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$CLVR 大麻ビジネスに投資する??
CLVR概要
- Schultze Special Purpose Acquisition Corp.(SAMA) (箱のほう)
- Clever Leaves International Inc. (“Clever Leaves”) (上場するほう)
が2020年12月18日に買収によりSPAC上場
上場後のティッカーシンボルは$CLVR
大麻(Cannabis)の製造、抽出、販売を行う企業です
(2020.01.22時点)
Market Cap:259million
Share Price:10.2
Shares Outstand:25million
*Fully diluted shares:43.8million
2020 Revenue: USD13million
2020 EBITDA: large loss
(会社予想)
2022 Revenue: USD124 million
2022 EBITDA: 34%
大麻ビジネスの展望
大麻合法化が進み、市場が拡大することが予想されています。
会社予想
市場規模99Billion(2024年)
Grand View Research予想
市場規模73.6Billion(2027年)
https://www.grandviewresearch.com/press-release/global-legal-marijuana-market
Marijuana Business Daily予想
市場規模37billion(2024年*アメリカ市場のみ)
差はありながらも、成長市場であると予測されています。
大麻の有用性について
市場予想はあくまで予想に過ぎません。
大麻が世の中で必要とされているものなのかどうかによって、
市場成長、規制が変わってきます。
大麻はどれほど、有益なものなのでしょう?
大麻の成分
大麻には2つの成分があります
-CBD(カンナビジオール):「ハイ」にならない。依存性がない。
-THC(テトラヒドロカンナビオール):「ハイ」になる。
出典:麻田製薬
「ハイ」にならないCBDは日本でも規制対象になっておらず、心身への緩和作用があります。
「ハイ」になるほうのTHCは、末梢神経や免疫細胞、内臓組織などに分布するCB2という受容体とも相互作用し、鎮痛、沈静、催眠、食欲増進、抗がんなどの作用があると言われています。
そのため、カナダ、アメリカの一部の州などでは医療大麻として使用が認められています。
大麻のレビュー
実際に使用している人のレビューはどうでしょうか
-CBD(カンナビジオール):「ハイ」にならない方のレビュー
レヴューの数は少なく、レビューの多いサイトも見当たりませんでした。
-THC(テトラヒドロカンナビオール):「ハイ」になる方のレビュー
レビューサイトを見つけることができませんでした。
-THC(テトラヒドロカンナビオール):「ハイ」になる方のテストキットのレビュー
レビューサイトリンク
THCのテストキットの需要は多く、マリファナが広く普及していることが窺えます。
医療用マリファナについての参考
『医療大麻は現在34の州で合法であり(2019年春現在)、その多くは特定の診断された病状のために物質を購入および使用するために患者登録または身分証明書を必要とします。これらの条件は州によって異なり、変化し続けます。連邦レベルでは、マリファナは「規制物質法」の下でスケジュールI物質として分類されており、医療用途は認められていません。大麻が合法化されている州の多くでは、何らかの種類の製品テストが必要ですが、テストは州によって異なり、限定的な汚染テストであるか、CBDおよびTHCレベルの定量化が含まれる場合があります。』
https://www.practicalpainmanagement.com/patient/treatments/marijuana-cannabis/navigating-cannabis-options-pain-related-symptoms
『医療用マリファナが私の人生をどのように変えたか
線維筋痛症の慢性的な痛み、不安、うつ病のサイクルに対処することは、私を絶望的にしました。他のすべてが失敗したように見えたとき、私はポットを試すことに決めました—そしてそれは素晴らしかったです。』
https://www.practicalpainmanagement.com/patient/treatments/marijuana-cannabis/how-medical-marijuana-changed-life
大麻の有用性についてのまとめ
- CBDは日本でも合法だが認知度は低い、レビューも少ない
👉効果が低く人気がない
-THCは慢性的な痛みを緩和させることができ、医療用として使用されている
👉慢性的な痛みを持つ人には極めて有用
-THCのテストキットが普及している
👉「ハイ」になる大麻はアメリカで普及している
アメリカにおける大麻の合法化の推移
