中高生の時に好きな曲って影響多大に与えそうだからまとめておくの回

どうも!('ω`)です!元気してるー?

ところでいつか好きな曲についてのまとめ記事を書こうと思ってたんですよ。で、どうせ暇だし今書くか!とちょっと考えをまとめながらこの記事の執筆に移るわけです。

朕の音楽観について

と、まず朕が思うのはタイトル通り「中高生の時に聞いた曲って影響多大に与えそう」ということ。というのも父親と話してて思ったんですけど、最近やたら上手いバンド多いですよね?キンヌー然り、髭男然り、その他もろもろどのバンドも上手く感じます。しかも最近の音楽チャートの順位はAKBやらEXILEやらの高順位占拠が大分終わって来た中で徐々にバンドだったりアニソンだったり歌い手だったりの評価が上がってきている。そこでおそらく彼達、彼女達の中高生時代はどんな曲が響いていたのか。それこそニコニコ全盛期のボカロとかアニソンとかだと思うんですよ。その魂が今のバンドに伝承されつつあるのかなぁって。だからやたら陰キャチックでも胸に刺さる。それこそ相応の音楽に対する学習をして、って感じです。

ここで中高生時代に「運命を変えた曲」みたいなのが何個かはあると思うんですよ、普通に生きてれば。なので今単純に好き!とかじゃなくて今の音楽の好みを形成したような曲ばかりまとめたいなぁと思います。

back number「サイレン」

まだ人気が今ほど爆発しない頃に親に薦められたのがback number。

最近はやたら売れるためのバラードっぽいのが多くてあまり好きじゃないですが、それでも失恋を爽やかに歌うことに関しては鬼才だと思います。朕はアップテンポの曲の方がかっこいいと思うけど。でもバラードっぽい方が売れるのはしゃーない。その中でも影響を与えたのを代表してこの1曲に。

「サイレン」。朕は「ミラーボールとシンデレラ」とか「助演女優症2」とかも好きなんですが代表してこの曲にしました。というのもこの曲のポイントとしてBメロをなくしAメロを短くまとめつつも盛り上がるようにして一気にサビに飲み込ませる所。back numberのアップテンポな曲特有のAメロBメロを短くしてサビで一気に盛り上げていくという特徴が上手く失恋の儚さを演出していると思います。そこが好き。特にサビの「鳴り止まない胸のサイレン〜」からは一度聞いたら忘れられないようなメロディ。よくできてると思います。

Eye XY feat Yoneko 「Knight Of Firmament」

音ゲー。めっちゃ好きです。特に時間の総合的にやったのはdeemo。そこで買った曲から1曲セレクトします。

cytusとdeemoに収録されている、「knight of firmament」。cytusのチャプターではいわゆる曲のストーリーが一連に繋がってるものでその中の1つなんですが、なんつったってかっこいい。中二病全開ですがクールすぎる世界観が良い。それを表すのに必要な透明感、それでいて重厚感を取り揃えている。いわば「中二病の原点」的な要素が全て集まってると思います。そこに惹かれて入っていった。音ゲーにはそこそこ珍しいボーカル曲ですが是非聞いてくださいませ。

Perfume「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」

朕の母と妹がPerfumeファンでいろんな曲を聞かされてはいたんですが、印象強い、というか天才的だと思わせたのはこの曲。

Perfumeの人気が爆発しなかった頃にニコニコで注目を浴び(ニコニコ動画流星群にも入ってる)黎明期から人気爆発までを支えたこの曲。調べたところ1stアルバムで初収録曲なんですね。しかも1stアルバムがベストアルバム表記とかこれもう解散させる気満々じゃねーか。

その内容も解散を想起させるようなもので、「もう終わってしまったけれど、自分達は確かに過去にパーフェクトなスターでパーフェクトなスタイルだった」ということを思い返しているというもの。このえげつない内容を印象的なサビのリフレインで表す切なさ。そしてより一層感傷的にさせる電子音。全ての心半ばにして諦めた人への歌をここまでハイクオリティでまとめてるのは素直に凄いと思う。

T-Pistonz+KMC「スパノバ!」

世代だった「イナズマイレブン」シリーズ。このシリーズの全てのOPをGOまでこのT-Pistonz+KMCというアーティストが担当してたんですよ。特に「つながリーヨ」とか「マジで感謝!」とかはイナイレ人気の最高潮で思い入れのある人も多いのでは?でも影響を与えたのはこれらの曲ではないんです。

「スパノバ!」。イナズマイレブンGOギャラクシーのスーパーノヴァverのOPを務め、またアニメイナイレGOのラストのOPを飾ったもので、歴代OPはこれまで胸アツな曲が多い中でクールに仕上げた曲です。

なんといってもカッコいいのはAメロのラップパート。クールにまとめつつもハイテンポな曲の中でキマるカッコ良い問いかけ。そして「最後の時が来る瞬間まで…」という歌詞で一気にラストの総仕上がりを感じさせてくれます。はは。これがラストなら良かったのにね。アレスなんてなかった。また、サビの伝えたいことのラッシュ感も個人的に大好きです。金管のまとめも入って大人気シリーズの集大成を感じる曲です。

FLOW「DAYS」

親がアニメ「交響詩篇エウレカセブン」を見てたもので、家になぜかノーメダルのスロットまであるんですが、そのアニメの最初のopを飾ったのがこの曲。

今はバンドリの方でカバーされて多少知名度があるのですが、この曲は朕にとってアニソンに偏っていく好みの方向性を大きく決めた曲だと思います。というのもサビのフレーズがカッコ良すぎる。

