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ジェームズウェブ、2022年7月から2023年2月迄part1~8まで30枚一挙大公開!

<part8>2023-2-26投稿

JWSTが地球と同サイズの系外惑星を発見!



ジェームズウェブ宇宙望遠鏡で初めて、地球と同サイズの太陽系外惑星を発見。

観測したのは地球から約41光年の岩石質で直径も地球と同じくらいの惑星LHS475b。公転は約2日。

系外惑星LHS475bのイメージ 写真提供:NASA/ESA/CSA


JWSTがビッグバンから5億年後領域に、説明不可能な大質量銀河6つ発見!


ジェームズウェブ宇宙望遠鏡がビッグバンから5億年後の領域に大質量銀河6つ発見!現在の宇宙論では、小さな赤ちゃん銀河のはず。

天の川銀河クラスの銀河の存在は説明不可能!

今回の発見を確認するために、たくさんの観測やデータ取りが行われることでしょう。それらを基に、宇宙がどのように生まれたかについての我々の理解を根本的に変える必要があるかもしれません。

この内容は、2023年2月22日付の科学誌『Nature』に掲載。さて、どうなる事でしょう?

写真提供:NASA / ESA / CSA / I. Labbe


写真提供:NASA / ESA / CSA / I. Labbe

         

小隕石がジェームズ・ウェッブ望遠鏡に衝突!

昨年5月にジェームズウェブ宇宙望遠鏡に小隕石が衝突したとNASAの発表があり。小隕石が衝突したのは、次の写真の右側写真で右下の白い部分。

5月22日から24日の間に、少なくても19個の小隕石が衝突した。

写真提供:NASA/STScI

この傷は修復不可能であるが、望遠鏡面積の一部なので残りのミラーセグメント調整で観測は出来る。

JWSTは地球から150万㎞の距離である重力の安定したラグランジュポイント軌道を周回している。

地球の周りである近傍宇宙に比べて重力的には安定、また地球からの光や電波の影響は受けないものの、小隕石の衝突の可能性は高い。軌道上にはソフトボールサイズのものが数万あり、又それより小さいものは数百万個あり、監視するのは不可能。

これから20年間使用予定なので、小隕石の衝突が心配である。


ジェームズウェブ宇宙望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡との距離比較!

HUBBLE VS WEBB 写真提供:NASA


JWSTが塵とガスの複雑な棒渦巻銀河NGC 1433を捉えた!

ジェームズウェブ宇宙望遠鏡が塵とガスの複雑な棒渦巻銀河NGC 1433を捉えた映像を今月公開(^^♪!

JWSTの中間赤外線観測装置(MIRI)で観測。

NGC 1433 写真提供:NASA

研究チームは19個の渦巻銀河の多様さを研究、JWSTの最初の数ヶ月の科学運用で多くを観測NGC 7496/NGC 1356など、全て世界の天文学者を驚かせた😊!

NGC 7496 写真提供:NASA
NGC 1356 写真提供:NASA


<part7>2023-2-15投稿


JWSTがカメレオンI分子雲の中心領域をとらえた(^^♪!

ジェームズウェブ宇宙望遠鏡(JWST)が、地球から630光年の距離にあるカメレオンI分子雲の中心領域をとらえた。

写真中央付近の青い低温の星雲物質、左側のオレンジっぽいのは若い原始星たち。

カメレオンI分子雲の中心領域 写真提供:NASA, ESA, CSA, and M. Zamani

今回のJWSTの観測で、カメレオンI分子雲に水の氷、それから二酸化炭素、アンモニア、メタン、メタノールなどの氷が発見された。氷の温度は、およそ摂氏マイナス263度、今までに観測された最も冷たい氷と言われている。


JWSTが小惑星帯で過去最小と思われる小惑星を発見(^^♪!

ジェームズウェブ宇宙望遠鏡(JWST)が、小惑星帯で過去最小と思われる幅百~二百ⅿほどの小惑星を発見(^^♪!

