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【メメントモリ】半年ほどニーナ軸を使った雑感

初めまして、W87でメメントモリを遊んでいるものです。ニーナ軸が最強だと聞いて使い始めてから約半年、使い始めた当時は見えてなかったことも見えてきたのでここらで一度まとめてみようかなと思い執筆しました。

大前提として、バトルルーグの正解は順位帯やサーバーによって異なりますし、私自身解説などと称して偉そうに喋れるほどニーナを育成できているとは思っていません。あくまで、私がニーナを育成している過程で考えてきたことを列挙しているに過ぎないので、参考程度でお願いします。

また、本文では「回避ルーンのレベルは12x3は欲しい」などといった装備やルーンのレベルを指定する言い回しが出てきますが、これらはバトルリーグ20位以上を長期的に維持することを最終目標とした内容になっています。ご自身の目標に合わせて、数値を上げたり下げたりして読み進めていただけると幸いです。


ニーナ軸での実績

  • レベルリンク300~ニーナ軸を使用

  • 平均順位帯15~20位(集計時)、最高6位(集計時)

  • レジェンドリーグは上位50位常連、ロイヤルクロス(紫枠)獲得経験有り

ニーナ軸とは(基礎編)

そもそもニーナ軸って何?

ニーナ軸とは、ディアン/フィアー/ニーナ/マーリン/自由枠といったバトルリーグの編成で、現在「無微課金の中で最もコスパの良いバトルリーグ編成」と言われています。

ニーナ軸の固定枠

ニーナ軸の戦い方

高い耐久性能を持ったニーナをメインアタッカーとし、相手の攻撃を凌ぎつつニーナの攻撃で削りきるというのが主な戦い方になります。コルディ・フローレンス軸とは異なり、相手の攻撃を受けることが前提となっているため、どのようにしてニーナを生存させるかが重要になってきます。

フローレンスの攻撃を全弾回避(ディアンバフ有り)でようやく一人前のニーナ

各キャラクターの役割・装備

ニーナ

ニーナ軸のメインアタッカーを担います。アクティブスキルの火力がコルディやフローレンスと比べると低いため、物理魔力貫通ルーンのレベルや神装強化の攻撃%やクリダメ強化の数値が重要になってきます。また、パッシブスキルの回避率上昇のみではバトルリーグでは通用しないため、回避ルーンのレベルはニーナ軸をやっていく上で最も重要な要素の一つになります。

メインアタッカーとしてのニーナは前述の通り火力不足に陥りやすいため、最低でもメタトロン2セット+サタン4セットは用意したいです。ニーナはメタトロンの数が多ければ多いほどその恩恵を受けるので、メタトロン2セット+サタン4セット→メタトロン4セット+サタン2セット→メタトロン6セットと強化していくのが理想です。

回避ばかり注目されてるけど常時65%遮断もなかなかのぶっ壊れ

迷子哀哭
【Lv.1】解放レベル:-
迷子は泣き出したら止まらない。癇癪を起こし、ランダムな敵5体に攻撃力×305%の物理攻撃を行う。「ボクは悪い子じゃない!」物理攻撃の前に対象がバフを付帯している場合、60%の確率で対象のバフを1つ解除し、その効果を自身に付与する。対象がバフを付帯していない場合、2ターンの間対象の弱体効果命中率を40%減少させる。
【Lv.2】解放レベル:81
物理攻撃のダメージが攻撃力×380%になる。
【Lv.3】解放レベル:161
敵のバフを解除して自身に付与する確率が80%になる。

大嫌い!!
【Lv.1】解放レベル:11
「やめてよっ!」ランダムな敵5体に攻撃力×305%の物理攻撃を行う。「悪い子はこうだ!」物理攻撃の前に対象の技力が自身よりも低い場合、60%の確率で自身の弱体効果を1つ解除し、その効果を対象に付与する。
【Lv.2】解放レベル:21
物理攻撃のダメージが攻撃力×380%になる。
【Lv.3】解放レベル:101
自身の弱体効果を解除して敵に付与する確率が100%になる。
【Lv.4】解放レベル:181
物理攻撃のダメージが攻撃力×480%になる。

