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旅するキャンパス【No.1沖縄】

こんにちは、ソイコです。

今回から#旅するキャンパスのレポートを書いていきます。


旅するキャンパスとは、


グラフィックレコーダーとして活躍するまりんさん(@_okinawaa)と、ももこさん(@mmk_english)によるプロジェクトです。

その名の通り、2人が全国を旅しながら、学生向けにグラフィックレコーディング(以下グラレコ)の実演やグラレコの役割についてワークショップ形式で学びの場を作るプロジェクトです。

なんとこの講演、学生は無料で受けられるんです!!

「進路や働き方に迷う学生に、自分たちが選択肢を増やせたら」という2人の想いが込められています。

そして私ソイコはこの度、旅するキャンパスのレポーター兼お手伝いとして参加しております!

(全公演参加できるかはまだ未定ですが、可能な限りのレポートをお届けしたいと思っております)

記念すべき第1回目の講座の開催地は、沖縄でした!


講師のまりんさんの母校、那覇商業高校にて行われた講座には学生はもちろん、教員の方々や社会人の参加者もいらっしゃいました。


【講師紹介】

上園まりんさん=


教育系ベンチャーやファシリテーション講座の運営を行う中で、学びを深め、グラフィックレコーディングを独学で習得。

聴覚障がいのある学生の横で講義内容を要約する「ノートテイカー」を行なっていた経験が今のグラレコに活きている。

IT企業や大手芸能事務所、教育分野などで多数のクライアントを抱える。

シングルマザーの元で育った経験や、免疫系の難病を持つ背景から、社会的弱者に対する問題意識が強く、可視化することで思考やコミュニケーションが促進され、関わる人たちが「やりたいことを描けるような」場作りを目指す。

ファシリテーションを軸に持つグラフィックレコーダー。

【実績】
・Adobe symposium
・Microsoft innovation Lab
・NewsPicks×NHKクローズアップ現代+
・PR TIMESカレッジ
・朝日新聞 EduA 表紙掲載(470万部発行)
・企業の主要な会議
など

【講義実績】
・JOC(日本オリンピック委員会)
・東京工業大学
・筑波大学附属盲学校
など

記:上園まりんさん

上園まりんさんの個人HPはこちら⇩

http://orangemotion.mystrikingly.com/

ももこさん=


グラフィックレコーダーとして全国で活動中です。

トークセッションやアイデアソン 、ミーティングの場、教育現場などで対話を言葉や図、イラストを使って分かりやすく可視化します。

情報の可視化を通じて、参加者の参加意識を高めたり、発言する安心感を感じてもらったり、振り返りや共有のために活用したり、更に対話を促す媒体としてのグラフィックレコーディングを目指し、参加者が次の一歩や行動を踏み出すお手伝いをすることを大切にしています。

【経歴】

・JR東日本主催 モビリティ変革コンソーシアム アイデアソン
・WEEKLY OCHIAI
・寄居町 住民視点のまちづくり
・パーソルキャリア オープンイノベーション イベント
・京都市 みんなごと まちづくり推進事業 交流会トークセッション
・長岡造形大学 授業講師
・県立広島大学 大学院 MBA ファシリテーショングラフィック講座 講師
など

記:ももこさん

ももこさんの個人HPはこちら⇩

http://momoko.gonna.jp/index.html

【グラレコとは】

場の促進のために、対話や議論をアイコンや文字を活用しながらリアルタイムに可視化するファシリテーション技法のひとつです。


【ワークショップ】

=基礎講座=
1線/〇/△/□
2アイコン
3フキダシ


ここではグラレコを描くうえでの基礎を学びます。

途中で隣の席の人と紙を交換する場面がありました。
そうすることで個人の表現を知り、さらに視野がひろがります。
こうして「いいな」と思ったものを吸収する機会があることも、この講座の魅力です。



=応用講座=
1表情の書き方
 POINT目・口・眉
2上半身の動き
3人を描き分けてみよう
4関係図を構造的に書いてみよう



応用では更に「伝える」ということを重視したワークショップを行います!

表情や人の描き分けてなど、一見難しそうですが、講師の2人が教えるポイントで、皆さんコツをつかんでいきます。

=グループワーク=
・1対1「今ハマっていること」

今度は相手の話していることをまとめるワークです。

相手がなにを伝えたいのか、話の軸やポイントを聞きながらリアルタイムで可視化していきます。

・複数人「他のグループの議論している内容をその場で書いてみよう」


そして更に難易度をあげて、複数人の会話をグラレコで可視化していきます。

話の内容をくみ取って、第3者に伝えるスキルが身に付きます!

これができれば、会議や打ち合わせでのシーンにも役立ちますね。



【メッセージ:グラフィックレコーダーとしての役割について】


場に携わっていながら、1歩離れたところから客観的な目で立つこと意識
グラレコはリアルタイムで生まれるもの。話し手や場の話題が少しずれてしまうこともあります。
書き手として「今のお話はどのように繋がりますか?」など、丁寧な言葉でたずねることもグラフィックレコーダーの役割です。

場がなければ成り立たない。場への礼儀やリスペクトの気持ちを大切に
上手く描こうという思いから、発言しなかったことや間違った情報まで書き足していまうことは、場に対して失礼なことです。
グラフィクレコーダーは場があってこその存在です。
それを忘れないことが大切です。

グラフィックレコーダーとして情報リテラシーの面にも気配りを
言葉のコミニケーションではお互いの認識がすれ違うこともあります。
同じ言葉でも受け取る人が違えば、とらえられ方も違うものです。
可視化することで、ミスコミュニケーションを防ぐこともグラフィックレコーダーの役割のひとつです。

【参加者の感想】

Qこのイベントでは、主にどのようなことを習得しましたか

・グラレコの可視化をどんな場で活かせるか分かった。どんな場で誰に見せるために描くかによって、取捨選択する描き方を工夫する。グラレコする役割として場へのリスペクトを忘れない。

・グラレコの基本的な流れがわかりました。一言も聞き逃さないぞという姿勢も。

・可視化のポイント、アイコンを使うとわかりやすくなる。

・一番の学びは『グラレコ』『グラフィッカー』の役割で、あくまでも場があってのグラフィッカーだったり、手法やテクニックでしかないから掛け算だったり、「何のために」「優先順位」を意識しながらなどの思考やスタンスの部分が勉強できて良かったです!!!


Qあなたの「グラレコ×○○」を教えてください

・グラレコ×勉強法
ノート整理に役立つ。記憶のフックになるからテスト勉強の際に振り返りやすい。(学生)

・グラレコ×会社の発表
プレゼン資料や議事など、社会の様々な面で活用できると思いました。(社会人)

・グラレコ×パートナーシップ
コミュニケーションや感情の伝達に役立つと思います。(学生)

【まとめ】

以上、旅キャンin沖縄のリポートでした。私は今回このイベントに参加して、初めてグラレコをリアルタイムで見ることができました。

人に伝えるのは簡単そうで、意外と難しいです。

その難しいを楽しいに変える力がグラレコにはあると思います。

まりんさんとももこさんの2人は、自分たちの足でグラレコの基礎や場へのリスペクトの心を伝えています。

このワークショップは、その熱意を直に感じることができます。

全国のいろんな人に、グラレコをこの2人の熱量を知ってもらいたいと思えた講演でした。


次回は10/19に大阪で行われます!

私も参加してレポートをします!

参加フォームはこちら⇩

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScjnSuNWofGex0DfD-qkYw1Hm3o54U82ubWHSFjWnHz9s5qlQ/viewform

最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたの応援で明日も頑張れます!