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ハマリモノ

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2016年6月の記事一覧

分不相応フェチ。

身の丈に合わせる事に余念のない自分だが、分不相応はそれはそれで好き。

弱小チームに一人だけいるスター選手、整った顔とブサイクのカップル、やたらとハイスペックなPCをあてがわれた時の無駄な描画処理速度。哀愁と不安定さとドラマがある気がする。

ブランド服がちっとも似合ってないダメ大人には普通にイラッとするので、何か自分の中で微妙なラインがあるんだろうな。

チョイス。

ビュッフェ形式の食べ放題が苦手だった。少量をちまちま食べても味がよく分からないし、試食で満腹を迎えるような言い知れぬ無念さ。

全品制覇を諦め、自分セレクションのオリジナルワンプレート作成を体験出来る店と改めたら俄然楽しくなった。肉と野菜のバランスやメインと副菜の緩急とか、一人で妄想して興奮してるヤツがいたらたぶん自分です。

サウンドエフェクト。

ついついスマホの音をカスタマイズしてしまう。Daft Punk「Harder, Better, Faster, Stronger」や中村一義「ロード中」をループするように加工して自己満足。

塾でバイトしてた時、閃いた時に閃いた音のする生徒がいた。感歎を込めて吸った息が緩んだ口から漏れる「ヒョッ!」という奇声だった。

あいにく音源は残ってないので、今はロマサガの閃いた時のSEを愛用している。

透明。

かき氷は「みぞれ」が好き。シンプルでスタイリッシュな所に好感が持てるし、そこに塩味を微かに効かせた茹で小豆などを添えられたりしたら堪らなくセクシーだ。

残念なのは、シンプルな癖にマイナーで、なかなか食べる機会に恵まれない事。華って大事だよね。

贈答欲。

プレゼントを選ぶことは「相手が気に入りそうな物を探すゲーム」みたいで好きだ。普段は支障を来してばかりの妄想のチカラをこの時ばかりは遺憾なく発揮できる。

誕生日とかお歳暮とかお祝いとかチャンスがないとプレイ出来ないのが残念。もっとみんながイタリア人みたいに日常的に花束贈る世の中になればいいのに。