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フィンガースタイルギターテクニック(パターンのバリエーションとコンビネーション)

力を抜く。。。できそうでできない事の一つですよね。

どこの力を抜くと良いのかな。。。首か肩か。。。

力の加減ってのはほんと興味があって、これ特にギターは左もさる事ながらやはり右手の方が常に気になる。。。

少し前にも書いたような気がするんですが、高速トレモロピッキングなんかをする時に。。。これしようと思わないとしないことではあるけど。。。以前は楽器を肘で挟むように力を入れてたんだけど、これを楽器から浮かして、さらにダウンではなくアップピッキングを連続でするような意識。。。手前に引いてくるような感じでしょうか。。。を持つと、十六分音符の限界速度が+20BPM程あげられるようになりました。。。気のせい?じゃないと思います。

ピックを挟む力も可能な限り抜きたい。。。けどしっかり持ってないとズレちゃったり飛んでったりするので、三本の指でつまむように持って腕の振りを大きくするように心がけていたりするんだけど。。。

う〜ん、もっともっと脱力して良い音でしなやかに弾けるようにならんかなぁ。。。まだまだ気付くと歯を食いしばってたりすることもあったりして。。。人生も肩の力抜いてなんてよく聞くんだけど、それって実際どういう意味なんだろ。。。多分私みたいなダラダラ人間だと割とそういうことは言われないからそこはうまくいってるのかな。。。

人生はさておき、人間の関節や筋肉のつき方なんかでも色々変わって来そう。。。う〜ん、勉強してみようかな。

力を抜くか。。。魅力的な響き。。。ちょっと調べてみて何かわかったらまた書きますね。

さて!

今回はフィンガースタイルピッキングのバリエーションを作って、それを任意に組み合わせて伴奏をするという感じでいってみようと思います。

フィンガースタイルでギターを弾いてみよう!な記事は二件ほど書きました。

一つ目の記事は、割とシンプルな譜例を使って右手のポジショニングのことなんかにも触れていたりするので、今回の譜例がうまくいかないって時には参考にしてくれたら嬉しいです。

二つ目の記事はラグタイムの導入として"ぶんぶんぶん"をアレンジしてみました。

フィンガーピッキングに慣れて来たら挑戦してみてください。

いやフィンガーピッキングこそまさに力の入れごろがすごく気になる。

とにかくこの辺はまずは根性じゃないけど、沢山やる事から始めないとかなぁ。。。一番つまんない答えだけど。。。

ま、まぁとにかく今回もいってみましょう!

まずはこんな2パターン弾いてみてください。

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どちらも左手は固定で、右手の各指を、左の譜例は親指(六弦)-親指(四弦)-人差し指(三弦)の二本の指で、右の方は親指(六弦)-中指(二弦)-親指(四弦)-人差し指(三弦)でそれぞれ担当を決める感じで弾いていきましょう。

それぞれの弦の音がバランス良く鳴るように、また六弦の音が四分音符でベースのように聞こえるように練習してみてください。

ここがかっこ良くなるかどうかで結構全てが決まってくる気がします。。。

コツみたいなものがあるとしたら。。。動作に囚われすぎないで、自分で弾いているギターの音ながらこんな感じになるといいんじゃないかな〜なんて思いながら自分の耳でよく聴くとか、敢えてこの譜例のリズムやバランスを口真似してみてから弾いてみるとか、その辺だったりすると思います。

自分で弾いててなかなか良い感じ〜なんて思えるようになってくると。。。いや、それが一番楽しいですもんね。

さて、この二つの譜例を組み合わせるだけでも結構色々なパターンが作れるんですが、譜例の左のパターンの一音目に、六弦の親指に加えて二弦を中指で弾く。。。感覚的には二本の指でつまむような感じでしょうか。。。譜例的にはこんな感じになります。

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冒頭の二弦3フレットも大事ですが、二拍目の二弦3フレットの音が、その手前の二つの十六分音符から繋がってくるように意識すると、四分音符のベースのリズムと、裏拍から表に流れるメロディーのリズムが絡まって、立体的な感じになってくると思います。

ではこの三つを組み合わせてみましょうか。

まずは上の二つを交互に弾くパターンです。

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なんかもう既にしっかりした伴奏になっちゃってますよね。

これに三つ目のパターンも足してこんな感じはいかがでしょうか。

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譜例にすると少しややこしく見えるかもしれませんが、それぞれのパターン単位で考えていると、割とあっさりいけると思います。

慣れてくるとこれも、歌を歌うように自然に選択できるようになってくると思います!

示した譜例に縛られることなく、どんどん色んなコンビネーションを試してみてくださいね。

では仕上げで、上の譜例にベースの動きを足してみましょう。

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最初の一、二拍目と二小節目の三、四拍目は、六弦を中指、三弦を人差し指、二弦を薬指で、後の二種類のコードは人差し指と中指が入れ替わるような感じで、六弦を人差し指、三弦を中指、二弦は変わらず薬指で弾くようにします。

裏で支えている親指と、変化しない薬指で支えを作って押さえるように心がけると、スムースなコードチェンジがしやすいと思います。

さらに慣れて来たら、全体を優しく弾いたり、またある時は少し音量を大きめにしてみたりと、ダイナミクスで展開を作ったりするnように心がけると、右手のコントロールの練習にもなりますね。

実際細かい音符を重ねて弾くスタイルなので、一つ一つの音量が全体のダイナミクスを作っていく感じがわかると、また楽しく弾けると思います!

是非やってみてくださいね。

今回はこれで!

また明日です〜!

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