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DCレポート 世界61位 【遊戯王マスターデュエル】

初めまして、ラーミアです。

私は先日行われた第3回デュエリストカップにて61位という成績を残し、目標であった銀アイコンを手に入れることができました。

この記事では、自分が残したデータ等を見返しながら、簡単に今回のDCを振り返りたいと思います。

noteを書くのは初めてなので、見苦しい部分もあるかもしれませんが、大目にみてもらえると幸いです。

使用デッキ

使用デッキは60イシズ烙印です。

DC前半では神碑が多くなかったので、「黒衣竜アルビオン」(2枚目)と「ハーピィの羽根箒」の代わりに「強欲で貪欲な壺」(3枚目)と「闇の誘惑」(3枚目)が入っていました。


戦績

(注意)最終日はメンタルがボロボロだったため、3/24~3/26までの試合しかデータを取っていません。予めご了承ください。

データの集計には「おマツ式DCシート」を利用しました

#俺の先攻を返せ

酷いですね(笑)
1セット10試合でデータを取っていましたが、基本先攻率は40%で、50%だったらラッキー、と思ったくらいです。

次は先後別の戦績です

3~5行目を見てください。60イシズ烙印で後攻を取った時の勝率が非常に高く、改めて60イシズ烙印で走ってよかったと思いました。しかし、先攻での勝率は64%と少し伸び悩んでいるので、妨害の当て方や妥協展開に関する理解が少し甘かったかもしれません。

60イシズ烙印の相性表です。上が見切れていますが、左から対戦相手のデッキ、勝ち数、負け数、対戦数、勝率になってます。

エクソシスターは相剣同様「全てを持ってる時」だけ姿を表す

環境の中心にいた「スプライト」「烙印」「神碑」の全てに勝ち越しているので、60イシズ烙印はDC環境文句なしのtier1だったと思います。


DP推移

日記みたいなものです。そこまで大切な内容は書いてないので読み飛ばしてもらっても構いません。

1日目(3/24)

開幕ダッシュで一気に20000まで盛りました。途中60イシズ烙印で6連続後攻捲りを含む11連勝を達成するなど、絶好のスタートを切ることができました。


2日目(3/25)

DCあるある、休憩後の最初の試合落としがち。
4000溶かしてしまいましたが、徐々に回復していって夕方には25000まで盛ることができました。


ここからが悪夢でした。


2日目の目標は30000だったため、21時から再開しました。若干停滞気味ではありましたが、0時には29000まで盛ることができました。

その直後、11連敗しました。

正直諦めたかったです。しかし、EXWのメンバーたちが上位で頑張っているのをTwitterで見て、消化試合として最後まで走り抜こう、くらいの考えで続けることにしました。

気づいたら3日目の朝6時、私は30671DPで気絶していました。

3日目(3/26)

下がり続けるモチベ、ポイントを溶かす恐怖、15時までたすくさんの配信を眺めているだけで何もしていませんでした。

15時からようやく再開、6時間の激闘の末、何の成果も得られませんでした。

3日目、30035DPで終了。

最終日(3/27)

メンタルは完全に死んでいて、ここからデータを取ることをやめました。記憶も曖昧なので、一部間違っている部分もあるかもしれません。

生活リズムが完全乱れ、0時になっても寝付くことができませんでした。そこで、今ここでステイして銅アイコンでも沼って銅アイコンでも同じことだ、と自分に言い聞かせ潜り始めました。

なんかめっちゃ勝ちました。

午前1時の時点で39245(134位)と銀アイコンを射程圏内まで引き込みました。

そのまま順調に勝ち越し、当時銀ボーターと言われていた45000にリーチをかけました。

負けました。

そこからは酷かったです。7連続後攻を引き、38000くらいまで溶かしました。何とか40000まで戻しましたが、コインで裏が出た時の精神へのダメージが大きすぎたため、スマホを放り投げてベットに潜り込みました。

そんな精神状態でぐっすり眠れるわけがなく、1時間後にはすっかり目が冴えていました。走るべきか、休むべきか。そんなことを考える余裕はもうなく、デュエルボタンを押し続ける選択しかもう残されていませんでした。

午前4時、45000まで盛ることにに成功しましたが、再び後攻ラッシュをくらって40000まで溶かしました。そこで身体的にも限界がきて、アラームをかけることもなく眠りにつきました。その時は、もし起きた時DCが終わっていても、その結果を受け入れようと考えていました。

11時、起床。後2時間で60000以上盛る必要があります。かなり絶望的ですが、TOP500称号なんて要らないので潜ることにしました。

6連勝しました。

46093でステイできるならステイしたかったので、12時の段階での順位を確認するために一旦休憩しました。

潜ることが確定しました。

くるくるくる……ピカーン!(表の音)、よしよしよしよし!

対戦相手は40枚で誘発なしだったので、神碑だと推測しマスカレイド+ミラジェイドを構え、墓地に開幕を落としてエンド。

対戦相手:「輝く炎の神碑……パリンパリンパリンパリン」

いよっしゃーーーーーーーーー!!!!!!!

振り返り

今回のDCでは決して褒められるような走り方をしていないと自覚しています。その一方で、これはやってよかったと思った戦略も少なからず存在するのでそれを共有したいと思います。

【其の一】調子のいい時にポイントを盛れ!

