神戸大学経済学部の単位修得要件に関する雑記

 2020年度入学生用の学生便覧を参考に(深夜テンションにて)作成。
 入学年度によっては、参照ページや要件の一部などが異なる場合が考えられる。
 自身の学生便覧を片手に、この記事を読んでいただけると幸いである。


この記事の要約

 ・学生便覧を読み込め
 ・単位は落とすな、特に必修

学生便覧について

 BEEF Ventureにてダウンロード可能。
 (BEEF Venture>経済学部・経済学研究科BEEF Venture>学生便覧)

単位修得要件について

 (P114~116を参照)
 卒業するには、4年後期修了時点において下記の合計124単位を修得済である必要がある。

・基礎教養科目…8単位
・総合教養科目…8単位
・外国語科目…8単位
・情報科目…1単位
・健康・スポーツ科学…1単位
・共通専門基礎科目…4単位
・高度教養科目…4単位
・専門科目Ⅰ群…21単位
・専門科目Ⅱ群…8単位
・専門科目Ⅲ群…37単位
・関連科目+自由選択科目…24単位

年次配当

 (P123を参照)
 各授業科目には年次配当が定められている。
 各学年でその年次配当の科目を履修することが推奨されている。

おせっかい

各学年での修得単位数の目安

 筆者の周囲では、おおよそ以下の通り
  ・1回生…40単位以上
  ・2回生…40単位前後
  ・3回生…30単位前後
  ・4回生…10単位前後
 上回生になるほど振れ幅も大きい印象。
 3回生以降は就活のおかげで、1,2回生のときと同程度の勉強時間を確保することが難しいことに注意。できるだけ1,2回生のうちに多く単位を修得することをおすすめする。

関連科目・自由選択科目について

 この24単位の確保の方法がいくつか存在するので紹介。
  ・経済学部専門科目を多く履修する
  ・他学部専門科目を受講する
  ・高度教養科目を多く受講する
  ・健スポ、総合科目Ⅰ,Ⅱなどを受講する
 簿記の知識があれば経営学部専門科目を受講するのがおすすめ。

1回生向け

 共通専門基礎科目の履修登録をお忘れなく。
 抽選登録の3次募集を用いて、できるだけ多くの基礎・総合教養科目を履修しておくこと。目標は基礎・総合ともに8単位ずつ。
 3回生以降に所属するゼミの選考基準のひとつに、「2回生前期までの成績(GPA)」があることに留意。なるべく良い成績を目指そう。

 履修前提科目というものが存在する(P131を参照)。1回生に履修する科目が履修前提科目に指定されている科目も存在しているので、できる限り落単しないように。特に1年後期開講の「中級ミクロ経済学」を落とすと、少なくとも2年前期に履修可能な科目の選択肢が半減するので、この単位は是が非でも死守することをおすすめする。

2回生向け

 希望ゼミに入る可能性を高めるために、少なくとも前期までは良い成績を目指そう。
 ゼミの応募資格と、ゼミの履修資格は別なので注意(P124を参照)。
 専門科目には毎年開講する科目と、隔年で開講する科目が存在する。できるだけ隔年開講科目を優先的に履修することをすすめる。
 履修前提科目に指定されている科目の多くは、抽選なしで履修登録できる。Ⅲ群科目の単位数を稼ぐために積極的に受講したい。
 基礎・総合教養科目で、1年生で取り切れなかった分の単位は2回生修了までに取ろう。
 高度教養科目の配当年次は3回生以降だが、一部の高度教養科目は2年生から受講可能である。高度教養科目の抽選は当たらないことで有名。余裕があれば抽選に応募したいところ。

3回生向け

 3回生からは上級科目が受講可能となる。上級科目とは経済学研究科生、つまり大学院生向けに開講されている科目である。よって講義内容の理解、および単位修得の難易度は、学部生向けの講義とは比べ物にならないほど高い。神戸大学経済学研究科への進学を考えていない方は、よほど興味をそそられる科目でない限り、上級科目を履修することはおすすめしない。
 3回生から就職活動は始まっているという残酷な現実に打ちひしがれていることだろう。筆者もそうであった。3回生になったらとりあえず六甲台のキャリアセンターに行くこと。就活は情報戦だ。講義、ゼミ、就活と大変であろうが頑張ってほしい。

さいごに

 誤字や脱字、内容の訂正や補足などについて、必要に応じて記事を再編集するため、気軽にコメントを書き込んでいただきたい。

 ねむい。おやすみ。

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