まだ歩けるよ
【Lv.1】解放レベル:41
おうちに辿り着くまで、歩みは止まらない。自身の回避率が20%増加する(解除不可)。
【Lv.2】解放レベル:121
さらに自身の被ダメージが20%減少する(解除不可)。
【Lv.3】解放レベル:201
回避率の増加量が30%、被ダメージの減少量が30%になる。

カゲフミ
【Lv.1】解放レベル:61
零した涙の数だけ、影はより濃くなる。自身が現在HPの10%を超えるダメージの攻撃を受けた場合、10%を超えた分のダメージを35%遮断する。(遮断された後のダメージ量に対して、他のダメージ軽減(『被ダメージ減少』等)が計算される)
【Lv.2】解放レベル:141
10%を超えた分のダメージが45%減少する。
【Lv.3】解放レベル:221
10%を超えた分のダメージが65%減少する。

迷い子
【Lv.1】解放レアリティ:-
迷子哀哭を強化する。敵のバフを解除して自身に付与する確率が100%になる。
【Lv.2】解放レアリティ:UR
大嫌い!!を強化する。対象の技力が自身よりも低い場合、さらに50%の確率で4ターンの間対象の命中率を30%減少させるようになる。
【Lv.3】解放レアリティ:LR
迷子哀哭を強化する。物理攻撃のダメージが攻撃力×480%になる。

アルテマより引用


マーリン

ニーナの火力補助……ではなくニーナの生存補助が目的で採用されています。もちろんパッシブスキルによるクリティカル率上昇やアクティブスキル1によるクリダメ強化は火力が不足しがちなニーナにとってはありがたいですが、それよりも重要なのがパッシブスキル2の「師弟の絆」で、毎ターンニーナのHPを回復することによってニーナの生存力が恐ろしいほど高くなります。

マーリンにとって最も重要なのは、相手の攻撃をHP50%未満で耐えきり、「師弟の絆」を発動させることなので、装備は耐久寄りの研磨で、以下の装備セットが推奨されます。

  • ハニエル4セット(最も安価だが50%未満になる前に倒されやすい)

  • サタン2セット+ラファエル2セット(ハニエル4セットよりは耐久が確保されている。サタン装備は手と足にして防御力を伸ばすことが望ましい)

  • サタン4セット(ラファエル2セットのHPボーナスがなくなる代わりに、頭と胴をサタン装備にすることで物理防御力と魔法防御力を上げることができる)

  • メタトロン4セット+サタン2セット(最も耐久が確保できる装備だが、ニーナのメタトロン装備の育成を優先したいため、よっぽどマーリンの耐久不足に悩まされていない限り作る必要はない)

アクティブスキル1を発動させるために無理にスピードを盛る必要はないです。大体発動する前に退場します()

お師匠さまのように
【Lv.1】解放レベル:-
師の教えを思い出し、仲間を助ける――かつてあの人が自分にしてくれたように。攻撃力が最も高い味方が弱体効果を付帯している場合、対象の弱体効果を1つ解除する。
【Lv.2】解放レベル:81
対象が弱体効果を付帯していない場合、2ターンの間対象の攻撃力を30%増加させる。
【Lv.3】解放レベル:161
攻撃力の増加量が40%になる。

ヴァインストリーム
【Lv.1】解放レベル:11
殺到する蔦の奔流は相手を押し流し、あるいは絡みついて力を吸い取る。HP割合が高い敵2体のバフを1つ解除し、攻撃力×320%の魔法攻撃を行う。
【Lv.2】解放レベル:21
さらにHP割合が最も低い味方のHPをこのスキルの総与ダメージ×15%回復する。
【Lv.3】解放レベル:101
魔法攻撃のダメージが攻撃力×380%になる。
【Lv.4】解放レベル:181
魔法攻撃の対象がHP割合の高い敵3体になる。

お弟子さん募集中!
【Lv.1】解放レベル:41
「わ、わたしのお弟子さんに……なってみませんか?」毎ターン開始時味方の生存数が3体以上の場合、自身と自身に隣接する味方1体のクリティカル確率が20%増加する。味方の生存数が2体以下の場合、自身と自身に隣接する味方1体の防御力が20%増加する。
【Lv.2】解放レベル:121
防御力とクリティカル率の増加量がそれぞれ40%になる。
【Lv.3】解放レベル:201
このスキルの対象が自身と自身に隣接する味方2体になる。