デュエリストカップは基本的に3つのフェーズに分かれていると思います。

  1. 好調期(○連勝!、直近20戦勝率70%等)

  2. 停滞期(DCの8割を占めると言っても過言ではない)

  3. 沼(5連敗以上、手遅れになる前に休憩を挟もう)

これはどういうことかというと、試行回数を重ねればポイントは徐々に増えていくというのは嘘であるということです。
ポイントが増えるのは「好調期」しかないため、そこでいくら盛ることができるか、が重要になります。
調子がいいな、と思ったら満足するまでポイントを盛りましょう。

【其の二】デッキは一本に絞れ!

DCで勝ち残るにはデッキを2つ以上持った方がいいというのはいろんな場所で聞きますが、個人的にはそれはだと思います。
銀アイコン入賞デッキの分布は、過去3回のどのDCでも群雄割拠している傾向にあります。つまり、ある程度強いデッキであればどのデッキでもチャンスがあるということです。
しかし、複数のデッキを持ち込もうとすれば必ず練度にばらつきが出てしまいます。練度が低いデッキはDCでは通用しません
「戦績」で紹介した画像をもう一度貼りますが、60イシズ烙印以外の戦績はそこまでよくありません。

11連敗を引き起こしたデッキもイシズ斬機とスプライトでした。データだけを見て考えれば、最初から60イシズ烙印一筋で挑んでいればもっと楽に銀アイコンを手に入れることができたでしょう。

まとめると、DCではデッキの選択肢を増やすよりも、一つのデッキの練度を上げる方が優先度が高いということです。
苦手なデッキが流行っている時間を勝率50%で凌げる力があれば、本命デッキだけでも銀アイコンを取ることができます。
どうしても無理な時はデッキ選択を間違えた、と潔く諦めましょう。

【其の三】環境を読むのは1日1回まで!

まずこれだけ言いたいのですが、環境を読むという行為は非常に難しく、また銀アイコンを取る上で必須のスキルではありません。逆に、下手に環境を読んだせいで勝率を落とし、そのまま姿を消した決闘者の姿を私はたくさん見てきました。環境読みは非常にリスクが高い行為であることを理解し、慎重に行うことを心がけましょう。

それでは、どのタイミングで環境を読めばいいのかというと、朝起きて潜り始める前です。前日のデータを見返し(特に分布)、最低限の出し入れのみを行います。私はデッキを弄ったのはDCを通して1回だけであり、変更したカードは2枚だけです(変更の内容については「構築」の部分で触れています)。

この考え方に関しては賛否両論あると思います。DCでは常に環境が変化しているため、前日のデータはあてにならない、という考えも否定できません。
しかし、数戦やって「神碑が多いな」と安直に考え拮抗勝負入れたりデッキを変えたりするよりは100倍いいと思います。

本筋からは少し外れるのですが、環境的に自分のデッキが向かい風であるから走らない、といった発言を聞いたことがあるかもしれません。しかし、そんな悠長なことしていたら銀アイコンなんて取れません。キツい対面が多いから休むというのはNGで、沼に入った時初めてアプリを落としましょう。不利対面が多くても停滞期を維持できるのであれば、好調期になるまで潜り続ければいいだけの話です。


※本当は良いコンディションを保ちながら走るべし、ということについても書きたかったのですが、自分が実行できてないので省略させていただきます。

おまけ(神碑相手の戦い方)

まだまだ手探りな部分もあるので参考程度でお願いします。デスピアに関する知識がある程度ある前提で話させていただきます。

先攻

終盤は神碑が多かったため、40枚で誘発がないときは神碑だと想定して展開を行いました。

具体的には、

・スタペリア+ミラジェイドではなくマスカレイド+ミラジェイドにする
・黒衣竜アルビオンで開幕を落とす

の2点を徹底しました。

また、相手が神碑だと分かったタイミングで赤の烙印を伏せていた場合、

・マスカレイドが既にフィールドに1体存在する
・墓地に開幕が落ちている

のどちらかを満たしている場合速攻で赤の烙印を発動していました。

後攻

相当手札が渋くない限り、後攻1ターン目から勝負を仕掛けにいきます。ロングゲームになればなるほど神碑側が有利という認識でいるからです。

大前提として、割拠は基本的には割り切ります。

後手での捲りですが、キーカードは以下の2枚になると思っています。

一つ目、融合。またの名をガーディアン・キマイラ。基本的には永続or泉+フギンを吹き飛ばします。スキルドレインをケアしたいので赤の烙印を温存し、融合で出すことが望ましいです。

二つ目、赤の烙印。前述にあったスキルドレインのケアはもちろんのこと、最悪このカードでガーティアン・キマイラ出すことができます。

しかし、この2つはあくまで「盤面を返すカード」であり、これらの他に「相手に再展開させないカード」も必要となってきます。

候補1、烙印融合。御前をケアしてアルビオンを出しましょう(既に闇がフィールドにいるなら問題なし)。ミラジェイドはゲーリを飛ばすことができるので一気にライフを詰めることが可能となります。墓地に落としたアルビオンで赤の烙印や烙印開幕を補充できるのも強いですね。烙印開幕はエンドフェイズにセットせずに手札に加えてそのまま発動すれば相手の次のターンの輝く炎をケアできます。

候補2、ムドラ&ケルドウ。相手の神碑魔法の循環を悪くすることで、キマイラ、マスカレイド、ミラジェイドあたりでビートすることが可能となります。運要素強めですが永続罠を開かれてもライフを取りにいくことができます。

終わりに

いかがでしたでしょうか。少しでも参考になった部分があれば幸いです。この記事がよかったと思った方はTwitter等で拡散していただけると嬉しいです。今後の励みになります。

それでは。

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