JWSTの機能確認を行っていたところ偶然に発見したもの。今回の偶然の発見でJWSTで小惑星観測できる事が分かった。

今後1km前後サイズの小惑星を多く発見し太陽系形成の研究や小惑星研究に役立つ😊!

JWSTが発見の小惑星 写真提供:NASA, ESA, CSA, N. Bartmann (ESA/Webb), Martin Kornmesser (ESA), Serge Brunier (ESO), Nick Risinger Photopic Sky Survey)

<part6>2023-2-5投稿


JWSTが地球から億光年の渦巻き銀河を撮影

2023年1月に欧州宇宙機関(ESA)が、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による「今月の1枚」として美しい渦巻き銀河画像を公開した。

この渦巻銀河は「LEDA 2046648」、ヘルクレス座にある渦巻き銀河、地球から10億光年ほど離れている。



この美しい渦巻き銀河の写真は、先月公開されたものだが、昨年夏の試運転時に撮影されたものです。


<part5>

JWSTが131億年前の銀河とグリーンピースが似ている事を発見

2023年1月10日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が131億年前の銀河を観測し、地球から15億〜50億光年離れた銀河(通称グリーンピース)と大変に似ている事を発見した。


グリーンピース銀河は、直径が私たちの天の川銀河の10分の1以下、質量は100分の1程度、星の形成速度は銀河系の実に10倍にも達する活発な活動銀河。


<part4>

JWSTが撮影した凄すぎる映像”わし星雲”の「創造の柱」

2022年8月14日取得画像をもとに作成し、10月に発表された「へび座」方向約6500光年の「わし星雲」(M16)をジェームズウェブ宇宙望遠鏡(JWST)が捉えた部分画像。

この場所では沢山の星が生まれ、柱の形をしている暗黒星雲から、この写真部分を「創造の柱」と呼んでいる。


1990年代、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した宇宙映像には世界中が驚き感動したことでしょう。勿論、下の左の写真の通りHSTも「創造の柱」を何回か撮影、私たちは感銘を受けました。数十年後の今、下の右の写真の通りJWSTが撮影した「創造の柱」との比較です。驚くほどの違いが分かります。


JWSTが宇宙での「指紋」映像を捉えた

2022年10月12日にNASAがJWSTの次の通り宇宙での「指紋」映像を発表した。


地球から約5,000光年に位置するWolf-Rayet 140は、地上からの望遠鏡では2つの星しか見えていなかった。

この2つの星による環であるダストリングが、写真の通り17個確認できたとNASAが発表した。つまり8年に一度、2つの星が近づいた時に1個のリングがつくられる。

それぞれの環は、2つの星が接近し、それぞれの星が出す恒星の風が衝突してガスを圧縮し、そして塵(ちり)ができ、環ができる。

今回、宇宙の「指紋」をJWSTが捉えたことになる。


<part3>

JWSTの驚くような海王星のリングと7衛星画像

2022年9月22日にNASAが、またまた凄いジェームズウェブ宇宙望遠鏡(JWST)が撮った鮮明な海王星映像を公開!太陽から一番遠い惑星・海王星の鮮明なリングと7個の衛星、海王星の上側に大きな月・トリトン、左側リング上のガラテア、ナイアド、タラッサ、右側のデスピナ、ラリッサ、プロテウス。素晴らしい、サイコーですね!



