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【推しの子】考察①この作品のテーマは''嘘と真実''
そろそろピースが揃ってる感があるので推しの子の考察してみようと思います。
(単行本13巻まで読んでるので雑誌派の人には失笑ものかもです...)
まずは本作のテーマですが、色々あるとは思うんですけど、''嘘と真実の境界線の曖昧さ''というのが一つ重要なテーマなのではないかなと。
最初のコマが
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この物語はフィクションである。
というか、この世の大抵はフィクションである。
ですよ。
1話の話題はずっと嘘の話ですしね。
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''嘘は武器''
''アイドルは嘘という魔法で輝く生き物''
''嘘はとびきりの愛''
ここまで執拗に嘘を肯定する話で始まるんですから。嘘と真実に関して何らかの結論を出すのは固い予想なんじゃないかなと。
どんな結論を出すかと言うと
''言葉は嘘でも動いた感情は本物''
だろうなぁと。
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嘘の力を肯定する場面が多いですが、
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アイの人気が爆発したのは’真実''がキッカケでした。
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星野アイという嘘に嘘を重ねた人は最後に“愛してる''という言葉が嘘じゃない事に安堵して死んでいきました。
そもそもで漫画が大きく言えば嘘なわけで、嘘を否定するはずはないんですけど、同時に漫画は読者の心を本当に動かす事を目指しているものじゃないですか。
である以上、“言葉の嘘“と''本物の感情''を肯定するのが推しの子の大事なテーマなんだろうと思います。
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ね。
このまま漫画論にもなりそうじゃないですか?
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