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ギターのブラッシングの事

ちょっと前にワウワウワトソンっていうギタリストの事を書きました。

好きなギタリストなんですが、曲によってはほとんど音程のない、パーカッシブなプレイをする人です。

潔ぎよく振り切っちゃってるわけで、リズムが良くってしかも音もカッコ良い。。。じゃあ最高って感じです。

ギタリストと一口に言ってもスタイルは様々なわけで、そんな中でやはりあれって言ったらこの人って言うのはやっぱ最強だなぁって思います。

で、今回はギタリストはこれでいけとかなんとか言うつもりも無いんですが、音程無しのブラッシングでいろいろなリズムを出して遊んでみましょうってネタです。

まずブラッシングは左手でネックを六弦全てを覆うように触ります。

握っちゃうと多分なんらかの弦は音が出てしまうので、触るって言うのが正しいと思います。

それでもって、一本の指だけで触ると、以外とハーモニクスみたいのが出ちゃいがちです。

少なくとも二本、いや今回は左手に動きは求めないので、使える指四本ともが全ての弦に触れるようにしましょう。

。。。とここで、折角なので左手の使い方にこだわってみますか。

まず左腕をできるだけまっすぐに立ててチョップする寸前みたいにしてください。

で、指の付け根で四本の指を揃えたまま曲げて、直角を作るみたいにしてください。

この時に手首はまっすぐなのを確認しておいてくださいね。

で、そのまま指を指板の上に持っていくわけなんですが、この左手の使い方を覚えて、とにかくフィンガリングする時にも手首が曲がらないようにしたいんです。

どうせブラッシングで、今回は音程関係ないので、左は手首にこだわっちゃいましょう。

さて、これであとはピックや、なんなら人差し指とかで全ての弦をストラミングして音を出すわけなんですが、音的には”チャッ”て言うより、もうむしろ”カッ”になるくらい短く歯切れ良い音になるよう、しっかり振りましょう。

ダウンアップで上手く振ると、”カタカタカタ”って感じの音になると思います。。。この感じ文字で伝わるかな。。。

さて!ではこの奏法でリズムを出していきましょう。

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ドラマーが良くやるチェンジアップの練習ですね。

メトロノームはしっかり練習するなら80くらいからいきましょうか。

三小節目の十六分音符はダウンアップで弾きますが、今回はそれ以外の小節の四分音符と八分音符は全てダウンストラムで弾きましょう。

地味で飽きちゃうな〜と思ったら好きな曲に合わせてやっても良いと思います!

とにかくダウンビートでダウンストラムってとこはしっかり感じてください。

次いきま〜す。

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三連符入れてみました。

この譜例の八分音符はダウンのみでも、ダウンアップでもどちらでも練習したいです。

三連符は二拍連続であればダウンアップダウンーアップダウンアップで対応できますが、一拍だけや三拍連続の時は、私はその三連符の次の音符をダウンで弾きたいので、最後の三連符をダウンアップアップで弾いたり、テンポによってはアップダウンアップで対応して弾くようにしています。

ちなみに単音で弾く時のピッキングダイレクションも同様に考えています。

ソロやメロディーなんかだと細かい音符が出てくることもあるので、丁寧にオルタネイトで考えるときなんかは結構この、その次の音符から逆算するって言う考え方で対応しています。

これ、ネタとして譜例を挙げだすと多分キリがないので、この辺にしておきますが、結構ドラムのフィルインのリズムなんかは分析してブラッシングの練習に使ったりすると楽しいと思います!

良いリズムで歯切れよくブラッシングが決まるとかなりテンション上がるんですが。。。私だけかな。。。いや、絶対気持ちいいと思います!

この感じにワウペダルを合わせれば、それこそワウワウワトソン。。。を目指して頑張りましょう!

ピックの握り具合、力の入れ頃なんかも研究して、あと腕の振り方も腕から直線的に動くのか、スナップを使うのか、はたまたひねりを入れるのか。。。

拘りだすとこれまた果てしないですね!

ドラムトラックなんかのリズムに合わせたり、あるいは自分でリズムを出すためにあえてメトロノームなどを使わずに弾いて録音したりして、確認してみたりしてくださいね。

これも研究して、結果をシェアしあいたいです!

また明日も書きま〜す!

やってみてくださ〜い!

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