに妊娠報告をした際、皆口をそろえてよかった~!と言われて驚いた。笑)
加えて、食べられるものにも極端に制限があり、しかも口にできるものが数日おきに変わってしまう&突如食欲の波が急激に降下するという謎現象にも苛まれた。
例えば、卵豆腐が唯一食べられる・・!となって夫がたらふく卵豆腐を買ってきてくれた2日後、1口目で「おいしい~!」と思い、2口目を食すと「ナニコレ、、二度と食べたくない、見たくもない。気持ち悪い。」という状態。最初の頃は自分でも全く感覚が読めなくて、卵豆腐、ゼリー、菓子パンなど特定の食品の在庫を無駄に抱えて夫が消費にいそしむ。。という状況に。(このころ夫には本当に申し訳なかった、、)

腰痛

眠気やだるさのため横になったり、電車や仕事で座っていたりすると鈍い腰痛を感じることもあった。人によってはすごくつらいらしいが、私の場合はそこまでではなく、妊娠初期のタイミングではまだ腹帯なども必要なかった。

頭痛

なぜか時間帯が限定されることが多かったが、午後~夕方にかけて頭痛にも悩まされた。頭痛がすると上記のイライラやだるさにも繋がってしまうため、複合的に調子が悪そうに見えてしまい、出社時は特に気を遣った。

においづわり

これも地味に辛かった、におい系。特に電車やバスが最悪で、いわゆる他人の臭い(夏だったこともあり、人によっては横に座られると本当に泣きそうになった、、)やテイクアウトした食品の臭い、エキナカのお弁当やお惣菜、外食の臭いなどありとあらゆる臭いが吐き気と食欲不振に繋がった。
通勤途中で大体ノックアウトされるため、当時週3で出社だったが出社日は昼と夜ごはんがほぼ食べられず、その結果体重減少に繋がった気がする。

予測不能な頻尿

出社で挫けそうになったうちの一つがこれ、頻尿。当時出社するのにいわゆる快速系の電車を使っていたけど、停車駅の間隔が10分近くあいてしまうと急な尿意に対応できず冷や汗をかくことになるので、各駅停車の電車に変えることにした。実際何度か知らない駅でトイレのためだけに降りる、ということもあり、通勤時間がそれまでより大幅にかかる&読めないという事態に陥る。
なんかほかにも体調不良があった気がするが、とりあえず当時たまに取っていた記録と記憶から思い出せるのはこれくらい。

職場との調整:いつ上司に報告するか?

初期のうちに報告するのが吉?

いつ上司に報告するか、は色んな考え方があると思います。
私の会社ではプレワーキングペアレンツ向けの説明会なるものがあり、最近は胎嚢確認ができたタイミングで報告する方も増えています!と啓蒙されていましたが、一般的には安定期に入ってから伝える方も多いかと。
私の場合、本来の希望は安定期に報告することを念頭に置いていましたが、諸々の妊娠初期症状に耐えられなくなり、結局安定期より1か月近く前の妊娠12wに報告しました。

出生前診断

報告タイミングを安定期以降にしたかったのは、そもそも妊娠中は何があるかわからないし、あまり早期に報告してその後万が一のことがあった際、更に報告を重ねて何食わぬ顔で仕事に打ち込める自信がなかったというのが大きな理由ですが、出生前診断を10~13wに予定していたという事情もあります。
高齢出産とまではいかないものの30代での出産だったため、念のため事前に出生前診断を受けておく方針だったのですが、通常妊娠初期に受診するため、同じ時期に対外的な妊娠報告をすると余計なエネルギーを使うかなと思っていました。同じ理由で両家の両親にもまだ妊娠を報告していませんでしたが、上司に報告すると決めたあたりでそれより少し前に伝えることにしました。

休職開始日を確認される

今思うと、そりゃ上司の立場からしたら当然の質問だよな、と気づけるのですが、当時は妊娠を伝えるのが精いっぱいで、「いつまで働くつもりなの?」と聞かれてハッとするという情けない状況でした。
法的な産前休暇の開始日は大体把握していたものの、実際にいつまで体力が持ちそうなのか、(有給がしこたま余っていたため)早めに休みに入るならいつから休むべきか?など、そこまで具体的に想像できていませんでした。
臨月の今となっては、妊娠後期が辛すぎたので有給さえ余っていれば妊娠7か月あたりから休みに入りたかった、というのが本音です。
もし第二子の機会があれば、なるべく早くから休みたい。。

産院を決める・予約する

都内の産院予約は熾烈な戦い

妊娠が発覚してから、新婚旅行、日々の仕事、体調不良、産休や育休の手続きを含めた仕事面での調整、、など本当に目まぐるしく日々が過ぎる中、驚いたのが10か月後どこで産むのかを妊娠8wには決めておかないといけないという事実。
偶然妊活中の友達から、「もう産院も決めたんだ~」と23年の春に聞いていて、妊娠がわかる前から決めておかなきゃいけないの?!と気づいたことから、幸いある程度は事前にリサーチしていました。(本当に友達には感謝しかない。)

私の場合、健康診断の採決でも失神したことがあるくらい痛みに弱いので、出産するなら無痛分娩一択と決めていました。
東京都が開示している施設一覧から24時間無痛分娩可、十分な執刀数、常駐の麻酔医の数、自宅から40分以内に到着可、などの条件で絞り込み、第一希望の産院と提携している産婦人科で不妊検査&妊婦検診に通っていたこともあって、8wのタイミングで問題なく分娩予約が取れた。

体調不良・仕事との両立をしながらのリサーチは至難の業

妊娠・出産、その後の育児含め、時が経てば経つほど子育て関連は情報戦だな~と感じる。
中でも、一番初めに心身の変化を感じるタイミングである妊娠初期に極力負担を減らすために、妊娠前からできる準備はしておくに越したことはないなぁと思う。私たちは後で知ったのだけど、たまひよなど育児雑誌を買えばそのあたりの情報も一通り総ざらいできるので、妊娠前から目を通しておくとよいのかもしれない。(もしかしたら世間一般では当たり前にやってることかもだけど、、)

思ってた以上に長文の回顧録になってしまったが、妊娠初期編はこのあたりで。中期以降はもうちょっとライトに書くかな。。

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