師弟の絆
【Lv.1】解放レベル:61
師とは弟子を導き、そして守る者。自身のHP割合が50%未満の場合、自身と自身に隣接する味方1体に『再生』を付与する。毎ターン行動開始時自身のHPを自身の最大HP×3%回復する。
【Lv.2】解放レベル:141
『再生』での回復量が自身の最大HP×5%になる。
【Lv.3】解放レベル:221
このスキルの対象が自身と自身に隣接する味方2体になる。

豊穣の杖
Lv.1お師匠さまのようにを強化する。さらに対象のHP割合が50%未満の場合、対象のHPを自身の攻撃力×350%回復する。対象のHP割合が50%以上の場合、2ターンの間対象のクリティカルダメージを20%増加させる。
Lv.2お師匠さまのようにを強化する。お師匠さまのようにの対象が攻撃力が高い味方2体になり、弱体効果解除量が2つになる。
Lv.3お師匠さまのようにを強化する。クリティカルダメージの増加量が40%になる。

アルテマより引用


フィアー

純粋にニーナのHPを上げることによって、ニーナの生存力を上げることができる強キャラです。マーリンの「師弟の絆」はマーリンのHPが50%未満になったタイミングでのニーナの最大HPを参照するため、「師弟の絆」による回復量を増やすこともできます。SRでも最低限の仕事をしてくれますが、無微課金目線でもできればLRまで進化させたいです。

フィアーの装備はHPが増えるよう耐久研磨でサタン2セット+ラファエル2セットが推奨されます。フィアー自身の耐久はそこまで重要ではないため、強化秘薬による装備の強化は一番最後で大丈夫です。

この子いなかったら多分そこまでオフィーリアに苦しめられていないと思うんだ

ライフスティール
【Lv.1】解放レベル:-
命の呪いは、時として他者から奪い自らの命に変える。2ターンの間自身のHPドレインが20%増加し、ランダムな敵3体に攻撃力×380%の物理攻撃を行う。
【Lv.2】解放レベル:81
『HPドレイン増加』のターン数が4ターンになり、増加量が40%になる。
【Lv.3】解放レベル:161
物理攻撃のダメージが攻撃力×480%になる。

カウンターグリム
【Lv.1】解放レベル:11
生と死は表裏一体。命の呪いが死を切り離し、その因果を相手へ返す。ランダムな敵2体に過去20ターンで受けた自身の総被ダメージ×10%の直接攻撃を行う。
【Lv.2】解放レベル:21
直接攻撃のダメージが過去20ターンで受けた自身の総被ダメージ×15%になる。
【Lv.3】解放レベル:101
このスキルの対象がランダムな敵3体になる。
【Lv.4】解放レベル:181
直接攻撃のダメージが過去20ターンで受けた自身の総被ダメージ×20%になる。

不死の力
【Lv.1】解放レベル:41
過剰なまでの生命力は自分だけでなく、仲間の命までも巻き込んでいく。バトル開始時自身に隣接する味方1体の最大HPを自身の最大HP×20%増加させる(解除不可)。その後自身の最大HPが40%増加する(解除不可)。
【Lv.2】解放レベル:121
自身の最大HPの増加量が100%になる。
【Lv.3】解放レベル:201
最大HPを増加させる味方の対象が自身に隣接する味方2体になる。

遺された力
【Lv.1】解放レベル:61
世界をも滅ぼしうる力は、最後はたった一人の少女を救うために使われた。ターン開始時、1ターンの間スピードが最も低い味方のカウンタを5%増加させる。対象が自身の場合増加量が20%になる。このスキルは4ターンに1回発動する。
【Lv.2】解放レベル:141
さらに自身が攻撃を受けたとき、自身のHPを被ダメージ×20%回復する(最大で自身の最大HP×10%まで)。この攻撃で自身が戦闘不能になった場合、このスキルは発動しない。
【Lv.3】解放レベル:221
『カウンタ増加』のターン数が2ターンになり、増加量が10%、対象が自身の場合30%になる。

愚鈍の鉄塊
Lv.1ライフスティールを強化する。ライフスティールの対象がランダムな敵5体になる。
Lv.2不死の力を強化する。自身に隣接する味方2体の最大HPの増加量が自身の最大HP×50%になる。
Lv.3遺された力を強化する。HPの回復量が被ダメージ×30%になる(最大で自身の最大HP×15%まで)。

