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一年の計は「タニモク」にあり。 #年末年始のルーティン

西村です。今週の日刊notersマガジンのテーマは #年末年始のルーティン ということで、5時こーじくんらしいテーマ設定ですね。

「一年の計は元旦にあり」という言葉があるくらい、年末年始の過ごし方はその人の個性が出るなぁ…と思います。

几帳面に年末にその一年をしっかり振り返りつつ、2019年に新年の抱負をSNSやブログで発信される方もいれば、土日もなくめちゃくちゃモーレツに働く起業家の方が、年末年始だけは実家に帰って、三が日の間はトコトン仕事のことを忘れてひたすらダラダラしてリフレッシュされていたり。

100人100通りの「年末年始の過ごし方」があるなぁと思います。僕も御多分に漏れず、「1年のふりかえり」と「新年の目標設定」をしたりするのですが、一風変わったやり方をしています。

「タニモク」という、新しい発想。

「目標設定&振り返り」と言えば、「自分一人で設定して、自分で振り返る」のが普通ですよね。

でも、自分一人で振り返るだけだと、どうしても視野が狭くなったり、ありきたりで予定調和な目標設定になってしまいがちです。

そんな中、2年前に出会ったのが「タニモク」(「他人に目標を設定してもらう」の略)という手法です。

「1年の振り返り」完全マニュアルと題したこちらの記事、3年前に公開されて以来、事あるごとにバズり、SNSを席巻し、累計1.9万いいねを超えているので、見覚えのある方もいるかもしれません。

振り返り&目標設定を、一人ではなく、他の人と一緒にやる。

というのが最大の特徴なのですが、これがまた面白いんですよ。

僕自身、3年前に「タニモク」に出会って以来、幾度となく「タニモク」を実際にやりましたし、タニモクの生みの親の三石原士さんに、「タニモク会」のファシリテーションのやり方を直伝してもらい、「タニモク会」を主催しています。
*僭越ながらタニモクのオフィシャルライフキュレーターにも任命いただきました…!

ピアプレッシャーが働くので「やらざるを得ない」

詳しいやり方は⬆️でご紹介した記事にすべて書かれている通りなので、そちらをご覧になっていただければと思うのですが、「当日を迎えるまでに、振り返りシートを埋める」という宿題があるんですが、これが結構大きいです。

人間は弱い生き物なので、「振り返り」の大事さをわかっていたとしても、「やろうやろう」と思っていたとしても、気づけばきちんと振り返る時間がないまま年末を迎え、大掃除だなんだと慌ただしく過ごしているうちに新年を迎えてしまった…というのはありがちなパターンです。

でも、「1年を振り返る」という場がセッティングされることで「締め切り効果」が生まれ、さらに「他人」という視点があることで、「他の3人がやるなら自分もやらなきゃ」というピアプレッシャーが生まれ、「やる確率」を極限まで高めることができるんですよね。

「他人」からのフィードバックは宝物。

「タニモク」最大のポイントはもちろん、他人からのフィードバックが受けられる、という点です。

自分一人での振り返り&目標設定の場合、どうしても、想定の範囲内・今の延長線上・独りよがりな内容になってしまいがちです。

「タニモク」では、4人1組になって、

1: 1年間の流れを語る 2: 周囲による深掘り質問 3: 発表者からの質問4: 発表者によるまとめ5: 他の3人からのコメント

というプロセスで振り返りができるので、自分以外の「三者の視点」で1年を振り返ることができます。

さらに威力を発揮するのは、「目標設定」です。

本人の話を聞いた上で、「もし、私があなただったら…」という枕言葉をつけて「目標」を提案するので、自分では全く思いつかないような奇想天外な目標を設定することができるようになるのです。

この「振り返り」と「目標設定」は、それぞれ独立して行うことができるものですが、同じ4人組で「振り返り」から「目標設定」までを一緒にやると、効果が倍増するのでオススメです。

「タニモク」で、「他人」が「仲間」に。

他人と一緒に振り返りを行うことで、自分一人では得られない「客観的な振り返り」と「ワクワクする目標設定」ができることが最大のメリットですが、もう一つ、「他人が仲間になる」という思わぬ副産物が得られます。

もし、「私があなただったら…」という枕言葉で、他人から目標を提案してもらうことで、「自分の目標」が「みんなの目標」に変わり、「共有された目標」ができることで、ただの「他人」からかけがえのない「仲間」に変わるのです。

#年末年始のルーティン として、自分一人ではなく、あえて他人と一緒に一年の振り返りと新年の目標設定をやってみる。まだやったことない人はぜひ今年からやってみてください!

少しハードルが高いかもしれませんが、bosyuなどをうまく使ってFacebookやTwitter、noteで「一緒に振り返り会やってくれる人募集🙋‍♂️」と呼びかけたら、きっと名乗り上げてくれる人があらわれるはず。ぜひ一度騙されたと思ってやってみてくださいな👏


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