見出し画像

自分の誕生日を喜べない人へ

誕生日の捉え方についての話です。


私事で恐縮なのですが、2月中に誕生日を迎えます。
もうすぐ31歳です。

私としては誕生日を迎えられるのは嬉しいのですが、中年から高齢になってくると「また歳をとってしまった」「この歳になると嬉しくないんだけどね」と言う方もいらっしゃいますよね。

もちろん謙遜している方もいるのでしょうが、確かに「歳をとる=老ける、死に近づいている」と考えると確かに嬉しいものではありませんね。最近は長生きもリスクと言われてしまいます。

私も誕生日が嬉しくなくなる年齢にどんどん近づいているのかと思わなくもありません。


ただ、ちょっと考え方を変えてみてはどうでしょうか。

近年はVUCA時代とも言われ、感染症が流行ったり、戦争や災害が起きたりととても平和とは言えない世の中になっています。

VUCAとは、「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取ったもので、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な状態を指す造語です。

VUCAはもともとアメリカで軍事用語として使用されており、国家間の戦略がより複雑化している状況を表す言葉でした。しかし昨今では、移り変わりが激しい時代や不確実な要素が多い状況下を示す言葉として知られています。

出典:NEC

正直、感染症や戦争なんて歴史上の出来事でしょとコロナやロシア・ウクライナを経験するまでは思っていましたが、実際は非常に身近なものになってしまっています。コロナや震災で大きな被害を受けた方もたくさんいるかと思います。

そう考えると、私自身が被害に会う可能性もあったわけで、その過程で最悪の場合死んでいたかもしれません。

だとすれば、無事に誕生日を迎えられたというのは非常に特別なことなのだとも感じられませんか?

少し大げさなのかもしれませんが、失って初めて気づくのではなく、誕生日一つだって捉え方次第で大切な日にできるのだなと感じています。


せっかくなら楽しんだ方が良いのでは?
少し考え方がせこいですが、手軽に自分の誕生日を祝ってもらうにはどうすれば良いのか考えてみました。

子どもに伝えておく
一番手軽なのは子供に伝えておくことです。
私は学校に勤めていた時は年度の序盤に児童生徒の誕生日を確認するついでに自分の誕生日も公開します。そうすると覚えてる子は覚えてるんですよね。
仕事で子供と関わる方はこのパターンが使えます。

テーマパークに行く
ディズニーランドなりUSJなりのテーマパークは誕生日の人に「この人、誕生日です」的なステッカーをくれます。それを付けているとパークの方々がこぞってお祝いしてくれるわけです。
うちの弟は誕生日なんてというタイプなのですが、彼女にUSJに連れていかれたくさんの方にお祝いされてまんざらでもなさそうでした。

他の人の誕生日を祝っておく
とても打算的ですが、「あなたのこと祝ったんだから私も祝ってね」的な感じです笑
そこまでして祝われたくないかもしれません笑。
ただ、「誕生日おめでとう」の言葉をもらって嫌な気持ちになる人は少数派かなと思います。
もし相手の気持ちが乗れば、「あなたの誕生日はいつなの?」と話が膨らむかもしれません。


我が家は誕生日が大好きです。

妻は「1年の中で自分が主役になれる日」と言っていますし、私は人の誕生日を覚えるのが好きです。明るいイベントだと思いますし、せっかくなら楽しめた方が良いのかなと思っています。

皆さんの誕生日も素敵な1日になることを願っています!


偶然見つけたこのポスト。誕生日を最大限にいかしてますね笑

もしサポートしていただけたら、文章力を上げるための何かに使わせていただきます!ぜひ私の最初のサポーターになってください!