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八音のシーケンスパターン

小さい頃アレルギー性の鼻炎持ちの子だったので、よく耳鼻科に通っていました。

そこでは待っている間に読めるように漫画が置いてあって、どういうわけかスケバン刑事をよく読んでいたような記憶があるんですが。。。まぁそれはさておき、その病院に行くと色々な聞いたことのないカタカナがいたるところに書いてあって、今考えるとそれは多分お医者さんが使うような薬の名前だったと思うんですが、なんだっけ。。。ネブライザーとかそういうのです。。。これニュアンス伝わるかな。。。

割と今でもそうなんですが、私は目や耳から入ってきた文字情報とか音情報って、頭の中でループしちゃう癖があって、当時、診療が終わってお金払う時なんかに小さいプラスティックでできたマットのようなものが窓口に置いてあって、そこにそういうカタカナの謎の名前が書いてあったりすると、それってどういう意味なんだろうとかよく考えちゃうっていう謎の子だった気がします。

テレビなんかでも市販薬のCMやってますよね。。。割と意味が透けてわかるものもあれば、俄かにはどういう意味かわからないものまで。。。薬の名前にああいう造語みたいなカタカナの名前をつけるってのはちょっとした伝統みたいなものなんでしょうか。

それが何年も経って今に至って、私はこう。。。そういうのがプリントされたファイルフォルダやボールペンなんかをみるとなんだかニヤリとしちゃうっていうか、そういう変なクセがついちゃいました。

きっと元々何か効果や成分的な物のドイツ語やら英語やらのニュアンスを織り交ぜつつオリジナルな造語をつけたものなんでしょうけど、実際何語でもない。。。でも物についた名前で、それをみんなが呼んでいくとだんだんスタンダードになっていくっていう。。。でも良く考えてみると、象形文字の読みなんかだってそうだし、それを元にした漢字だってそうだし、音楽理論なんかで使う用語なんかも普通に日本人として生きてて他ではほぼ使わないような言葉出てきますよね。。。リディアンとかコントラリーモーションとか。。。まぁモーションはまだわかるけど。。。

つまりは言葉というものは、発する側と受け取る側で共通の理解がないと、ちゃんと機能しないってことですよね。。。当たり前のことなんだけど、これ、実は結構発生してると思うんです。。。その、通じない方で。

やっぱりそのローカルルールみたいな常識ってのをそれぞれが持っていたりして、新しい情報なんかで、これはきっと相手が知らないだろうって伝えるときなんかはまだきちんと説明するんだけど、いやいや、知ってて当然でしょみたいなことになると、話してる方はなんでこんなことも知らないのってなるし、それを聞いている方はこいつ一体何言ってんだろ。。。ってなっちゃう。

。。。でも良く考えると、どう思ったかとかどんな味だったかとかっていうような事って、本当は人それぞれ微妙に違うように感じているはずで、同じような物に接しても実は全然違う感じだったりとかするような事って結構あるのかなって。

かっこいいとかダサいとか好きとか嫌いとか美味しい不味いとか。。。色々な経験とか環境とかで変化するし、もしかしたら昨日はダメでも今日はめちゃOKとか、これ摂取する前にこっちのを取っておくとメチャンコくるとか。。。

いやぁ、だから面白いものを作るのって試行錯誤で大変だけど、それを受容する側も結構鍛えとかないと良いものに気付かないでスルーしちゃったりしてもったいない感じになっちゃうなって。

いやだからって薬の名前にいちいち反応する私はやっぱり変だとは思いますけどね。。。

今日これから紹介するシーケンスにしたって、自分ではなかなか良いなって思うんだけど、これ何?何に使うの?とかになっちゃったら一体自分は何をしてるのかなぁなんてちょっと思ったりもしますけど。。。ある意味ここはネットのいいところで、置いといたらどこかの誰かが気付いて弾いてくれるかも。。。ってこれメッセージインアボトル。。。

いやまぁとにかく自分が思いついたような事をシェアしてみんなであーだこーだしたいってそれだけなんですけどね。。。私の書いたような物の何かに反応してもらえるところがあったらラッキーって事でいっか。。。

さて、今回は。。。最近ハマっている五音のシーケンスパターンの前に三音逆向きのトライアドをつけて八音のパターンにする事を思いつきました。

ちなみに元の五音のパターンはこちらの記事で紹介しています。

最初の音からスケールでskip-skipでトライアド、ここからスケールで戻ってきますから、skip↑-skip↑-step↓-step↓です五音進むと次のstepでモチーフの始点が一つ進みます。

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この前に逆向きのトライアドなので、こういう形になります。

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このままシーケンスにすると音域が広くてすぐ終わってしまうので、次はこれを反転させる形で引き継いでみました。

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タブもつけてみました。。。ある意味十六音ですが、まぁ八音で考えましょう。

パターンが反転してもストラクチャーに集中して行けば割と混乱少なく弾ける気がします。

やり始めは譜例があった方がスムースにいくし、耳や指が慣れてきたら他のポジションでもいけるきっかけになるので、とりあえず書いてみましたので、一度試してみてください。

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なかなか長いシーケンスになってしまいましたが、ちょっと面白い形になったと思います。

リピートマークをつけておきましたので、何度かループでやってみてください。

なれたら他のポジションでも試してみてください!

もうほぼパズルですね。。。

もしも楽しく弾いてもらえたら嬉しいです!

ではまた!

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