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ビジネスアスリートたるもの、「ご自愛する」ことを忘れべからず。

noteで3000を超えるスキを集めた「ご自愛するという戦い方」の続編記事を、コラムとして「U-29ドットコム」に寄稿いただきました!

「ご自愛」には「攻めのご自愛」と「守りのご自愛」の2種類があって、どちらに偏るのも良くなくて、そのバランスが大事だよね、というお話です。

メンテナンスが「守りのご自愛」なのであれば、トレーニングは「攻めのご自愛」と呼んでも良いと思う。メンテナンスができていても、トレーニングが足りなければ成果は出せないし、トレーニングが十分でもメンテナンスができていなければ試合にすら出られなくなったりする。どちらか一方ではダメで、バランスが重要だ。このバランス調整が非常に難しい。

仕事をスポーツに、ビジネスパーソンをアスリートに例えると、メンテナンスという「守りのご自愛」と、トレーニングという「攻めのご自愛」の双方が大事、という話はとてもよく分かります。

メンテナンスを怠って、仕事仕事仕事!!!と詰め込みすぎると、いつかどこかで限界が来て、ぶっ壊れてしまう。

この感覚は、これまで自分自身が「ご自愛」を怠ったことで心身共に壊してしまった経験があるのでとてもよくわかります。

一方で、「メンテナンス」ばかりで「トレーニング」を怠ってしまっては、当然成長は止まってしまい、試合に勝つことはできなくなってしまいます。

だからこそ、「攻めのご自愛」と「守りのご自愛」はどちらも大事で、その時々でバランスを取っていくことが大切になるわけです。

「良きコーチ」を持つことの大切さ

エヴァ好きの僕的には「心にミサトさんを飼え」という表現がグッと刺さったのですが、「攻守」のバランスを取る上で大事なのが、「良きコーチを持つ」ということ。

結果を出せるアスリートには良いコーチがいて、試合に勝ったり新記録を出したりするために、それまでのトレーニングメニューを考え指示してくれる。エヴァのパイロットであるシンジくんにもミサトさんという司令がいて、目標(使徒殲滅)のための動きやトレーニング内容を指示してくれる。我々も心にコーチもしくは司令=ミサトさんを飼って、自分への指示をあおげば良いのだ。「もう働きたくないよ…僕は疲れたよ…」「落ち着いてシンジくん!まずは自分が何に疲れているのか、どうすれば解決できそうか、順に書き出すのよ!」といった具合に。今の自分に必要なのは攻めのご自愛なのか、守りのご自愛なのか、自分を客観的に見る時間を意識的に取るのである。

「良きコーチ」と言っても、『いきなり、高いお金を払ってコーチングを頼みなさい』ということではなく、『自問自答』型のセルフコーチングでも良いわけです。

目の前のことに夢中になることも大事ですが、定期的に立ち止まって、「自分自身に対して問いを投げかけてあげる」習慣を持つことが大事になりそうです。

ぜひ参考にしてみてくださいね!


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