氷の巨人・海王星には14個の衛星があります。この写真には7個の衛星が写っています。

地球から43億km離れた氷の巨人・海王星は太陽から遠いために太陽の光を受けている時でも、地球の夕暮れ時のような感じだそうです。

1989年、ボイジャー2号が海王星に近づいて撮影した海王星のリング写真より、今回JWSTが撮影したリングの方が美しい。

近づいて撮るより40億km以上離れて撮ったJWSTが撮影した写真の方が綺麗なんて驚きですね。

今後、公開されるJWSTの映像が楽しみになってきました。


<part2>

JWSTのオリオン大星雲画像

米NASAが、2022年9月12日にジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が撮影した「オリオン大星雲(Orion Nebula)」の画像を公開した。


NASAが「タランチュラ星雲」の最新画像を公開

米NASAが、2022年9月6日に星形成領域「かじき座30」。
別名を「タランチュラ星雲」の画像を公開しました。


ESAが「幻の銀河」の最新画像を公開


欧州宇宙機関(ESA)が、2022年8月29日に「幻の銀河」の最新画像を公開した。


地球との距離3200万光年にあり、他の銀河に比べると暗く「幻の銀河」(Phantom Galaxy)と呼ばれるM74銀河を、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の可視光と紫外線画像とジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の赤外線画像を合成し制作したものです。


<part1>


系外惑星を直接撮影!


日本時間2022年9月2日にNASAが、ジェームズウェブ宇宙望遠鏡が天の川銀河の惑星を直接撮影し姿を捉えた映像を公開しました!

ケンタウルス座の方向約350光年の位置にある恒星を周回している若いスーパージュピター(HIP65426b)を4つのフィルターで撮影。

7月に初観測映像を公開したばかりで今回系外惑星の直接撮影、次々と凄い映像が届きます。


こんなの初めて、凄い木星の映像!


日本時間2022年8月23日にNASAが凄いジェームズウェブ宇宙望遠鏡の木星映像を公開!
写真説明は後ほど、とにかく見て下さい。

まずは、木星の北極と南極の高地に広がっている美しいオーロラが目につきます。普段なかなか見ることのできない木星の薄いリングも見えます、よく見ると見えます。さらにガリレオ衛星より内側には4個の衛星(アマルテア群)がありますが、その中の2個が写っています。リング上・左端は衛星アドラステア、それより更に左側にある白い点はアマルテア群の中で一番大きい衛星アマルテアです。



ジェームズウェブ宇宙望遠鏡、車輪銀河映像を公開!

2022年7月に初観測映像が公開され話題のジェームズウェブ宇宙望遠鏡!
ちょうこくしつ座方向の5億光年先の車輪銀河、8月2日公開の凄い映像!宇宙空間は大変に広いために、銀河の衝突で星がぶつかる事はそうないです。この写真の中央部で星間ガスが衝突しエネルギーが発生し新しい恒星がたくさん誕生し明るくなっている。

ハッブル宇宙望遠鏡とジェームズウェブ宇宙望遠鏡の写真比較


世界中の天文学者が、史上最大の天体観測衛星「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の映像を見て、性能が上がったとか言う問題ではない、天文学の新時代と言っても過言ではないと驚いている!
ハッブルも美しい、でもジェームズウェブ宇宙望遠鏡は美しい+天文学者ですら想像不可の天体が映る可能性大であります。


ジェームズウェブ宇宙望遠鏡のファーストライト映像公開!


2021年末に打上げられたハッブル宇宙望遠鏡の後継機と言われている米NASA・欧州ESA・加CSAのジェームズウェブ宇宙望遠鏡。
展開調整などが約半年間行われ、2022年7月12日ファーストライト(初観測)映像公開。
130億光年以上先の銀河がくっきり写っています。

下の写真は、銀河団SMACS0723です。ハッブル宇宙望遠鏡をはるかに超える深度を達成しました。


次の写真は、約2億9000万光年離れたペガサス座にある銀河群「ステファンの五つ子」です。

次の写真は、約7600光年離れたカリーナ星雲、「宇宙の断崖(だんがい)」と呼ばれる所です。

この画像は、約2000光年離れたザンリング惑星状星雲。惑星状星雲とは一生を終える星、最後に出したチリやガスが星の紫外線で輝いているもの。
後の光は、星ではなく銀河です。

これから10~20年間・世界中の天文学者が新しい発見にチャレンジする事でしょう!

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