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【Cubase】サンプラートラックの使い方~基本編~

どうも、サウスンです。
最近Cubaseのサンプラートラックを使う機会が増えてきたので、備忘も兼ねて、現在使っている範囲で使い方をまとめようと思います。

サンプラートラックとは?

サンプラートラック
Cubaseのサンプラーコントロール画面

サンプラートラックは、サンプル音源を取り込み、自動で各音階に変換し、各鍵盤に割り当てることができるトラックです。割り当てられた音は、MIDIトラックやインストゥルメントトラックと同様にMIDIイベントを打ち込むことで鳴らせます。
私は持っていない楽器の音のサンプルをSpliceから落としてサンプラートラックに取り込んで使ってたりしてます。

サンプラートラックの使い方

サンプルの追加

サンプラートラックを追加すると、そのトラック用の「サンプラーコントロール」がCubaseの下側に立ち上がります。

サンプラートラックを追加しサンプルをドラッグ&ドロップ

この状態で追加したいサンプルを「サンプラーコントロール」にドラッグ&ドロップするとサンプルが取り込まれます。

サンプル追加後

取り込まれたサンプルは各音階に割り当てられます。サンプラートラックにイベントを追加し、ノートを打ち込めばその鍵盤に割り当てられた音程でサンプルが再生されます。

ノートを打ち込む

サンプルと鍵盤のキーを合わせる

サンプルはデフォルトで「C3」の鍵盤を基準に取り込まれます。サンプルによってはキーが「C」でない場合があります。例えば今回取り込もうとしたチャーチベルのサンプルはキーが「G」でした。

今回使用したチャーチベルのサンプルはキーが「G」(画像はSpliceのデスクトップアプリ)

このサンプルを取り込むと、「C3」の鍵盤に「G」の音が割り当てられてしまうので、打ち込みをするときに厄介です。

ルートキーの設定場所

そういった場合は、ルートキーの変更をすることで、サンプルのキーと割り当てられてる鍵盤のキーを合わせることができます。方法は「サンプラーコントロール」画面の「Root Key」を変更するだけです。

ルートキーを「G3に変更」

今回はサンプルのキーが「G」でしたので、「Root Key」を「G3」に設定することで、サンプルのキーと割り当てられてる鍵盤のキーが合います。

さいごに

今回はサンプルを取り込んで鳴らすだけの記事でしたが、サンプラートラックには他にも色々活用方法があります。取り込んだサンプルの音作りや、スライス機能を使ってドラムループのサンプルのビートを組み替えたりもできますが、それらはまたの機会にまとめようと思います。


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