子どもに教える「月の出入りについて」
月の出入りについて
私は今から20年以上前から、地域の子ども達や勤務先従業員の子ども達などに宇宙の話しをしていました。
内容は実際にエンジニアとして携わった人工衛星や宇宙船・天体望遠鏡などを扱うこともありましたが、月や星などの天文がらみの内容もありました。
そんな中から今回は「月の出入り」について、どんな説明方法をしていたかご紹介します。
次は実際に私が子ども達にお話しするときに使っていた図です。
まず新月ですが、朝・東の山や海から上がってきて、昼・頭上にあらわれる、そして夕方・西の山や海に沈んで行く。つまり太陽と同じ出入りなので見ることができません。
続いて上弦の月ですが、新月の次なので新月が朝でしたので、朝・昼・夕方・夜と言うように変わっていきます。ですので、今度は昼に東の空から上がってきて、夕方・頭上にあらわれ、そして夜に西の山に沈みます。
そして満月ですが、誰もが知っている通り夕方・東の空から出てきます。夜に頭上にあらわれ、朝・西の山や海に沈みます。
最後は下弦の月ですが、満月の次なので真夜中に東の空から上がってきます。朝方・頭上にあらわれ、昼に西の空に沈みます。
と言うことで、見ることのできない新月は東の空には朝出てきます。そして順番に東の空から出てくることになるので、子ども達にこの点を上手く教えて頂ければと思います。
東の空に朝は新月、昼は右側が見える半月の上弦の月、夕方は満月、真夜中は左側が見える半月の下弦の月と言った具合です。
頭上で覚えるのも良いと思います。昼・頭上は見ることのできない新月、夕方・頭上に見えるのは上弦の月、夜中に頭上に見える満月、朝・頭上に見える下弦の月です。
月の形は、新月・上弦・満月・下弦・新月と回して行きます。見える場所については、朝・昼・夕方・真夜中・朝というように回して行きます。
私が撮影した上弦の月、満月、下弦の月を見て下さい
最初は上弦の月です。昨年・家の前で撮影しました。
続いては満月です。
最後は下弦の月です。
今回は月の出入りについての基本的なことでした。
次回の投稿もお楽しみに!
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