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半期遅れのスパルタ塾

まず最初に書いておきます。

前期から参加しとけばよかった!!!

これが今、講義を自分のメモやノートを見ながら振り返っている中での最大の気持ちです。

編集スパルタ塾に参加したのは3期の後期から

以前からゲスト講師陣などがTwitterやFBで話題になったり、第2期生の方が最終講義後にまとめられたブログなどで塾の存在を知り興味を持っていましたが、大學での活動や就職活動を理由として中々参加を決断できずにいて、募集は締め切られてしまった編集スパルタ塾。

若干の後悔をしつつも学校や就活、諸々のことがひと段落し、毎日アルバイトや趣味に時間をつぎ込み、漠然と社会にでるまでの日々を過ごしていく中で感じた不安と違和感、社会人になる前に厳しい場所で自分を鍛えたいという気持ちをキッカケに、ラストチャンスとばかりに、編集スパルタ塾へ後期からではありますが参加を決断しました。

入塾前、大学4年生という時間を沢山使える立場を活かして、経験の差を埋めるほど考えて考えて考える。それで「良い企画を発表するぞ」という、実に楽観的な気持ちと勢いは、初回の授業で早速打ち負かされました。

知識的なアーカイブ、経験、プレゼンの工夫、発想の振り切れ方、、、、、、書ききれないほどの様々な部分で、前期から講義に参加されていた方との大きな差を感じました。後期からなので圧倒的な努力をしないとプレゼンにすらこぎつけないぞと。特に感じたのは発想のスケール。初めてプレゼンをした時に講評で指摘されたのですが、最後の最後まで自分にとって企画のスケールというのは課題として抱え続けることになり、きっと今後も向き合っていくのだと思います。

頭に豊かなアーカイブを持つことが重要

上の言葉は菅付さんの講義の中で印象に残った言葉の中の1つです。僕は他の受講生の方のプレゼン時や、菅付さんの講義の中で笑いが起きたりしても元ネタが分からず、ワードの意味が理解できないなんていうことが多々ありました。正直、講義でよく耳にした「トーンマナー」という言葉すら最初ピンときてないという状況でした。そんな知識不足の状態ではアーカイブが少なすぎて、今あるものを若干使い方を変えたりした、上手く当たってポテンヒットの企画しか生み出せないことに気付き、とにかくプレゼンや講義の中で知らない人名や作品名、用語などをメモして、帰ってから調べるというのは、スパルタ塾での個人的なルールになり、その後日常的な生活でも行うようになりました。

豪華なのはゲストだけでない

豪華なゲスト講師の方や菅付さんは本当に魅力的なポイントですが、後期からの入塾の僕にとっては、実は1人1人の受講生の方も講師のような存在で、プレゼンやお話もすごく学ぶことが多く憧れていました。スライドの構成やデザインや文字のフォント、発想の転換、プレゼンの際の話し方など羅列したらキリがないほど、色々なことを見て、感じて、直接聞いて、参考にしていました。様々な職業や年代、バッググラウンドが異なる方々が一つの課題に対して思い思いの企画を発表しあう場所だからこそ、新たな化学反応が生まれると思いますし、普段の生活では決して感じることのない刺激が得ることのできる環境だと思います。

箭内道彦さんの課題 「チャーミングな異の唱え方を提案せよ」

高崎卓馬さんの課題 「東京を海外の人に宣伝するためのWEB動画案」

AR三兄弟 川田十夢さんの課題 「編集領域の拡大するためのアイデア」

この3つプレゼンは実際に課題として提出したものなのですが、実はこのスライドなどの部分にも幾つも、他の受講生の方の発表を参考にして自分なりに、編集した部分があります。

社会人の人が多いとか、時間が不安とか思ってた4月の僕の思考は結局、踏み出せない言い訳やこじつけの愚考でした。編集スパルタ塾には、忙しいなかでも時間を捻出して凄い企画を出してくる尊敬すべき方が沢山います。中々上の世代の方とお話することない、大学生活にあまり張り合いのない、就職前に鼻っ柱折られたいなんて学生の方にこそ強く推したいです。

通うだけでなく日常的に

編集スパルタ塾は1週間に1日といった講義ではなく、日常的に自分に厳しく見るモノ、やること、調べることの質を向上させることだと感じました。極端な話、日常的に自分に対しスパルタであることが、これから飛び込む社会でサバイブしていくための素質であると、編集スパルタ塾を通じて学びました。この変化は学んだ一部であり、当たり前のようにできている方からすると小さいことばかりかもしれませんが、僕にとってこれまで全く指摘されたことのなかった部分への気付きが多い学び舎でした。

だからこそ、なんとかしがみつきながら、最後まで講義に参加できたこと、6回のプレゼンの機会をもらえたこと、自分の課題をはっきりと示されたこと、講義で初めて知った色々なこと、塾帰り道に一緒に帰った方とフィードバックをしたり、興味を持ったことについて話したこと。本当に多くのものを得ることができたという実感と同時に、最初にも書いたように前期から入塾しとけば良かったという後悔を抱えて続けています

これから

もし今これを読んでいる方がいれば間に合うようであれば是非、前期からの入塾を。逃してしまって夏頃に見ている方は、枠に空きがあれば募集されると思うので、後期からでも思い切って参加することを強くオススメします。

後期だけの参加だったからか、もっと考えられたはず、もっと参加したい、といった気持ちが強く湧き出ています。もしかしたら前期から参加してても同じ気持ちかもしれませんが。

4月から1年、社会人を経験して、5期にまた編集スパルタ塾に参加したい。その時にはポテンヒットでなく、ホークス柳田選手のような電光掲示板破壊する勢いの、企画のホームランを打てるよう、今後もスパルタ生活でいきましょう。

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