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おっぱいで、さっきの白飯なかったことに。

白飯は敵だった。

お酒が好きだったわたしは、お酒以外のカロリーはなるべく摂取したくなくて。炭水化物なんて、いちばん敵対視していた相手だ。

お酒のせいで太るなんて思ってはいても口にはしない。

お前のせいだ。白飯、麺、寄ってくんな!太るだろ(怒)的な。

妊娠したからって、いきなり炭水化物が好きになったわけじゃなかった。ご飯を食べたほうがいいよ、という先輩ママのアドバイスに。とまどう私。

だって、ご飯は、、、〆でしょ?

三食とも、なるべくご飯を食べるようにして驚いたこと。

あっという間に、食事が終わってしまう。2時間も3時間も食べられない。だから、夜が長い。妊娠してからは夜のおでかけも減ってしまい、おうちごはんをしてから、皿洗いをしてから、風呂に入ってからも、夜が長すぎる。あー、Facebook見るんじゃなかった・・・みんな飲みに行ってる・・・って思った。こっちはテレビ観て寝るしかないのによ。

炭水化物づけの妊婦生活を経て、出産。

なんと。出産してからも、白飯を薦められた。白飯ってすごい。母乳の出が違う。個人差あると思うけど。白飯をちゃんと食べると母乳の量が増えた気がする。「おっぱい、調子いいじゃん」って、こどもの機嫌がちょっとよくなるくらい、白飯すごい。

そして、もうひとつ白飯のすごいとこ。中毒性。

母乳のため、だとみんなが思ってくれるから。おかわりしたって誰もなにも言わない。むしろ褒められる。「ふたり分食べないとね!!!えらいっ」と。

でも、わたしは薄々気づいている。もうそろそろ卒乳の季節がやってきていることを。母乳のためではない。白飯が好きになってしまった自分がここにいることにも、薄々気づいている。あー、好き。

白飯思う存分食べてもいいなら、一生母乳生活でもいい!と1秒だけ思ったけど。お酒復帰生活も捨て難い!と妄想しながらの秋の夜長。やっぱお酒抜きの食事は、あっという間に終わっちゃうからつまんないんだなぁ。

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