あの日交わした約束は砕けて散った
激しく儚い 記憶のカケラ
たとえ二人並んで見た夢から覚めても
この想い 忘れはしない ずっと
追憶の 日々が照らす 今を

aメロもbメロも多少ゆったりながらも芯のあるメロディーで進んでいくこの曲ですが、サビで一気に飲まされる感が強いです。「約束は砕けて散った」「激しく儚い記憶のカケラ」。この強いワードをたくさん並べて1つの物語を浮かび上がる、それもスタイリッシュに、という感覚が朕的にすっごく好みです。朕の好きなアニソン特有のスタイリッシュなサビってここから来てるんやなぁとも思います。

RAISE A SUILEN「EXPOSE 'Burn out!!!'」

朕は友達の勧誘でバンドリ沼にハマることになり、そこで重度なRAS推しになることになります。というのもRAS、朕がハマり始めてちょっと経ってから活動開始、2020年5月時点でシングル4枚・アルバムが8月発売予定と曲も全然出てないという事実。しかし確実に朕の音楽観に影響を与えた曲があります。

バンドリちゃんねるの再生数ソートでは3番目に来て、360万回再生も記録している「EXPOSE 'Burn out!!!'」。スマホの記録だけで1600回再生、MVやライブ映像の分も考えると2000回はゆうに聴いてます。一言で言うと「性癖が歪んだ」。

どこをとっても好きとしか言えないぐらいには聴いてるんですがとりあえず簡潔にまとめます。まず全てを通して特にギター・ドラム・DJがおかしいぐらいにまとまってます。その中で始まるAメロ、ボーカルのRaychellが無難に始めるかと思ったらそうはさせてくれないのがDJとして参加する紡木吏佐。ラップパートを豪快に決めBメロに繋げる。「Countdown,three,two,one」と盛り上げたところでまだCメロ。焦らし方ですらカッコよく思えるこの進行から一旦「Let it go」で落ち着かせ、サビで一気に緩急をつけて「偽善者達よバイバイ」で終わらせる潔さ。語りすぎてただのオタク特有の早口になった。

つまりどういうことかと言うと「ラップと緩急を超ハイレベルの演奏で現実的にしつつ過激なものにしてる」ということ。特にDJの異様なまでの壮大観が性癖を間違いなく曲げました。この曲はヤバい。

羽衣小町「美に入り彩を穿つ」

デレステはめっちゃくちゃライト勢なんですがこの曲だけは聞いた時衝撃を受けましたね。それがこの曲。

前述のEXPOSEが「曲」で選んだとしたらこの曲は「歌詞」で選んだと言ってもいいでしょう。ちなみに小早川紗枝さんそこそこ好きですよ。塩見周子さんもまあまあ。

まず和風ロックという非常に難しい分野での曲制作、その中でもキラリ光るのがこの作詞。というのもやはり刺々しい歌詞を散らばめた恋愛と和風ロックとの相性は最強だと個人的に思うわけです。その中でも物語ってるのはサビ。

この恋の一途を 胸の痛みを 艶やかに
さぁ恋は一夜で 惑う少女を 綺麗に変えるもの
想いを紡げばいい 言の葉にのせればいい
「逢いたい 涙が 冷めぬ間に」
この解く絵巻の 八千代の果ても 麗らかに
さぁ墨絵の龍の 合わせ鏡の 向こうへ翔けるほど
君の指が触れて彩るのは
愛という時をはるか超えて続く物語

特に「恋は一夜で惑う少女を綺麗に変えるもの」ってフレーズが頭おかしいと思いました。ロックすぎるのに和風的表現で直球に示す、この技がなかなか狂ってると感じましたね。あとは、「さぁ墨絵の龍の合わせ鏡の向こうへ翔けるほど」というフレーズの音ハメも鬼才だと思います。世界観を守りつつパワーワードを並べていく歌詞。そして「愛という時をはるか超えて続く物語」。鳥肌が立ちました。カッコよさすぎるだろ…とりあえずその世界観に飲み込まれました。間違いなく朕に和風ロックの可能性を入れた1曲。

燐舞曲「カレンデュラ」

ブシロードが手をつけ始めたばかりの「D4DJ」プロジェクト。その中でも飛び抜けてダークネスな曲が1つ。

燐舞曲(ロンド)のカレンデュラという曲。というのも作曲にはマイファスのSHOが参加、作詞は謎に包まれたグループeMPIRE SOUND SYSTeMSが担当。そして思いっきりの黒い世界観を出してきたのはマイファスを思わせる所。

まずカッコ良いギターを燐舞曲メンバーの大塚紗英が決めた後にいきなり「生まれて堕ちた」というフレーズから始まる曲。死生観すら思わせるそのブラックな曲調と歌詞がダークネスに合わさってハイレベルな曲を生み出してる気がします。というのもこの曲、曲として儚さすぎて朕の中で割と物差しになってる気がします。暗めなかっこよさと切なさを両立してる曲ってのが割とバッドエンドが嫌いではない朕として評価したかったポイント。

この8曲こそ朕の音楽観を形成してるのだ!

サイレンやDAYSから始まりEXPOSEや美に入り彩を穿つに伝承されていく、そんな朕の音楽観はアニソン寄りではあれども多彩になってきてはいると思います。実際EXPOSEと美に入り彩を穿つとカレンデュラって絶対ベクトルが3方向全く別だと思いますし。でもそれが影響して朕の好みというものが形成されていったらそれはそれでありだなって。

まぁ何言いたいかまとまらないのですが結論としては「いい曲なので聴いてみると朕の好みわかるよ」ってことです。



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