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ワンピース考察:ビビに関してのアレコレ

ビビに関しての巷の考察は多分全部無いと思うんですよねえ。
そんなにトリッキーな役回りじゃ無いと思います。

ビビ=イム様説

イム様に限らず、世界政府側の要人だとするなら、BWに所属していた点が説明つきません。
クロコダイル以上の権利者なのであれば、わざわざ自分が危険を冒してBWに潜入するより、早く確実にクロコダイルをアラバスタから排除する方法があったはずです。

多重人格などを考慮すれば、そういう点も説明できなくは無いですが、麦わら一味とビビはリトルガーデン、ドラム王国とアラバスタに着くまでにもそこそこ長く一緒に冒険していてそれを思わせるような描写もありませんでした。

この辺りから少なくとも価値観的には、アラバスタ王国やその国の人々を大切にするし麦わら一味の事も仲間として大切にしている善良な人。
という風に人間性は解釈していいと思っています。

ビビ=古代兵器説

コレも個人的には否定的です。
そもそもアラバスタにはプルトンに関するポーネグリフが存在していたわけで、仮にアラバスタに古代兵器が関係するならプルトン絡みだろうと思うのです。

アラバスタにはプルトンの場所を記したポーネグリフがあり、アラバスタ王家は代々ウラヌスを継承してきた。みたいなのはゴチャゴチャしすぎじゃないか、というのと、古代兵器と関わり深すぎて不自然じゃね?という感覚です。

そして、プルトンは設計図もある、機械的なモノであるのが濃厚です。

アイスバーグとフランキーのこのリアクション、特に「造れんのか」というフランキーの言葉からはしらほしみたいな生き物をさしてるとは考えにくいと思うんですよね。

ある国の王族や王しかプルトン操作できない可能性はある

とすると、最も古代兵器と近接したとしても、起動や操作にビビの力が必要的な流れかなと思いますが、実際にプルトンがあるのがワノ国である事やモモの助が「絶対に死んではいけない」事などから、それがあるならまずモモの助なんじゃないかと思うんですよね。

アラバスタに、「プルトンはワノ国にある」と書かれていて、実際ワノ国にプルトンがあって、モモの助というまだ明かされてない背景を持ったキャラがいて、それを差し置いて「ビビしかプルトンを操作できない」はこれまたなんかゴチャついてますよね。

プルトン実は試作機と2つあって、ワノ国の他にアラバスタにもある、という考察を見た事があってそれには説得力感じています。

まず、ワノ国にあると書いてあるポーネグリフだけがアラバスタに置いてある、というのが不自然。
また、その状態でなぜ、ポーネグリフが読めるわけでもないクロコダイルはアラバスタにプルトンがあると思ったのか。
というあたりの説明がつくからです。

そうすると、ワノ国の将軍の息子であり将軍になったモモの助と、アラバスタの国王の娘であり、コブラの死んだ今アラバスタの女王になるであろうビビが対になるような存在で、共に自国に隠されたプルトンを操作したり起動したりする唯一の資格を持つ、というのは綺麗な流れに思えます。

ビビは今後麦わら一味と敵対する?

ここに関しては上2つと矛盾すると思われそうですが、あり得るような気がしています。

理由はこのセリフで、「いつかまた会った時、麦わら一味に仲間として扱われる事が感動的に盛り上がる」流れを逆算すると、「麦わら一味にとても仲間とは呼べないような事をする」というのはそこそこあり得るんじゃないかなと。

ここに来て失踪という重大事件が起こっているので、それをなんらかの形で解決しないはずはなく、麦わら一味との再会はほぼ確定していると思うと、単にどこかに攫われているビビを助けて再会よりも、ナミやロビンの時のように裏切ったとすら思えるような行動を取ったビビをそれでも信じ、その理由ごと解決して、救う。
というのが、純粋にアツいし多分尾田先生の好きなヒロインの助け方なんじゃないかな笑

まとめ

・ビビは根はいい子
・古代兵器と関わるとするならプルトンは2つあって、モモの助と対になる存在がビビ
・麦わら一味と再会するときは「一見敵対したかのように見える形になる」

というのが個人的なビビに対しての考察になります。

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