【ロンドンといえば地下鉄!】


みなさんはロンドンといえば何を思い浮かべますか?(いつもこの質問をしてる気がします...。)ビッグベンにファッションや美術館、挙げればキリがないかもしれないぐらい多くの見所があるロンドンですが、ロンドンを構成する大きな要素として挙げられるのが「地下鉄」です!今回はそんなロンドンの地下鉄について簡単にご紹介します。

日本に住んでいる私たち、特に東京近郊に住んでいる人からすれば、地下鉄はかなり馴染み深いものですよね。おそらく東京の地下鉄は世界で一番と言っても良いくらい安全で便利だと思います。そんな日本の地下鉄ですが、実はロンドンの地下鉄を参考に作られたというのは有名な話です。(諸説あり)

それもそのはず、世界で一番最初に地下鉄を走らせたのは他でもないロンドンなんです。なんと作られたのは1863年!今から150年以上も前なんですね。その頃の日本はというと江戸時代の真っ只中です。いかにイギリスの近代化が早かったかというのを痛感しますね。

最初の地下鉄は石炭を使う蒸気機関車でした。建物が多く入り組んでいるロンドンでは、地上に線路を作るのが難しかったようで、その問題を解決するために地下鉄が生まれました。ただ、蒸気機関ということもあって、トンネルの中は煙や煤でいっぱいになっていたそうです。今となっては考えられませんが、けっこう最近までロンドンはスモッグで先が見えないような街だったんですよ!

そんな地下鉄ですが、イギリスでは地下鉄のことを “underground” または “tube” と呼びます。アメリカでは “subway” で、フランスなどの他の国では “metro” と呼ぶのが一般的です。こちらも国によって呼び方が変わってくるのはなんだか不思議ですよね。

せっかくなので付け足しておくと、イギリスの地下鉄でよく見聞きする言葉が “Mind the gap.” ですね。これは日本語で言う「電車とホームの隙間にご注意ください。」ということです。なぜだかはわかりませんが、これはイギリス英語、ないしはイギリスを特徴付ける一つのフレーズとして認知されていて、このセンテンスが書かれたお土産なんかが数多く売られています。やはり、こういったところも含めて、「ロンドンの地下鉄」というのは一種のブランドのようなものなのかもしれませんね!

いかがでしたか?今回はロンドンの地下鉄について簡単にご紹介しました。日本の地下鉄に慣れている私たちですが、ロンドンの地下鉄もそれに負けず劣らずわかりやすくて便利な地下鉄です!個人的には日本の地下鉄よりも地下に潜っている感があるのがワクワクするポイントですね。ロンドンに行けば絶対に乗ることになるとは思いますが、みなさんもぜひロンドンを訪れた際には地下鉄旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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