1933年
30の州が、医療用以外のマリファナ使用を禁止
1996年
カリフォルニアで医療用マリファナが合法化
2012年
コロラドとワシントンで医療用、娯楽用のマリファナが合法化
2020年
15の州が、医療用、娯楽用にマリファナの使用を合法化済み
36の州が、医療用にマリファナの使用を合法化済み
マリファナは合法化されるべきだと思うアメリカ人の推移
91%は医療用マリファナに賛成
59%は医療用、娯楽用マリファナに賛成
↓医療用マリファナの店に並ぶ人
州レベルではマリファナが合法化の流れが進んでいる
Federal Government (連邦政府)レベルでは、マリファナは違法
バイデン政権下で、合法化になるかどうかが焦点
バイデンは、医療用マリファナについてはサポートする姿勢、
娯楽用マリファナについては、各州に委ねるとみられる
出典:CNBC
CLVRの主要人物
- Kyle Detwiler, CEO
2017年8月からクレバーリーブスの最高経営責任者を務めています。投資会社シルバースワンキャピタルを共同設立する前は、主要なオルタナティブ投資マネージャーであるブラックストーングループインクのプリンシパルを務めていました。運用資産は5,640億ドルです。デトワイラー氏は、戦術的機会基金の初期メンバーとして経営に関与し、7つの投資会社またはポートフォリオ会社の取締役を務めました。デトワイラー氏はまた、KKR&Co。Inc。のプライベートエクイティプラクティスのメンバーであり、石油およびガス、エネルギー、天然資源、ヘルスケアセクターへの投資に焦点を当て、モルガンスタンレーで投資銀行家としてのキャリアを開始しました。デトワイラー氏は、ハーバードビジネススクールや文学士号とは一線を画してMBAを取得しています。
- Andrés Fajard, President
2019年からClever Leavesの社長を務めています。さらに、Fajardo氏は、2016年にClever Leaves事業の設立を支援した後、2019年にClever Leaves Colombiaの最高経営責任者、2018年に会長を務めました。ファヤルドは、コロンビアでベンチャーキャピタルインキュベーターであるMojo Venturesを設立し、コロンビアの大手アウトソーシング会社であるIQ OutsourcingのCEOを務め、以前はBooz&Companyの主要メンバーを務めるなど、20年以上の運用および管理の経験があります。ファジャルド氏はハーバードビジネススクールでMBAを取得し、コロンビアのロスアンデス大学を卒業し、工業工学の理学士号と経済学の理学士号を取得しました。
Clever Leavesの実態
↓コロンビアのネット記事に、2018年からのClever Leavesの動向が記載されています
*2019年にGMP認定を取得
https://www.agronegocios.co/buscar?term=CLEVER+LEAVES
ライバル企業
$ACB:Aurora Cannabis(カナダ)
Market Cap: 1.96 billion
2020 Revenue: 230 million
PSR: 8.5
$APHA:Aphria(カナダ)
Market Cap: 4.10 billion
2020 Revenue: 543.3 million
PSR: 7.8
CLVRと比較すると売り上げは20倍以上
PSRは7〜8
CLVRはMarket Cap: 259million, 売上: 13 million, PSR: 20
「現在」を見ると、CLVRは売上が小さく、株価は割高という判断になる
CLVRの強みと会社予想
CLVRの強みはなんといっても、コロンビア生産でコストが安い
・生産コストは1/8 から1/10
・初期投資コストは1/7
十分な敷地面積と抽出設備
GMP承認を取得した抽出設備
これらの強みを生かして、2022年に売り上げ10倍をターゲットとしている
まとめ
コロンビアで大麻の生産、販売を行うClever Leaves
2020年12月にSPAC上場
成長が見込まれる大麻マーケットで事業拡大を目指す
コロンビア生産の低コスト、GMP承認、ポルトガル拠点(ポルトガルは大麻合法)を生かして、EU、ブラジル、世界中の市場を狙う
現在は、会社はまだ、ひよこ🐣の段階
これから、会社予想に近い形で成長できるならば
$ACB, $APHA を目安としてMarket Cap で1 billionは見える
会社予想に近い形で成長できるならば現在の株価は格安
⚠️リスク⚠️
・規制に大きく左右されるビジネスである
・競争が厳しいマーケットである
・市場全体が拡大するかどうかは不透明
・強みである低コストは、いずれ失われる
(他社も生産拠点を移すことができる)
・会社予想に近い形で成長させられる手腕があるか、まだわからない
参考
会社プレゼン
2020年6月
2020年11月
2021年1月
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