見出し画像

年が明けた

毎度サムネを拾い画像にしてしまっているが、本当はNGというのは重々承知だし、noteを始めた時、こんなに皆拾い画像を使用しちゃってるのかとそれが当然のように蔓延しているnoteの無法地帯ぶりにも驚き、サムネ画像を削除するよう警告が来たりするのではないかと今も少しビビってもいる。

元日に放送する予定だった「ドリーム東西ネタ合戦2024」は1/8になり、元日に起こったあの被害は今もまだ、全貌が明らかになっていないということだった。
数日前よりインフルエンザに感染し、高熱と予想以上の頭痛で寝込み、今日久しぶりにテレビを見たら死者は増え、薬局は空っぽで、孤立地帯へは自衛隊員が泥の中を歩いて物資を届ける様子を見て愕然とし、焼け野原で一人、うば車を押すおばあさんの様子や、避難所の掲示板には「明日はきっといい日」などのメッセージが書いてあった。
自分の体調が良くない時は、ネガティブな情報ほどダイレクトに受け取りやすい。この場合逆も然りで、優しい言葉も涙が出るほどうれしく染み渡るものだ。
そして私の母親と言えば、高熱を出し朦朧としている私に
「いつも薄着をしているからだ」だの「もっと人の言うことを聞け」だのと一方的に言い続け、相手がどんな健康状態であってもまずは自分の感情をぶつけないと気が済まないのだなあ、といつも通りうん、そうだね…と受け流し「大丈夫!私うつらないから!!」と言い続け、実際に今もうつっていない。
これは本当にすごいと思うし、治りかけの今、めちゃくちゃ優しく接してくるのでなんかこわい。

そんなので、松本人志が活動休止をしたことを知ったのもニュースが出てから丸一日後だったが、複雑な気持ちでそれを見た。
長い間神と崇められてきた彼がこのようなスキャンダルで活動できない状態に追い込まれるのは、本人としてもそれはそれは不服なのだろうと思われ、まずはそのような事が実際あったのかが知りたい。
まあおそらくあったんだろうけど。

誰かの名言的なので見たことのある、
「真実はない。あるのは解釈だけだ」みたいなことで、これはもう圧倒的で絶望的に、当事者各々の認識の食い違いも甚だしく、本人達をよく知らない一般の私たちが端から見てる分には本当に申し訳ないがまあまあおもしろい。
ただ、このビッグニュースにほとんどの芸人は不自然な程いじらず、いじれないのも分かるが、彼が標的にされたのは一種の社会的な見せしめでもあると思うので、事の顛末と、業界だか世間だか意識だかのシフトチェンジ−確実に何かが喪失され、さらにどんなものがどうやって生まれてくるのか−を私たちはむしろ見届ける必要がある。
見かたによっては、彼の出身地尼崎にいた頃からからほとんど内輪ノリでやっていたようにも思えなくもない彼らの笑いは、この事件を持ってしても最終的に笑いにするだろうか?
「彼がいないと始まらない」ことなどもうとっくになくなっているし、
THE SECONDや、M-1GP2024は何事もなかったように開催して欲しい、ただそれだけ。

こんなことが言いたかったわけではなく、
「ドリーム東西ネタ合戦2024」は特にサンドウィッチマンのエンディングノート、バイきんぐのキャバクラのボーイ、霜降り明星の罵りあう漫才、シソンヌの車内販売員のネタがおもしろかった。