アルテマより引用

ディアン

ニーナ軸におけるディアンの役割は2つあります。一つは皆さんの予想通り、回避率バフによるニーナの生存補助です。もう一つは、パッシブスキル「従者の心得」とアクティブスキル「貫通弾」を組み合わせた確定ダメージコンボです。ディアンはHP割合が40%未満になったとき、「従者の心得」によってニーナが生存している間はあらゆるスキル・攻撃を受けなくなります。そこで、4ターン毎に「貫通弾」で出血を与えることによって毎ターンダメージを与えることができます。

ディアンの装備はHP割合が40%未満の条件を満たしやすいよう耐久を上げるか、出血ダメージを上げるために技力を上げるかで分かれますが、両方試した私個人の意見では、フィアーの横にディアンを置けばそれだけで十分に耐久を確保できる一方で、耐久よりだとあまりに出血ダメージが少ないので、攻撃寄りの装備と研磨をお勧めします。

  • ミカエル2セット+サタン4セット(サタン2セットによるHPボーナスもある最もバランスが取れた装備セット。少々お高いが用意する価値は大いにある。)

  • メタトロン武器+サタン4セット(ディアンがLR5になる必要があるが、ディアンは防御貫通が必要でないためミカエル防具を他に使い回すことができる。ミカエル2セットに比べ攻撃力は下がるが、出血の効果も3ターンから4ターンに増加するため、ダメージ量は結果的に増加する。)

ディアンのアクティブスキル2、「カーストバレット」はディアンのHPを参照して相手に直接攻撃を行います。この攻撃は固定ダメージのため、貫通ルーンや攻撃力がなくともそこそこ大きなダメージを与えることができ、ディアンのHPが多ければ多いほどその恩恵は大きくなるため、一見すると耐久を上げることも火力上昇に貢献するように見えます。しかし、スキルの発動に自身のHP割合が40%以上という制約がある上に、ディアン自身の命中が低いため実戦ではなかなか命中しません。ディアンに命中ルーンを割り振る余力がある方は耐久型でもいいかもしれませんが、基本的には「貫通弾」をメインウェポンとした攻撃型をお勧めします。

ニーナに回避バフを奪われるからと採用しない方も見かけますが、ディアン以上にニーナと相性がいいサブアタッカーは恒常には存在しないので個人的には採用必須です

貫通弾
【Lv.1】解放レベル:-
相手の急所を的確に見抜いて撃ち抜く。ランダムな敵3体に攻撃力×380%の物理攻撃を行い、3ターンの間『出血』を付与する。毎ターン行動開始時に自身の攻撃力×25%のダメージを与える。
【Lv.2】解放レベル:81
物理攻撃のダメージが攻撃力×410%になる。
【Lv.3】解放レベル:161
さらに自身に3ターンの間『再生』を付与する。毎ターン行動開始時自身のHPを最大HP×5%回復する。

カースドバレット
【Lv.1】解放レベル:11
呪いの獣について調べるうち、自身もまた獣の力を手に入れた。自身のHP割合が40%より大きい場合に発動。自身に自身の最大HP×35%の自傷ダメージを与え、ランダムな敵2体に消費したHP×60%の直接攻撃を行う。発動条件を満たさない場合通常攻撃を行う。
【Lv.2】解放レベル:21
直接攻撃のダメージが消費したHP×75%になる。
【Lv.3】解放レベル:101
直接攻撃のダメージが消費したHP×85%になる。
【Lv.4】解放レベル:181
直接攻撃のダメージが消費したHP×100%になる。

奉仕の精神
【Lv.1】解放レベル:41
心を込めた献身的なサポートで、バトル開始時3ターンの間自身と攻撃力が最も高い味方の回避率を30%増加させる。
【Lv.2】解放レベル:121
「回避率増加」のターン数が5ターンになる。
【Lv.3】解放レベル:201
回避率の増加量が50%になる。

