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武蔵御嶽神社(東京都青梅市)/【宝物殿】畠山重忠の鎧兜

行ってきました、武蔵御嶽神社。

甲府を朝7時に出発し8時50分に到着。

まだ紅葉ではないものの三連休中という事もあり、かなり混んでいました。

すでに駐車場は満車で、3台の車が待っていました。
しかし話を聞くとすぐに入れるとの事で少し待ちました。
5分後「小さい車で良かったねー!」と言われ中に入れました。

何のことだか分からず案内された場所に行くと全てを理解しました。

駐車スペースが激せまだったのです。
何度も切り返してようやく停められました。

そしてタイミングよくすぐケーブルカーに乗れて出発。
急斜面を上りました。

石段がかなりあると事前リサーチ済みだったのですが、到着するとかなりの急坂で石段よりもキツかったです。

石段はとても新しくすぐに神社に着けました。

参拝するお客さんで長い列になっていましたが、すぐに順番が回ってきました。

参拝後は隣に併設された宝物殿に行ってきました。

実はこの宝物殿が今回行きたかった場所で、9時半の開館でここもタイミングよく入場出来ました。

入館料は500円、音声案内のタブレットをお借りして説明を聞きながら回りました。

2階は鎌倉時代の武士、畠山重忠が奉納した鎧兜が展示されていました。
NHKで放送された「鎌倉殿の13人」で中川大志さんが演じられて有名になった人物です。

奉納された鎧兜は日本三大大鎧のうちの一つで、国宝になっています。

(ちなみに国宝とは、重要文化財の中から特に価値の高いものを指定した構造物や美術工芸品のことです。)

平安末期に作られた、赤絲威大鎧(あかいどおどしのおおよろい)。

それまでは怖い印象だった鎧兜ですが、展示されていたものはとても美しく、争いのためではなく美術品として作られた感じがしました。

赤い色の糸が使われていましたが、800年前と変わらない色だったのが印象的でした。
明治時代に修復された糸は色褪せていたのですが、修復されず残っていた平安時代の方が
真っ赤な朱色でした。

明治時代よりも平安時代の方が染色技術が優れていたそうです。

モニターでは鎧兜の着方も説明されていて、当時は着物を着付るように、鎧兜も着せてもらっていたそうです。

この鎧兜が目当てで今回の旅行を企画したのですが、見れたことにとても感動しました。

帰りは神社近くでお蕎麦を頂きました。
手打ち蕎麦でとても美味しかったです。

帰りのケーブルカーもタイミング良く乗れました。
反対側の上りの車内はいっぱいで、早めに来れて良かったなと思いました。

駐車場に着き車を出すと、反対車線は駐車待ちの車で渋滞していました。
もっと下にある離れた駐車場も全て満車だったので、一番近くに停められたのは本当にありがたかったです。

紅葉シーズンはさらに混みそうだなと感じました。

良い景色と美しい国宝と美味しい食べ物で、大満足な旅になりました。

山頂からの眺め

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