無人島に住む人から見える景色
この前、イベントに行くと無人島開拓者(むじんちゅ)のTessiさんと出会った。彼の言葉は新鮮で、なぜか自分の心に刺さったからここに残したい。
「ありがとうが一番最初に来る」
人前を通るとき、何か受け取るとき、いつも無意識に言ってる言葉がある。
「すいません。」
僕も意識するとよく言ってることに気づく。
これが無人島ではどうなるか、
「ありがとう。」
これが一番最初に来るらしい。素敵だ。こんな人になりたい。こんな世界ならいいなっ。そう思った。
でも、この違いはどこから来てるのか疑問に思った。
無から有の考え方。
一番最初に出る言葉の疑問の答えがここにあった。
この時代はモノがあふれてる。腹が減ったら、コンビニに行けば食べ物はあるし、困ったら、それを解決するものが大抵はすぐに手に入る。
無人島は限りなく反対に位置する。腹が減ってもコンビニはないし、何もない。
そんな無人島で暮らすとどうなるのか。島から帰ってきたときに視点が変わっていた。Tessiさんは言う。
何もないところから考えられる。ゼロベース志向がほんとの意味でできる。モノがあふれてるこの時代でも、無から有を見れる。
するとどうなるか、
簡単に言えば、すべてに対して”ありがたみ”を感じられる。という。
「ありがとう」が一番最初に来る理由はここにあるんだなと思った。
人やモノ、何に対しても、それがあるありがたみ。当たり前じゃない。僕らは、その感情が決裂してる。
ありがたみを感じられれば、自然と「ありがとう」が一番最初に来る。そう思う。
僕らは、人やモノがそこにあるのは当たり前。そのうえで自分主体で考えてるから、「(迷惑かけて)すいません」が一番最初にくるのかな。
Tessiさんの生き方
SOUTA!迷ったらこれ読め!にも書いたんだが、彼の生き方に感銘を受けた。
なぜ無人島で生活することを選べたのか。不思議だった。行動力とかの次元じゃない。どうやったらその選択にたどり着くのか。
信念だと言う。
明日何が起こるのか分からない。具体的な目標に縛られずに、それ以前にブレない芯を持ってる。その信念を先に決めて、信念に従って判断してる。
彼には、キャッチコピーがある。
”ドラマティックな日々を。シネマティックな人生を。”
死んだときに一本の映画を作る。その主人公は自分で、内容は自分の人生だという。
そこから判断する。どっちの方が映画として面白いか。ワクワクするか。奥深いか。その基準までは分からないが、判断基準は映画だという。
だから、無人島に行かないかといわれたときに、すぐ行きます!って判断できたらしい。
その判断をし続けて、日々の日常もドラマティックなものにしたいという。
僕は”男は滾る方を選べ”という信念があるが、その基準で判断できているかといわれると全然だったので、Tessiさんをすごいなって純粋にそう思った。
あと、僕もその考えがいいなって思ったから、信念ベースで考えて、行動まで落とし込める人になりたい。いや、なる。
苦しいときは、、、。
フリーランスで、好きなことを仕事にするのはめちゃめちゃ大変らしい。マネジメントから営業、マネタイズなどなど自分一人でしなきゃいけない。
ちょ~しんどいし、苦しいけど、そんな時は楽観的に考えるという。
前までのフリーランスと今のフリーランスを比べると、今の方が社会的地位もあるし生きやすい。人類史上一番マネタイズしやすいのが今。
そう考えると楽になる。
とはいえ、覚悟はいる。
ただ、覚悟の大きさの分だけ、大きなものになるという。
辛いときやしんどい時に人の中身が出ると思っているから、そんな時に楽観的に考えられるところがTessiさんの魅力の一つだと思った。
最後に
彼なりに思ってることがありつつも、僕ら若者に夢を与えてくれる存在で、人間としてすごい人なんだなって思った。
人間力。決断力。行動力。マネタイズ力。コミュニケーション力,,,etc
どれも分からないくらい半端ないけど、
一旦置いといて、
彼のような、目がキラキラしてるそんな大人になりたいなっ。
Instagram→Tessi|無人島開拓者(むじんちゅ)
written by→江藤壮汰
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