【大相撲】怖い怖い、横綱の右腕。

 間違っても試さないほうが良いと断言するが、右手を背中に回して、軽く何かを握っているような感じを維持したまま、警察官に近づくとする。
 そうするとその警察官は、近づいたあなたに気づいた瞬間、「そこで止まってください。右手を前に出してください」と言うだろう。昔なら「止まれ!手を出せ!」と命令口調だったかもしれない。
 その声を無視して近づくと、たぶん警官は警棒を抜いて構えるくらいのことはする。そこまでやってしまったら、右手を前に出して何も持っていないと示しても、良くて説教、あなたの運と警官の気分次第では公務執行妨害でタイーホである。
 ちなみにうっかり近づきすぎたら、先制攻撃されるかもしれない。それは警官の過剰防衛ということになるのだが、誤解されるような真似をしたあなたは相当痛い目に遭わされる。どんなに弛んだ見た目であっても、術tの警察官は「柔道・剣道・逮捕術」の3点セットを厳しいレベルで学ばされているのだから。

ここから先は

1,838字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?