従者の心得
【Lv.1】解放レベル:61
一人でも多くの仲間を救うため、従者は最後まで戦場に残り続ける。自身が攻撃を受けて、HP割合が40%未満になり、味方の生存数が2体以上の場合、自身に『透明』を付与する(解除不可)。『透明』は毎ターン開始時、もしくは味方が戦闘不能になったとき、味方の生存数が1体以下の場合解除される。このスキルはバトル中1回のみ発動する。
【Lv.2】解放レベル:141
さらに自身の通常攻撃を強化する。通常攻撃時ランダムな敵2体に攻撃力×250%の物理攻撃を行い、50%の確率で対象のバフを1つ解除する。このスキルは毎ターン開始時、もしくは味方が戦闘不能になったとき、味方の生存数が1体以下の場合解除される。
【Lv.3】解放レベル:221
バフ解除の確率が100%になる。

天使の咆哮
Lv.1貫通弾を強化する。貫通弾の対象がランダムな敵5体になる。
Lv.2カースドバレットを強化する。カースドバレットの対象がランダムな敵3体になる。
Lv.3貫通弾を強化する。『出血』と『再生』のターン数がそれぞれ4ターンになる。

アルテマより引用

ニーナ軸のメリット

コルディ軸・フローレンス軸に強い

コルディ軸、フローレンス軸はその圧倒的な火力と引き換えに、耐久面が非常に脆いというデメリットを持ちます。そのため、ディアンバフが有効な5ターンの間にメインアタッカーであるコルディやフローレンスをほぼ確実に倒せるため、ニーナ軸が9:1くらいで有利です。

オフィーリアの対策が容易

コルディ・フローレンス対策として根強い人気を誇るオフィーリアの挑発は、対象がランダムな攻撃やスキルにのみ有効です。そのため、全体攻撃しか持たないニーナはその影響を全く受けません。一応、挑発をニーナのアクティブスキル1で奪ってしまうと回避率が50%減少してしまうため、相手のフローレンス等が行動した後にニーナが行動するようスピードを調整する必要がある場合がありますが、その程度の対策で十分何とかなります。

バトルリーグとメインクエストの両立がしやすい

通常メメントモリでPvPを頑張る場合、装備や神装強化、ルーンが複数のキャラクターに分散し、メインクエストで火力が不足するという事態がよく起こります。しかし、ニーナ軸ではあらゆるリソースをニーナに注ぎ込むため、その装備をコルディに移すだけでメインクエストもさくさく進めることができます。

さらに、ニーナ軸はスピードルーンの要求量が少ないため、物理魔力貫通ルーンを優先して交換できるのも良い点です。

命中ルーンの重要性があまり認知されていない

ニーナ軸がこれほどまでに猛威を振うことが可能なのは、命中ルーンの重要性が認知されていないからという一面があります。バトルリーグやレジェンドリーグ上位の装備を見ても、命中ルーンがレベル10x2だったり、そもそも装備していなかったりと命中が軽視されている傾向にあります(あくまでW86-89の傾向かもしれませんが)。そのため、しっかり回避ルーンを積んでいればディアンバフがなくともほとんどの攻撃を回避することが可能です。

ニーナ軸のデメリット

回避ルーンをルーンチケットで交換する必要がある

先ほどスピードのルーンを交換しなくても良いと述べましたが、その代わりに回避ルーンをルーンチケットで交換する必要が出てきます。コルディ軸・フローレンス軸にだけ勝ちたいのであれば回避ルーンはそこまで重要ではありませんが、格上を倒したり、アーティやニーナなどの耐久キャラと戦う上では高レベルの回避ルーンが不可欠です。

特に、命中バフのあるアーティや命中率増加のあるエルフリンデなどと互角以上に戦いたい場合、回避ルーン12×3がスタートラインとなるため、回避ルーンしか交換できない期間が何ヶ月も続いてしまいます。

祈りの泉でも未鑑定ルーンは積極的に取りましょう

最近はメタキャラが増えつつある

一周年ではエルフリンデと闇イリア、最近ではクラウディアなどと正直ニーナ軸で相手にしたくないキャラクター(主に命中率バフ、回避率デバフを持つキャラクター)が増えつつあります。もちろん装備やルーンの力で上からねじ伏せることは不可能ではありませんが、相手が命中を少し育てるだけでこちらはすぐに勝てなくなってしまいます。

回避環境になると不利になる

前述したように、回避軸が環境で有利に立ち回れるのは命中の重要性が認知されていない面が非常に大きいです。言い換えると、回避パーティが増えプレイヤーが次々と命中ルーンを交換したり聖装の命中を上げるようになってしまうと、思うように回避ができず順位を維持することが難しくなってしまう恐れがあります。

