ロケット打ち上げ第二弾!
2月4日木曜日、天気は朝は雨でしたが午後から晴れ絶好の打ち上げ日和でした。先週モデルロケットを打ち上げたときまっすぐ飛ばない問題があって今回はそれを修正して打ち上げます。
今回は下の部分に重りをつけてあります。チームメンバーに見せると「おもっ」って言われました…やっぱり乾電池4本分って結構ありますよね~
重りを2つ外してみると(重りを点対称な位置に配置しないとバランスが崩れるため)3㎝程重心の位置が上がりました(2つ外したら重心の位置が半分くらい上に行くと思ってたけどちょっとしかいかなかった。重心って重さに比例しないんだな~)。これを踏まえて重りを4つにするか2つにするか議論になりました。で、その時見つけたのがスイングテストというものです。
どっちもきれいに回ったので重り2個でいっかということになりました。(おそらくこれが原因だった)
風速は4.7m/sでした。というわけで準備万端!
3・2・1...Lift-off !!
おおっ!
ん?
あれれ?
………………
やめてくれぇぇ
(だが止まらない)
あぁぁ…
というわけで大破してしまいました。
羽は折れ、プリンター部品は積層方向に沿って割れ、ラズパイの端子は折れてしまいました。さらにmicroSDカードはきれいに真っ二つに割れてしまいデータが消えちゃいました(データの保管をしていた)。
気を取り直して考察していきましょう。動画を見直してみると結構早い段階から曲がってます。重心がもっと下の方がよかったのか?風とかでバランスが崩れたのか?いろいろ意見がでましたがよく分からなかったので先生に聞きにいこうということになりました。幸いこの学校には流体が専門の先生も宇宙が専門の先生もいてすぐに聞きにいけます。というわけでU先生に聞きにいきました。
重りが二つだと水平の時にバランスがとれる、つまり機体が横に傾こうとするから今回みたいなことが起こったのではないかという結論に至りました。動画を見返してみるとたしかに最初は回転していた機体が途中から(横になったぐらいから)同じ姿勢で飛んでいました。
重心ももっと下の方にした方が安定するかもということでした。(頭の部分が重いから機体が全体的に重いのは仕方ないんだよなぁ)市販のモデルロケットと重量バランスを同じにしたらバランス的にはいいのかもしれないですが、重さが10倍になっちゃいます…どうしようかな
より揚力を得るために羽を大きくしたり、重心の位置に羽をもってきたりするといいかもという案も出てきました。今年度の学校はもうすぐ終わるので春休みを利用して機体を作り直してみようと思います。
次機体を作り直すなら、FRP(繊維強化プラスチック)で作ることにチャレンジしてみようと思います。作り方は何かしらの繊維(ガラスマットとかカーボンシートとか)にFRPと硬化剤を混ぜてぶっかけて固めるだけ。これが意外とめんどくさくてすぐに気泡とかが入って形が変になってしまいます。実は5月に一度チャレンジしてみたのですが発泡スチロールの型に合わせて固めたところ発泡スチロールが解け超不格好になったのと臭かったです…
それとあと基板を設計してコンパクト化してみたいです。(春休みに研究してみようかな)自作基板ってちょっとあこがれちゃいますよね~
次にやることも決まったし今日はこのぐらいで終わろうと思います。明日試験だし。思えば重心の求め方って今回の試験範囲だったけど距離に比例してなかったことを思い出しました…というわけで試験勉強してきます。
次は試験明け1週間後くらいに更新したいと思ってます!次はロケットネタじゃないかも
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