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いつか書いてみたいと思っている企画第1弾(笑) まえがき 第1章 「ケイバの壁」とは何か よく分からない日本の競馬文化(世界と全く違う) 日本在来馬と大河ドラマ(我が国のサラブレッドは20世紀になってから) 競馬史は後からできた(戦後に慌てて作った競馬会) 日本中央競馬会(JRA)は何者か(謎の組織、特殊法人って何) 日本近代スポーツの謎(①伝統型、②ハイカラ型、③競馬型) 軍馬とウマ娘(天皇の競走馬) 競馬(ギャンブル)と天皇(聖性) 第2章 見えなかった天皇と馬
競馬の手帳には2種類ある。 ひとつは優駿手帳(画像右)と呼ばれるもので、もうひとつはJRAが正式に手帳(画像左)として作っている。 後者には名前がないのでJRA手帳(仮)という名にしておく。 優駿手帳は中央競馬ピーアール・センターが発行している手帳で競馬場内のターフィーショップ等で販売されている。 一方、JRA手帳は関係者向けの手帳で「情報量の多さ」に特徴がある。 優駿手帳には付録としてTICKET BOOKがつく。 何月何日。どの競馬場の何レースで。この買い目で
ひとまずJRA手帳にある競馬小史の戦前編だけ見てみることにした。 仮にサブタイトルを付け加えるとすれば、 「10分の1」でまとめられる戦前の競馬史 となる。 小史全体は約10ページ程度になるが、 古代から戦前にかけての競馬は僅か1ページ分しか語られていない。 これは教育されないとも言えるし、(業務にあまり関係ないから、笑)価値を見出していないとも考えられる。 高校の「歴史の教科書」みたいなものだ(笑) ちなみに、JRAの総合職になる(なれる)人は一般的にエリー