FXトレードの醤油ネタ(7) 予想外
今回のFXトレードの醤油ネタもその7ということで、無料公開の雑談です。初心者あるある
「最安値で買い、最高値で売りたい」と思ってやってみたが、倍返しされて撃沈。そして「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言を知る。
重要指標が予定されてるので、その前に「仕掛け」しておいて一気に「爆上げ」を期待するも撃沈。一時はプラスだったが時間とともに逆行してもう助からない。
有名人トレーダーが「買い」だと言ってるので一緒に買ってみたが、今回は大ハズレで撃沈。どういうことなんだろう運が悪い。
相場って上がるか下がるか2分の1の確率なんだからさ、とやってみたが、なぜか全敗で撃沈。誰か見てませんか?取引覗かれてるとしか思えない。
さて、車でドライブする時に高速道路を走ることもあるかもしれません。
走行車線、追い越し車線がありますが、追い越し車線をずっと走ります!という人、ダメですよ「通行帯違反」ですよ。
追い越しが終わったら、走行車線に戻らないといけません。なので何度も車線変更をすることになります。
自分が走る車線の選択によって、目的地への到着時間も変わってきます。特に、渋滞とかある時には大きく変わることもあります。でも急ぐあまり慌てると追突事故にもなるので十分注意して運転しなければなりませんね。
道路状況を把握する為に大切な事は、自分の前の車の動きだけを見ていてはいけないということです。とっても危険です。自分の前の車の動きだけではなく、もっと前の車の状況を把握して運転すると慌てず上手に車線変更ができます。
FXでも「環境認識」が非常に大切になってきます。最近は自動売買の取引も増加していて極端な値動きをすることが多くなってきました。もう今までのやり方では上手くいかなくなったと感じることもあるかもしれません。
上手く行かなくなる手法は、主に「癖」にもとづいたものです。相場の「癖」、例えば、○曜日は、トウモロコシが高くなるとか、何時は、米ドルが高くなるなどです。
「癖」だけでなく、「相関」というのも崩れることがあります。ユーロが買われるとGOLDも買われる、ユーロが売られると米ドルが買われるという「相関」も崩れることがあります。
相場の「癖」にもとづく手法は、時代とともに変化してきますが、「原則」にもとづくものは、いつの時代でも通用します。
例えば、高値と安値を意識した「ダウ理論(Dow Theory)」があります。高値と安値を切り上げている状態が継続していれば上昇トレンド。逆なら下降トレンドが継続しているというものです。
例えば、グランビルの法則があります。現在値と移動平均線の位置関係からエントリータイミングを見極める手法です。
大切なことは、自分が何かの相場の「癖」に基づいて取引を繰り返しているのか?相場の基本「原則」に基づいて取引をしているのか?自問してみることです。
冒頭の初心者あるあるも、撃沈した例を取り上げたので、ダメなの?というとそういう意図はありません。よくあることではありますが、トレードで大事な「環境認識」とその先の「シナリオ」次第では利益に変えることが可能です。
車の運転する時に、前の車だけ見てれば良いわけでないのと同じです。たぶん普段から「~かもしれない」という決めつけない「シナリオ」を立てながら運転されている人は、もしかしたら前の車が急ブレーキするかもしれない!という最悪を予測をしているので車間距離を取るっていることでしょう。
そういう「シナリオ」を持って運転をしている人は、自分の前を走っている車の前に突然、「木の枝」や、「動物の死がい」などあって急ブレーキをされても車間距離を取っているので避けられるでしょう。予想外の事は起きるものだ!という心構えが身を守ります。
身近なドライブという雑談から、トレードする上での何かの参考になれば幸いです。
では皆さん、良いトレードを。