ニーナ軸の育成フローチャート

  • ニーナを2メタトロン+4サタンにする

  • ニーナの回避を12x3(最低でも10x3)にする

  • ニーナの火力を上げる(最低でも神装強化攻撃%lv28、クリダメ強化lv20、物理魔力貫通ルーンlv11x3は欲しい)

  • マーリンの耐久力を上げる(コルディ、フローレンスは耐えれなくてもルサールカ、ニーナ、エルフリンデなどの初撃は耐えられるくらいが目安)

上記の4つはニーナ軸を使っていく上で絶対にやっておきたい最低限の育成です(上から順に優先度が高い)。逆に、これらができていない場合は、無理して既存のバトルリーグパーティを解体してニーナ軸に変更してもあまり強さを実感できないかもしれません。メインアタッカーとしてのニーナは晩成型で、雑な育成でもある程度力を出してくれるコルディやフローレンスとは違って、育成が中途半端では格上はおろか同格にさえ勝てなくなってしまいます。

上記の4つが終わったら、ニーナ軸の土台部分は完成しているので、あとはニーナの装備とルーンの強化、サブアタッカーやディアンの育成などから自分が必要だと感じるものを選んで育成していくのがいいと思います。

ニーナ装備とルーンの強化優先度は、以下のような感じだと思っています。

聖装:()内部は理想の数値
攻撃%(lv40) > クリダメ強化(lv30) > HP ドレイン(lv20) > 命中(lv20以上) > 物理クリダメ緩和(lv20以上) > 魔法クリダメ緩和(lv10以上)

ルーン
回避(lv13x3以上) > 貫通(lv12x3以上)>  命中(lv11x3以上)

よくあるニーナ軸の誤解について

ニーナの武器は「回避」だけではない

ニーナ軸と聞くと、全ての攻撃を避けて一方的に殴ってくるようなイメージを持っているかもしれませんが、それが可能なのはディアンバフが有効な5ターンの間だけです。それ以降は普通に攻撃が当たるようになりますし、回避ルーンが十分でないと全弾命中ということもよくあると思います。

しかし、ニーナには回避率上昇の他に、被ダメージ30%減少と65%ダメージ遮断があります。そのため、仮に攻撃を受けたとしても少ないダメージで抑えることが可能です。ただ、完全にダメージを遮断しているわけではないので、クリティカルダメージを受けるとかなりHPが減ってしまいます。そこで重要になってくるのが、物理クリダメ緩和と魔法クリダメ緩和です。

環境にもよりますが、一般的にアタッカーは物理攻撃を行うキャラが多いので物理クリダメ緩和を優先して上げるのがいいでしょう。物理クリダメ緩和は50%、魔法クリダメ緩和は25%くらいを一つの目安として、それ以降は必要に応じて上げていくのがいいと思います。

「アーティやエルフリンデには勝てない」は嘘

アーティやエルフリンデは90%ダメージ遮断を持ち、単発攻撃しか持たないニーナ軸では基本的に遮断を剥がすことができません。そのため、常に与えるダメージが90%遮断されている状態で戦うことになります。

これだけ聞いたら勝てるわけないだろ!となりますが、実際は勝てるケースが少なからずあります。その鍵となるキャラこそが、マーリンです。マーリンの「師弟の絆」による回復は、ニーナの回避と防御力、クリダメ緩和が十分であれば実質ニーナのHPを無限にします。これにより、下の図のような絶望的な状況からも勝つことが可能となっています。

これが
こう

遮断持ちの対策として自由枠にアーティ、アムレート、コルディといったサブアタッカーを採用することも挙げられますが、ニーナの育成とサブアタッカーの育成の両立は非常に難しいため、個人的にはニーナの育成(特に回避)を優先した方がいいかなと思います。ただし、サブアタッカーの育成自体は悪手ではないため、自身のリソースやバトルリーグの環境などを考慮した上で判断するのが理想です。

ニーナ軸の戦い方・自由枠の使い方(応用編)

VSコルディ軸・フローレンス軸

基本的にニーナ軸有利なので何も意識しなくても勝てると思います。プリマヴェーラの気絶が入ると6ターン目にフローレンスにミンチにされてしまう可能性があるので、アイリスを採用したりプリマヴェーラの正面にアムレートを置くことでケアしましょう。

