カラオケのレパートリー

カラオケのレパートリーを書いておくコーナー。
基本的にカラオケで狙う方針は「ドン引き」です。一発勝負で強い印象、即ちドン引きを狙う。それが複数人いるときのカラオケ。そもそも別に歌が上手いとかではないので技巧を気にせず歌えるものであることも大事。でも可能な限り歌詞を見ずに歌えるところまでは鍛えてから歌うようにはしています。

1.吉幾三『俺ら東京さ行くだ』

事実上初めて狙って覚えた曲。中学校の同級生が歌っていたのを聴いて衝撃を受けて覚えた。高校の修学旅行のバス内で何故かカラオケ大会になったとき、別にクラス内カースト上位でもなければ下位でもなかった僕が最後にこれを歌って、何故か最も人気を博したのは今でも覚えている。クラス内で人気者になったのはそのときと英語の授業中に鼻血を出したときくらいだったな。楽しい高校生活でした。

2.ユニコーン『大迷惑』

会社の先輩が転勤するとき歌っていて覚えた。転居を伴う転勤は会社員にとって癌であり一刻も早くその費用対効果を精査して可能な限り希望者のみにするべきだと思うのだけど、いまだに慣習的な無意味な転勤が行われていて困る。合意のない転居を伴う転勤は人権侵害であり住居選択の自由違反だと思うんだけどな(判例的にそうじゃないのは知っているけれど、こんなの絶対おかしいよ)。
曲としてはジェンダー的にアウトな表現もあるんですが、昔の曲なのでやむを得ない。そのあたりが更新された会社員の歌はもう少し出てきていいと思ってます。叫べる曲なのは大事。

3.植木等『スーダラ伝説』

ハナ肇とクレージーキャッツの曲はわりと複数覚えていますが、概ねのまとめで言えばこれが手っ取り早い。個別に歌うとさすがに会社の人といるときは植木等を禁止されがちだった。親が知ってるくらいの世代の曲で、概念上のサラリーマンといえばこれ、だったらいいんだけどね。サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ、と言えるほど楽勝でサラリーマンやってるわけでもない、からこそ敢えて歌いたい。

4.尾崎紀世彦『また会う日まで』

比較的真面目な曲。送別会とかに歌うとちょうどいい。会社の上司が定年になるときに歌っていて覚えた。素直に良い曲ですよね。そういやこの後も尾崎紀世彦に続いて尾崎世界観が出てくるけど、尾崎豊は歌いません。

5.THE YELLOW MONKEY『楽園』

こちらも送別会用に使う。世代的にはちょうどいいはずなんだけど、まぁカッコいい曲はこのくらいしか歌えません。

6.くるり『ばらの花』

自分の転勤のときとかに歌った。今でも良い曲だなとは思うんだけど、なんかしんみりするので盛り上がりには欠ける。別に盛り上がらないといけないと考えてるわけじゃないですが。ジンジャエールとか何年も飲んでないなそういえば。どんな味だったんだか。

7.サンボマスター『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』

直球そのものの曲も持っておきたいと思って覚えた。別にこういう真っ直ぐな人間ではないです、と言いたいところでもあったけど、やっぱりときにはこういう真っ直ぐさも必要だよなと思ったりもしてます。ニコニコ動画で見たときボーカルの山口隆が「世界一かっこいいブサメン」と言われていて笑ったけど、今思うと僕の外見もわりと山口隆に似てるよな。

8.キュウソネコカミ『ファントムヴァイブレーション』

ネタ曲として。2013年の曲としてむしろ当時の記録としての意味が近いんじゃなかろうか。実際問題、2021年現在はみんなスマホが臓器になってるでしょ。スマホのバッテリーが全然保たなかった時代の曲だなとも思う。

9.KANA-BOON『ないものねだり』

自分でもなんでこれを覚えようと思ったのか覚えてないけど、カラオケのレパートリーを増やそうと思った時期に偶然見かけたからだと思われる。標準的な邦ロック、と言えるほどそのあたりに詳しいわけでもないですが。途中にあるクラップの音は必ず合わせます。

10.ゴールデンボンバー『元カレ殺ス』

何故かセクシャルマイノリティのオフ会があったときに何故かカラオケになって何故か女の人が歌っていたのが印象的で覚えた。今現在では僕の鉄板のネタ曲。『女々しくて』あたりと比べると一般的には有名ではないけど、ネタ曲なのがわかりやすいのが便利。ドン引き狙いとはこれのことだ。ちなみに僕は鬼龍院翔と同じ年齢です。

11.ゴールデンボンバー『やさしくしてね』

極端ではあれど会社員の曲として。ゴールデンボンバーは失笑を狙えるのがいいよね。こういう泣き言を歌として叫べるのは良いことだと思ってます。

12.ゴールデンボンバー『ローラの傷だらけ』

また金爆かよ。どんだけ好きなんだ、ってほどではないんですが。これもまた極端だけど、飲み屋に行くのでネタが通じやすい。『水商売をやめてくれないか』になるとガチっぽくなっちゃうのでこのくらいの方が良い。オチも比較的わかりやすい。

13.クリープハイプ『社会の窓』

まさか僕がクリープハイプを覚えることになるとは思ってなかったけど、なんか覚えてしまった。尾崎世界観の特徴的な声はカラオケだと出せない、けどなんとかしようとしてます。この後も書くけどクリープハイプは叫べる曲の方が好き。『栞』とか『キケンナアソビ』とか『イト』とか普通寄り過ぎて、クリープハイプにそういうの求めてないって思っちゃう。

14.クリープハイプ『百八円の恋』

クリープハイプを初めて認識したのはこの曲。テレビで流れてたときにドン引きした。カラオケにおいてもドン引き狙いの筆頭。人がいるところで歌うと普通に迷惑なんじゃないかってくらい酷い(褒めてる…ようなそうでもないような)。覚えるために数えたけど、「いたい」の回数は、16回、16回、16回、11回、21回、22回です。

15.クリープハイプ『社会の窓と同じ構成』

これも人がいるところで歌うと迷惑の領域。Ado『うっせぇわ』以前にこの曲がある時点でクリープハイプはすごい。「余計なお世話だよバーカ!」と全力で叫ぶためにある。ちなみに僕は尾崎世界観とも同じ年齢です。30代半ばになってくるとこのあたりの曲は本人でも歌えなくなってくるんじゃないかという気もする。声が続かん。

ざっくりこんな感じです。ラルクとか歌えた気もするけど忘れた、というか俺がラルク歌ってもしょうがないだろ。そういうのはちゃんと歌が上手くてカッコいい人にお任せします。爪痕を残す方向で尖っていくしかないのだわ。
カラオケのレパートリー、意外と忘れがちなので、状況的に歌わざるを得ないときはこのページを見直して雰囲気に合わせて選ぼう。
サブスク(僕の場合はAmazon Musicだけですが)とワイヤレスイヤホンがあると移動中とかに音楽が聴きやすくて便利ですね、ということに最近気付きました。普段は20世紀の現代音楽じゃないクラシックとかプログレとかを聴く方が多いんですけれどもね。

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