VSアーティ、エルフリンデなどの遮断持ち

前述の「アーティやエルフリンデには勝てない、は嘘」にて書いた内容を意識すれば勝てると思います。回避ルーンが十分でない間は競り負けてしまうこともあるかもしれませんが、6ターン目以降も回避できるようになれば勝率はグッと上がります。

VS闇イリア

かなーり相性悪いです。半分諦め程度で対策するのがいいかもしれません。ニーナがアクティブスキル1を使用する前にイリアの多重バリアを全て剥がしたいので、ニーナのスピードはできるだけ落とした方がいいと思います。

しかし、この場合相手のイリアがニーナより早く動いてしまうので、ディアンバフを解除されてしまう可能性が高いです。ディアンバフなしでも回避するのが理想ですが、無理な場合はマーリンのスピードを上げたり他のバッファーを採用することで運ゲーに持ち込むのがいいかもしれません。

自由枠:フォルティナ、アイリス

ここからは自由枠に採用できる恒常キャラや1枚で使える限定キャラを紹介していきます。

フォルティナは気絶、沈黙などへの対策、アイリスは属性ボーナスがグレードダウンする代わりにあらゆる弱体効果を(攻撃を回避し続ける限り)無効化します。対策したいデバフに応じて使い分けましょう。

(注意)レアのアクティブスキル1には必中があるため、アイリスでレアの回避率50%減少、気絶を完全に対策することはできません。

自由枠:水着サブリナ、レア、ルナリンド

気絶や沈黙で相手の行動を封じるキャラクターたちです。ただし、ニーナはディアンバフがある最初の5ターンはほぼ無敵のため、採用率は低めです。超格上からワンチャンを引き込むために使うことがたまにあります。

自由枠:アムレート、ソルティーナ

これまでのキャラクターとは違い、ある程度装備の強化が必要になってきますが、その分しっかりと働いてくれるキャラクターたちです。属性ボーナスの観点からは相性があまりよくないので明確にこの場面で使いたい、この相手に勝つために採用したい、などといった目的がなければ無理に育成する必要はないと個人的には思います。

自由枠:アーティ(UR+以上)

理論上は無微課金が用意できる最強のサブアタッカー。しかし、アーティをLRにするだけでも14万ダイヤが必要で、そこからさらに魔水晶、強化秘薬、装備(2ミカエル+4サタン)、ルーン、神装強化とあまりに必要とするリソースが多いため、ニーナ育成が終盤に入った頃に初めて引くこと検討するのがいいのではないだろうか。

追記

2/17 フィアーのカウンタバフについて

ニーナの天敵はニーナ、といいますように、対戦相手のパーティにニーナがいる場合は、味方パーティのバフの管理が非常に重要になってきます。特に、ニーナがサブアタッカーとして採用されているパーティでは、ディアンバフを取られた上で相手のメインアタッカーから激しい攻撃を受け、立て直しが難しくなることが多々あります。

これを対策する手段として、解除可能なバフを1キャラに集中させることが挙げられます。

具体的には、フィアーにスピードルーンを持たせて最も遅いキャラクターをニーナにすることで、解除可能はバフはディアンが所持している回避バフ、そしてニーナが所持しているカウンタバフと回避バフの3つとなります。これらのバフを相手のニーナに奪われた時、相手ニーナはディアンから回避バフ、そしてニーナからカウンタもしくは回避バフを奪います。もしカウンタを奪われた場合は味方ニーナのディアンバフは健在なので何の問題もありません。また、仮に味方ニーナの回避バフが奪われたとしても相手ニーナに付与されているバフは回避バフのみのため、こちらのニーナが確実に回避バフを奪い返すことができます。

一方で、フィアーにカウンタバフが付いていたり、他の解除可能なバフ(マーリンのアクティブスキル1やルサールカの復活時に付与されるバフなど)が奪われてしまうと、回避バフを奪いかえせる確率が下がってしまうので、ニーナ入りの対戦相手と戦う時は注意と運が必要になってきます。

最後に

自分が思ったことをバーと書いただけで取り止めのない文章でしたがいかがでしたでしょうか。ニーナ軸を使っている人、あるいは使おうとしている人の何かの参考になったのであれば幸いです。

では、またどこかで


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